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ミンハイに到着したニン・イーと知微を待ち受けていたのは、煌びやかな都の権謀術数とは全く異なる、血なまぐさい死の影でした。地方の実力者チャン・ジョンシンが張り巡らせた策は、軍隊の衝突ではなく、逃げ場のない「疫病」という名の絶望です。ニン・イーが極限まで弱り切り、知微がなりふり構わずその命を繋ごうと奔走する姿に、二人の関係がこれまで以上に危うく、それでいて固く結びついていることを痛感させられます。それでは37話を一緒に見ていきましょう!
鳳凰の飛翔 37話のあらすじ
ミンハイを支配するチャン・ジョンシンは、朝廷への忠誠を装いながら、裏ではニン・イーを葬り去る計画を虎視眈々と進めていました。彼はこの地で蔓延している疫病をあえて利用し、感染拡大エリアへとニン・イーを誘導。自ら手を汚すことなく、この地で彼を死に至らしめようと画策します。
疫病という、誰にも制御できないものを武器として扱うなんて、チャン・ジョンシンのやり方はどこまで卑劣なの。その冷徹な計算高さにゾッとしたよ。
ほどなくして、ニン・イーの体に高熱や激しい咳、そして赤い斑点という疫病特有の症状が現れ始めます。死を覚悟したニン・イーは、周囲への感染拡大を恐れ、「来るな」と叫んで知微を懸命に拒絶します。しかし、知微は彼の制止を力強く振り切り、そのまま彼のもとへと駆け寄りました。
「来るな!」という必死の叫び声、自分はどうなってもいいから知微だけは守りたいっていう悲痛な愛が伝わってきて、胸が張り裂けそうだった。
知微は「あなたがどこへ行こうと、私は離れない」と強い眼差しで告げ、ウェイ・ジーとしての立場を忘れ、一人の人間として必死の看病を始めます。一方、ニン・イーの病状を知ったチャン・ジョンシンは、偽の医師を送り込んだり、正規の薬の流通を遮断したりと、回復の道を完全に絶つための卑劣な暗躍を重ねます。
ただでさえ苦しい状況なのに、薬まで奪うなんて救いがないよ。青白くなっていくニン・イーを見ているだけで、こっちまで息が苦しくなる。
そんな極限状態の中、知微を案じてミンハイまで駆けつけたホーリエン・ジョンが姿を現します。彼は知微が直面している絶望的な光景を目の当たりにし、彼女をなんとか連れ出そうと奔走することになります。
ホーリエン・ジョンが必死になればなるほど、知微の心にはニン・イーしかいないことが浮き彫りになって、彼の切なさが胸に突き刺さるよ。
意識が混濁する中、ニン・イーは亡き母の記憶と激しい戦いの夢にうなされます。彼を現実に繋ぎ止めていたのは、必死に名前を呼び続ける知微の声でした。彼女はチャン・ジョンシンが差し出した薬に毒が仕込まれていることを見抜き、自ら薬草を求めて奔走するなど、命がけで彼を守り抜こうとします。
物語の終盤、薄れゆく意識の中でニン・イーが知微の手をそっと握り返します。言葉はなくとも、二人の間には強い絆が宿っていました。しかし、外ではチャン・ジョンシンの軍勢が包囲を強め、逃げ場は刻一刻と失われています。
最後の手を握るシーン、言葉なんて必要ないね。ただ、外には敵が迫っているっていうのに、この先どうやって切り抜けるの。
37話で一番心を揺さぶられたシーン
今回、何よりも胸を打たれたのは、ニン・イーの拒絶を真っ向から拒否し、知微が彼に寄り添い続けた場面です。普段は男装のウェイ・ジーとして、冷静に自分を律している彼女が、すべてを投げ打って必死に彼の体を拭い、薬を飲ませる姿。そこには、もう主従や身分の壁など存在せず、ただ「この人を失いたくない」という切実な祈りのようなものが見えました。
ニン・イーもまた、普段見せる隙のない冷徹な顔を捨て、弱りきった素の姿を彼女の前に晒しています。極限状態の中で、ようやく二人の間にあった心の壁が崩れ去り、純粋な信頼だけが残ったように感じます。チャン・ジョンシンの悪意はあまりに深く、どこまでも汚らわしいけれど、この瞬間の二人の絆だけは、何人たりとも汚すことはできない強さを感じました。
一方で、チャン・ジョンシンの冷酷さは際立っていました。疫病という、本来であれば誰もが恐れ、鎮めようとする災害すら、彼は自分の支配を維持するための道具として使いこなしています。権力に執着するあまり、人間の心さえ失った彼のあの不敵な笑みが、この回の不穏さを象徴していました。
ホーリエン・ジョンが加わったことで、状況はますます混沌としています。ニン・イーの体調はどこまで悪化してしまうのか、そして知微の知恵と勇気だけで、この絶望的な包囲網を突破できるのでしょうか。次の展開を思うと不安でたまりませんが、どうか二人がこの過酷な状況を生き抜いてくれることを願うばかりです。
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