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クルミットです♪
今回は賭場の駆け引きから始まって、最後は郷試に向かう顧九思を家族総出で送り出すところまで、盛りだくさんの回でした。西鳳娘子との勝負の行方も気になりますし、顧九思と柳玉茹が義兄弟の契りを結ぶ場面もじんわり来ます。それでは11話を一緒に見ていきましょう!
長風渡 11話のあらすじ
顧九思にそっと頼まれて、柳玉茹は西鳳娘子に作り笑いを向け、もう邪魔をしないことにしました。第五局が始まる前、顧九思はサイコロを振る役を柳玉茹に変えてほしいと申し出て、西鳳娘子もそれを了承します。
柳玉茹に代わってもらったのに顧九思また負けるの、と思わずツッコみたくなりました
それでも第六局も顧九思の負け。彼は続行を求めますが、西鳳娘子はここで迷い始めます。もし第七局まで進んで誰も払えなくなったら、手足を切り落とすことになってしまうからです。顧九思の腕前は決して低くないのに、六局も連続で負けるのはおかしいと西鳳娘子は気づきました。音でサイコロの目を聞き分ける彼女がわざと六回外したのだとしたら、顧九思の実力は底が知れません。今ここで負けを認めれば痛み分けで済みますが、続ければ身代を失いかねない。彼女は主人への説明もつかなくなってしまいます。
柳玉茹がサイコロの壺を開けようとしたその瞬間、西鳳娘子は立ち上がって負けを認めました。座は白けて、みんな次々に帰っていきます。顧九思の助けもあって、周燁の従弟である阿玉が抱えていた六局分の借りも帳消しになりました。
帰りの馬車の中で、顧九思は柳玉茹に、あの阿玉はただ者ではなく悠州節度使范軒の息子だろうと話します。柳玉茹がなぜ自分を信じたのか気になった顧九思ですが、彼女の本音を聞くと黙り込んでしまいました。
こういう不意打ちの沈黙、顧九思の照れ隠しなんだろうなと勝手に想像してしまいます
一方、西鳳娘子の背後にいる主人は洛子商でした。悠州の若君を賭場で丸め込む計画は失敗しましたが、洛子商は怒りません。事はそう単純ではないとわかっているからこそ、わざわざ揚州まで来たわけで、次は失敗しないよう西鳳娘子に釘を刺すだけでした。
顧九思と柳玉茹は翠明楼で周燁と落ち合います。顧九思の説明で、柳玉茹はようやく理解しました。西鳳娘子が賭けていたのはサイコロの目、顧九思が賭けていたのは人の心だったのです。
サイコロじゃなくて人心を読んでたって、後出しでかっこよすぎませんか
周燁は、顧九思の才覚なら名を上げるのは時間の問題だと断言します。揚州の豊かさが悠州とは比べものにならないと痛感した周燁に、顧九思は悠州の貧しさは地形の問題だけでなく商業が発達していないこともあるし、北梁との戦が絶えないのも結局はみんな生き延びたいだけなのだと語りました。恵まれた立場にいながら人の心を見抜き民を思いやる顧九思に、周燁はこんな友を持てたことを幸せに思います。三人は月の下で酒を酌み交わし、義兄弟の契りを結びました。
かなり酔った顧九思は本音をこぼします。今日初めて怖いと感じたこと、必ず力をつけて柳玉茹を守ると約束したこと。柳玉茹はただ、嫁いだことを後悔しないでいてくれればいいと返し、後悔しないと答えました。
酔った勢いでの約束って軽く聞こえがちなのに、なんだか信じたくなる言い方でした
翌日、柳玉茹は江柔に、顧家と一緒に揚州を離れる決心をしたことを伝え、行き先についても自分なりの考えを話します。顧九思はまもなく郷試に臨むため、江柔と柳玉茹は彼のために祈願しようとしますが、当の本人は逃げ出してしまいました。顧朗華は息子に厳しく、受からないだろうと決めつけて、顧九思はそれが不満で仕方ありません。江柔がもっと励ますようにと諭すと、顧朗華はぐちゃぐちゃな字で書かれた答案を見せてきました。
顧朗華はこの日から家の中で「落」や「下」という言葉を禁じ、「高」と「中」しか使わせないようにします。及第糕まで用意して、何日も続けて食べさせるものだから、顧九思はすっかり飽きてしまいました。
験担ぎのしつこさ、うちの実家の受験期を思い出して笑ってしまいました
家族に見送られながら、顧九思は郷試へと旅立っていきます。
長風渡 11話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、西鳳娘子が壺を開ける直前に自分から負けを認めた場面です。あそこで意地を張らずに引いたのは、賭場で生きてきた人の勘なんだろうと思います。顧九思がわざと負け続けて相手を追い詰めていたと知ったときは、賭け事の強さって度胸だけじゃないんだなと感心しました。
洛子商が失敗しても怒らなかったところも気になります。次は失敗するなと言うだけで済ませるあたり、この人はまだ本気を出していないのだろうと勘ぐってしまいます。
義兄弟の契りを結ぶ場面は、素直にほっとしました。顧九思が酔って本音をこぼすところは、いつもの飄々とした彼とは違う顔で、柳玉茹に対する気持ちが少しずつ本物になっていくのを感じます。
後半の及第糕エピソードは笑ってしまいました。顧朗華の不器用な励まし方、口では厳しいことを言いながらやることは験担ぎだらけで、親心の出し方が下手すぎます。顧九思が糕を見るたびうんざりした顔をしていたのが目に浮かぶようでした。
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