鹿苑記 第14話 あらすじ・感想|禁断の恋と妖画事件の結末、そして鬼市へ――新たな謎が動き出す!

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「画中仙」を巡る呪い事件はついに真相にたどり着き、悲しい恋の物語も明かされました。
そして物語は次なる舞台、“鬼市(きいち/闇市)”へ。
切なさと新たな謎が絡み合う第14話。
それでは第14話を一緒に見ていきましょう!

鹿苑記 第14話のあらすじ

林清秋は洛寒水(ルオハンシュイ)の過去をたどる中、
彼の描いた絵の中に小妾(しょうさい/側室)が身につけている木簪(ヘアピン)が描かれていることに気づきます。
徹底した調査で、洛寒水と小妾が幼なじみで互いに思い合っていたことも判明。
しかも洛寒水の手は鍛え抜かれており、武術の心得があることも明らかになりました。

実は洛寒水が事件に関与した決定的な証拠は、
鹿南一がかつて“画中仙”に触れて幻覚を見た経験や、林清秋自身が自ら毒を試したことで確信。
洛寒水が巧みに画を富商に渡し、“画の呪い”を利用して一連の事件を仕組んだことが見えてきます。

最終的に洛寒水が小妾に薬を渡していた場面を目撃し、全てのピースがつながりました。
「解毒薬まで用意していた」と聞いて、愛の深さと矛盾に思わず考え込んでしまいました。

洛寒水の告白――
富商は美人が“画から出てくる”と聞いて夢中になり、何としても絵を手に入れたがる色欲にまみれた人物。
洛寒水はそんな欲望を利用し、復讐の機会をうかがっていました。
本来は小妾と幸せになりたかったが、継母に反対され小妾は無理やり富商の元へ嫁がされてしまった過去。
洛寒水は金で小妾を連れ出そうとしましたが、富商に冷たく拒絶されてしまいます。

せめて彼女を守りたい一心で、香袋に解毒薬を忍ばせて渡すも、
「どんなに僅かな危険があっても、万に一つでも助けになれば」と願っての行動でした。
鹿南一は「そこまで愛しているなら、なぜこんな事件を…」と葛藤しますが、
洛寒水は全て自分の責任だと罪をかぶります。小妾もまた自らの過ちを認め、二人で償う覚悟を語ります。

陸白は「情に流されても、法は法。だが全て調べ尽くす」と厳しくも優しい言葉で結び、事件は収束。

一方、鹿南一と林清秋は食べ損ねていたワンタンを食べ直しに行き、
店主から「この子は流浪犬で、きっとご縁があるよ」と可愛い子犬を譲り受けます。
二人は子犬に「糖葫芦(タンフールー/中国の果物串おやつ)」と名付け、ささやかな幸せを感じます。
事件の後の、ほっとできる癒しのひとときが本当に心に沁みました。

その頃、陸白は林清秋との賭けに負けてしまい、「辞官して市中を練り歩く」という罰ゲームに渋々挑戦。
しかし林清秋は「実は目的は資料(巻宗)が欲しかっただけ」と本音を明かし、陸白のプライドを傷つけないよう気配りします。
結局、陸白は自分の立場と顔を守るため、正式に辞職せず資料だけを譲ることに同意します。

雷羽は宮北音のために手料理をふるまい、
自分が捕頭(役人)として命を張る理由や、過去の傷について打ち明けます。
「目立たないまま死にたくなかった」という本音に、宮北音も思わず胸を打たれ、二人の距離も急接近。

一方、陸白が用意した高級茶葉を下僕たちが驚く中、林清秋に贈ろうとしますが、
市民たちは林清秋に感謝の牌匾(はいへん/表彰の木札)を贈り、
「自分がもらえると勘違いしていた陸白がさらに赤っ恥…」というコミカルなシーンも。
陸白の“ツンデレお役人ぶり”には、ついクスッと笑ってしまいました。

林清秋は、洛寒水に墨魚玉佩(ぼくぎょぎょくはい/黒い魚型のお守り)について尋ねるため牢獄へ。
洛寒水は「鬼市(きいち/闇市)でよく見かける。仮面を付けて取り引きするが、とても危険」と忠告します。

陸白から無事に資料を受け取った林清秋は、師爺(しや/法律・書類担当の役人)にも鬼市の情報を確認。
「面を被っていないと取引できず、危険も多い」とのことでしたが、林清秋は「それでも行かなければならない」と決意。

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鹿苑記 第14話の感想まとめ

第14話は、愛と呪い、正義と罪が交錯する“画中仙”事件のクライマックスでした。

洛寒水と小妾の禁断の恋、そして事件後のささやかな幸せの描写に心を動かされました。

人を好きになることの痛みや強さ、そして人生の選択――
法や社会の正しさと、登場人物たちの想いがぶつかり合う物語は、
見ていて色々と考えさせられました。

一方で、糖葫芦という新しい家族が増えたり、
陸白や雷羽&宮北音カップルなど、サブキャラたちの個性もより愛しく感じました。

次なる舞台は“鬼市”――新たな事件と謎、そして林清秋と鹿南一の関係もどう動くのか、ますます目が離せません!

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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