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クルミットです♪
前回の張り詰めた重苦しい空気のまま、見ているこちらも呼吸が浅くなってしまいますね。
蕭定権がどれだけ傷つけば気が済むのかと、胸が苦しくなる場面ばかりです。
味方であるはずの父親が一番残酷で、本当にやりきれません。
どうしてここまで太子を追い詰めるのでしょうか?
それでは39話を一緒に見ていきましょう!
鶴唳華亭 39話のあらすじ
皇帝は冷たい視線を向けながら、鋭い利剣を蕭定権の手に再び握らせます。
剣を持たされた蕭定権は、千斤の重荷を背負わされたように足取りを重くする。
彼は一歩また一歩と、極めて緩慢な足取りだった。
その姿を見守る周囲の者たちは、次に太子が何をするのか息を潜めるばかり。
陸文昔は絶望の中で静かに目を閉じ、自分に訪れる最期の瞬間を静かに待ちます。
そして蕭定権は、意を決したように長剣を高く振り上げました。
しかし、彼が断ち落としたのは、陸文昔の黒髪のひと筋だけだったのです。
剣を手放した蕭定権は、その場に崩れ落ちるように膝をつく。
彼は額を地面に擦りつけるようにして、どうか陸文昔の命をお許しくださいと父皇に懇願します。
ところが皇帝は、実の息子の優柔不断な態度に激しい怒りを覚えるばかり。
太子の甘さを許さない皇帝は、容赦なくその場で過酷な家法を命じます。
太子の背中は太い杖で何度も容赦なく打たれ、みるみるうちに衣服が裂けていく。
背中は見るも無残な血まみれの状態になります!
蕭定権は激痛に耐えきれず、冷たい地面へと倒れ込む姿だった。
あんなに血が出るまで自分の息子を打つなんて、本当に実の父親がすることですか?
息子の苦痛を間近で見ていた蕭定棠は、ここぞとばかりに父皇に取り入ろうと媚びを売る。
でも皇帝は、大臣たちに見られないよう早く屋敷へ立ち去れと冷淡に命じるだけでした。
そこで蕭定棠たちは宗正寺の外へと足早に歩みを進めます。
ところが、建物の外にはすでに多くの重臣たちが集まり、周囲を取り囲んでいたのだった。
領地の藩地にいるはずの蕭定棠が、なぜ都のこんな場所に姿を現したのでしょうか?
集まっていた大臣たちは一様に目を見張り、驚きの色を隠せません。
一方、激しい罰を受けて重傷を負った蕭定権は、寝台の上でぐったりと横たわる状態。
そんな彼に寄り添い、かいがいしく看病を続けたのは陸文昔です。
彼女は自分の身に迫る危険も顧みず、心を尽くして太子の傷の手当てにあたります。
自分だって殺されかけた直後なのに、太子の看病ばかりしていて胸が痛みます。
そのころ前線では、長州を守る李明安が敵軍の猛攻にさらされ、まさに燃眉の急というべき危機に直面していました。
この差し迫った窮地を救うため、顧逢恩が独断で動く。
彼は上官の指示を待たず、勝手に手勢を率いて敵軍の兵糧庫を焼き払う奇襲に出たのです。
兵糧を焼き払う作戦は見事に成功し、城を守り抜く大きな一手だった。
しかし、無理な奇襲がたたり、顧逢恩は敵軍の包囲網の中に閉じ込められてしまいます!
この勝手な抜け駆けを知った楊勇の怒りは、机を激しく叩くほど凄まじいものだった。
軍規を破ったことに激怒した楊勇は、包囲された顧逢恩を救出しないと冷酷に決めてしまいます。
仲間を危険の中に置き去りにするなんて、あまりに酷い判断だと思いませんか?
味方を助けるために必死で戦ったのに、見殺しにするなんて冷たすぎます!
宗正寺の中では、陸文昔が衰弱しきった蕭定権のそばを離れずに付き添う日々。
ふと窓の外の空を見上げると、そこには美しい虹が架かっています。
あまりに過酷な苦境の中で、陸文昔はかすかに苦笑いを浮かべました。
やがて蕭定権がようやく目を覚ます。
しかし、その背中に残された傷口は、今なお直視できない痛々しい傷跡。
同じころ、皇帝は趙貴妃を新たな皇后へと冊封することを決定します。
そこで皇帝は許昌平を呼び出し、蕭定棠へ冊封の聖旨を届ける使者として送り出したのだった。
聖旨を受け取って有頂天になった蕭定棠は、許昌平に対して自分の配下に入らないかと持ちかける。
これに対して許昌平は、当たり障りのない笑みを浮かべ、遠回しにその誘いを断りました。
許昌平が蕭定棠の誘いをさらりとかわしてくれた場面、胸がすっとしました。
寝台の蕭定権を支えるため、陸文昔は使い終えた水を捨てようと部屋の外へと出ます。
すると突然、待ち伏せていた何者かが彼女を強引に連れ去ろうと腕を掴んだ!
異変を察知した蕭定権は、激痛の走る体を無理やり引きずって部屋の外へと駆け出す。
傷口を押さえながら現れた彼の前に立っていたのは、禁軍を率いる李重夔の姿。
李重夔は皇帝直々の聖旨を手に携えていたのです。
蕭定権は陸文昔の手を固く握りしめ、誰にも彼女を連れて行かせまいと必死に庇い立てします。
しかし、勅命を背負った李重夔の前では、傷ついた皇太子の抵抗も虚しく阻まれてしまう。
兵たちによって陸文昔の手は強引に引き離されてしまいます。
去り際、蕭定権は鬼気迫る表情で、自分の許しなく絶対に死んではならないと言い渡す。
手を固く握りしめて絶対に死ぬなと言い放つ蕭定権の姿に、見ていて胸が詰まりました。
連行されて外へ出た陸文昔を待っていたのは、勝ち誇った顔の蕭定棠です。
自分の生母が皇后に冊封された以上、皇太子妃を陥れるような真似をする理由などないはずだと彼は言い放つ。
事件の全責任は陸文昔ひとりにあると、得意げにまくし立てる蕭定棠の姿。
そこへ、騒ぎを聞きつけた蕭定権が、痛みに顔を歪めながら姿を現します。
蕭定棠の口から出た言葉を聞いた蕭定権は、一体何が起きているのか信じられない思いで問い詰めた。
趙貴妃が皇后になったという事実を知った蕭定権は、激しい怒りを爆発させて蕭定棠を力任せに殴り倒します!
地面に叩きつけられた蕭定棠を見下ろす蕭定権ですが、事態を変えることは叶わない。
連れ去られる陸文昔の後ろ姿。
重傷を負った体では愛する人ひとり守ることができず、蕭定権は底知れぬ無力感に苛まれる。
そのころ、趙貴妃は静かに宮門の前に立ち、遠くを見つめていた。
皇帝がなぜ今になって自分の地位を引き上げたのか、彼女は冷徹なまでに理解している。
後ろ盾を失った蕭定棠の力を補強するためであるのは明白。
蕭定棠を強化しなければ、朝廷で蕭定権に対抗できる勢力がなくなってしまうからだ。
すべては朝廷の均衡を保つための皇帝の計算。
趙貴妃は豪華絢爛な鳳冠霞帔に身を包み、新皇后として華やかに即位する。
その儀式の陰で、蕭定権は父皇のあまりに不公平な仕打ちを泣き叫び、声を枯らして嘆くしかなかった。
実の父親からここまで残酷に扱われる息子が、一体どこにいるというのでしょうか?
ただの政治の道具として皇后の座を利用する皇帝、本当に腹が立ちます!
一方、李重夔と蕭定棠によって護送されていた陸文昔は、決して諦めてはいなかった。
彼女はその類まれな鋭い弁舌を駆使し、護送の指揮を執る李重夔へ必死に語りかける。
陸文昔の必死の説得に心を動かされた李重夔は、なんと彼女をその場で密かに解放する。
自由の身となった陸文昔は、一刻も早く太子の元へ戻ろうと、なりふり構わず全力で走り出しました!
鶴唳華亭 39話の感想まとめ
今回の39話で何より一番胸に刺さったのは、蕭定権が趙貴妃の封後を知った瞬間に蕭定棠を殴り飛ばした場面でした。
背中を血まみれにされ、愛する陸文昔を目の前で奪われ、亡き母の思い出まで踏みにじられたら、怒りを抑えられるはずがありませんよね。
蕭定棠のあの小馬鹿にしたような勝ち誇った顔、本当に見ていてイライラしました!
痛む体を引きずって拳を叩き込んだ場面は、見ていて少し胸がすく思い。
でも、殴り倒したところで陸文昔を取り戻せるわけでもなく、蕭定権の無力さが際立って余計に切なくなりますね。
それにしても、皇帝の非情なバランス感覚には心底うんざりしてしまいます。
李柏舟たちが失脚して蕭定棠の勢力が弱まったからといって、趙貴妃を皇后に据えて息子の後ろ盾にするなんて、父親としてどうなのでしょうか?
朝廷の均衡を保つためなら、実の息子の肉体を痛めつけ、心をズタズタに引き裂いても平気なのでしょうか?
蕭定権が声を枯らして父皇の不公平を嘆き悲しむ姿は、本当にやりきれない気持ちになります。
父親からの愛情を求めているだけの息子に、どうしてここまで冷酷になれるのでしょうか?
趙貴妃自身も、皇帝の愛情ではなく政治的な都合で皇后に選ばれたと分かっているのが何とも複雑な気分。
きらびやかな衣装をまとって喜んではいても、中身はただの権力争いの道具にすぎないのでは?
それでも我が子のためにその座を利用しようとするしたたかさには、恐ろしさすら覚えるほど。
前線で孤立してしまった顧逢恩のことも気が気ではありません。
李明安の窮地を救おうと必死で敵の兵糧を焼いたのに、命令違反を理由に見殺しにされるなんて理不尽すぎます!
仲間を危険の中に置き去りにする楊勇の決断、本当に許せますか?
蕭定権のために泥をかぶって戦っている仲間たちが、どうしていつもこんなひどい目に遭うのでしょうか?
そんな絶望ばかりの状況の中で、陸文昔が李重夔を言葉で動かして逃げ出したところには救われました!
力づくで連行されても決して心を折らず、自分の言葉で道を切り開く彼女の強さには本当に頭が下がる思い。
着物を振り乱しながら蕭定権の元へと無我夢中で走り続ける陸文昔の後ろ姿を、ただただ無事に辿り着いてほしいと祈るような思いで見つめるばかり。
『鶴唳華亭』第29話で、大牢の外で陸文昔を待ち構えていた姜尚宮が彼女の手の中に押し込んできたものは何か?
『鶴唳華亭』第32話で、陸文昔は蕭定権の部屋を去る際、机の上に何をそっと置いたか?
『鶴唳華亭』第35話で、毒を盛られて倒れた太子妃と六皇子を前にした陸文昔は、机上にあった一杯の牛乳をどちらに飲ませたか?
『鶴唳華亭』第38話で、蕭定権が皇帝を脅すために示した印章の箱の蓋を陸文昔が開けたところ、中身はどうなっていたか?
『鶴唳華亭』第41話で、皇帝の命を受けた許昌平は、蕭定権の手のひらを戒尺で何回叩いたか?
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