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今回は、中国ドラマ『七時吉祥-しちじきっしょう』第1話のあらすじを詳しくご紹介していきます。上古の時代から六界がどう動き出すのか、そして仙君・初空（しょくう）がどのようにして試練を迎えるのか……気になる展開が盛りだくさんです。
それでは1話を一緒に見ていきましょう！
七時吉祥-しちじきっしょう 第1話のあらすじ
上古の時代に彩雲大地が誕生し、そこから六界が生まれました。九重天宮には多くの仙家がそれぞれの役目を担っており、姻縁を司る“姻缘阁（いんえんかく）”で小仙の祥云（しょううん）は、祈願文を祈願牌（きがんはい）に写し取り、姻縁祈願簿に誊写（とうしゃ）して世の人々をつないでいます。とはいえ、この単調な毎日に祥云は退屈さを感じ始めていました。
そんなある日、姻缘阁の責任者・紅線翁（こうせんおう）が泣きながら登場。なんと、三万年前に魔頭・沧海（そうかい）を討ち、三界を護り続けてきた戦神・初空仙君の姻縁を決められないまま、崖っぷちに追い込まれているというのです。しかも上からは「初空に姻縁をつけられなければ姻缘阁ごと潰す」とのお達しが。
困り果てる紅線翁を見た祥云は、なんとか彼の力になろうと奮起。上古から伝わる戦神・初空の輝かしい功績を披露する“初空の情缘オークション”を開催し、各仙女たちに情縁の権利を競り落としてもらう計画を立てます。初空はかつて沧海女帝が魔へと堕ちることを阻止するため、一部の元神を失って記憶をなくしましたが、その圧倒的な強さとカリスマ性はいまだ顕在。ドラゴン一族の姫・莺時（おうじ）も貴重な女娲石（じょかせき）を差し出し、初空の情縁を手に入れようと意気込みます。
ところが、その女娲石を狙う摩罗（まら）族が天界を急襲。護法・錦蓮（きんれん）率いる魔物たちが天界を混乱の渦に巻き込みます。天帝・昊轩（こうけん）は、今は閉関中の初空を呼ぶと反動が大きいと気をもみますが、もはや後には引けません。激しい戦いの中、祥云は祈願簿を取り返そうと奮闘しますが、危機一髪のところを初空に救われます。
初空は麒麟の神形を顕現させ、錦蓮たちを退けますが、その最中に天からは「沧海が再び復活する」という神託が下りてきます。三界に大きな危機が迫る一方で、初空はまだ元神を回復できておらず、姻缘阁としては早急に彼の情劫を成就させなくてはならない状況に。そんな事情を知った祥云は、姻缘阁が破壊されないよう、上古の神器“牵丝引（けんし-いん）”を盗み出します。これは本来縁がない者同士でも強制的に結びつけてしまうという強力なアイテム。
莺時と初空を結びつけようとしたはずが、なんと誤って祥云自身と初空が結ばれてしまい大混乱。初空が斧を取り出し結び目を断ち切ろうとするや否や、祥云は慌てて逃亡。追う初空と逃げる祥云がもみ合ううち、誤って“紅塵井（こうじんせい）”へと転落してしまいます。故障中の紅塵井は危険が大きく、落ちた者は不安定な輪廻道をたどることに。
気がつくと、なんと祥云はフサフサの白トラ、初空はボサボサの野猪（やちょ）に転生していました。
あの凛々しい初空が“野猪”になってしまうなんて衝撃的ですよね。
一方、記憶がない初空にとっては、どんな姿になろうと関係ないようで、どこか達観している様子。しかし、元の世界に戻ったときの報復を恐れた祥云はひたすら初空に媚びへつらい、なんとか命を拾おうとします。そんな矢先、山狩りに来た猟師たちに見つかり、命の危機が迫ります。
初空は勇敢にも身を挺して彼らに立ち向かい、祥云も必死に守ろうとするのですが、結局は猟師たちによって一撃で絶命。あっけなく初空の“猪生”は幕を閉じ、祥云も倒れてしまうのでした。
一瞬で状況が変わる展開に、本当にハラハラしてしまいますね。
七時吉祥-しちじきっしょう 第1話までの感想まとめ
第1話にして、まさかの“白トラ×野猪”転生という衝撃的な幕開けでした。
上古戦神としての威厳を保ちつつも、どこか抜けている（？）初空仙君のキャラクターも魅力的ですし、祥云の不器用ながらも憎めない姿にどんどん共感が湧きます。
“好き勝手に縁を繋げばいい”と思っていた祥云が、自分自身が巻き込まれてしまうところは面白いですよね。
また、時にコミカル、時にシリアスな展開がテンポよく描かれていて、まさに飽きるヒマがありません。
これから先、二人はどのように“情劫”を乗り越えていくのでしょうか。そして沧海の復活による三界の危機はいかに？次回がますます楽しみになってきました。
それでは、今回はここまで。次回は初空と祥云が再び転生するのか、それとも元の姿に戻るのか……？物語はさらに盛り上がりそうです。
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