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今回は、中国ドラマ『七時吉祥-しちじきっしょう』第19話のあらすじをお届けします。前回までで、聖凌教（せいりょうきょう）を舞台に師匠・初空（しょくう）と弟子・杨小祥（ようしょうしょう）の距離が一気に縮まりましたが、今度は天界でもとんでもない事件が……。天帝・昊轩（こうけん）による衝撃の行動が、一同を混乱の渦に巻き込むようです。
それでは19話を一緒に見ていきましょう！
七時吉祥-しちじきっしょう 第19話のあらすじ
初空は前世で目撃した雪山の悲劇を思い出し、改めて雪を嫌うようになっていました。過去には大切な人を大雪の日に失ったことがあり、「あの日のような生離別が再び起きるのは耐えがたい」と強く感じているのです。とはいえ、杨小祥もまた師匠の心の内を察し、「今度こそ笑顔でいてほしい」と願っています。
一方で、初空の身体は限界に近づきつつあるようで、そっと杨小祥の寝顔を見守った直後、血を吐いてしまいます。千忍（せんにん）と千谋（せんぼう）も「師匠はどうやら小師妹に本気のようだ」と感じつつ、その体調を心配していました。
同じ頃、天界では李天王（りてんのう）が激怒し、昊轩天帝に修茗（しゅうめい）の不正を告発しようとしていましたが、誤って“厄诛痕（やくしゅこん）”という禁術を目撃してしまいます。昊轩は秘密を知られた李天王を容赦なく追い詰め、彼を魂飛魄散（こんひはくさん）にしてしまいました。
昊轩天帝の非情な行動は、まさに衝撃的ですね。
地上に目を移すと、杨小祥が目覚めたときには初空の姿はなく、師匠として聖凌教を守るため外へ出ていました。初空は、裴修茗（はいしゅうめい）が杨小祥を危険な目に遭わせたと知り怒りを抑えきれず、「二度と彼女のそばへ近づくな」と厳しく警告します。
そんな初空ですが、内心では徐々に杨小祥への思いを抑えきれなくなっていました。千忍たちがこっそり盗み聞きした会話でも、杨小祥が「何でも師父のためにしたい」と言い切る姿に、「自分も彼女を守り抜きたい」と思いを新たにします。
やがて初空は、彼女に小さな簪（かんざし）を贈ります。それは前世で陸長空（りくちょうくう）が宋祥云に渡したものと同じ、かけがえのない品。杨小祥には記憶がありませんが、初空にとっては大切な誓いの証です。さらに初空は「もし自分がいなくなっても、莽撞（もうどう）な行動は控えてほしい」と伝え、おでこに優しく口づけします。杨小祥は自分の鼓動が高鳴るのを感じ、改めて「師父が好き」と気づくのでした。
ところが、闇から二人の行く手を阻む者がいました。金乌派の許文瑞（きょぶんずい）や黒袍人らが暗躍し、聖凌教の弟子を殺害しては杨小祥を連れ去ろうと機会を狙っています。初空が山下で事件を調べている間に、彼女は聖凌教の書庫で“玲珑心（れいりょうしん）”の秘密を知ってしまいました。
まさか自分が師父を救う“玲珑心”の持ち主だとは、夢にも思わないでしょうね。
さらに彼女は裴修茗の部屋を訪れるものの、そこには花冠や痕跡だけが残り本人は姿を消していました。焦った杨小祥は「師父は私を利用しているの？」と心がざわつき、初空が戻ってきてもどこかぎこちない態度を見せます。初空もまた、「宋祥云と杨小祥、どちらが本当の彼女なのか」「陸長空と初空は同じなのか別人なのか」と悩み、二人はすれ違ったまま冷戦状態に。
聖凌教の庭先を通り抜けるときも、初空はわざと物音を立てて彼女を振り向かせようとしますが、杨小祥は気にも留めず歩き去ってしまいます。「師父が私を必要としているのは玲珑心だからかもしれない」——そんな思いが渦巻き、二人の関係は再び暗い影を落とし始めていました。
七時吉祥-しちじきっしょう 第19話までの感想まとめ
今回のエピソードでは、最愛の弟子を守りたい初空の想いがますます強くなる一方で、杨小祥の中にも疑念が生まれ、二人の心がすれ違いを起こし始めました。天界では、昊轩天帝が李天王を惨殺するという衝撃的な出来事が起こり、修茗の“情劫妨害”も含めて事態は緊迫の度合いを増しています。
このまま二人の愛は完成を迎えるのか、それとも悲劇へと進んでしまうのか……予想がつかずドキドキが止まりませんね。
次回はさらに、金乌派の暗躍や修茗の行方がどう絡んでくるのかに注目したいところです。初空が苦しむ玲珑心の運命や、杨小祥の記憶が蘇る可能性も気になります。それぞれの思惑が複雑に交差するなか、みんながハッピーになれる道は本当にあるのでしょうか。
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