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クルミットです♪
前回、税銀がすり替えられていたことに気づいてしまった許七安。今回はその代償を早速払わされる展開になります。戸部侍郎の息子・周立が報復として許七安を陥れ、許七安が投獄されてしまうんです。でも捕まった許七安が黙っているタイプじゃないのは、もうみなさんもお気づきですよね。牢の中でどう動くのか、そして家族総出の救出劇がどう転がるのか。それでは4話を一緒に見ていきましょう!
大奉打更人 4話のあらすじ
戸部侍郎の息子である周立が画策したことで、許七安は捕らえられてしまいます。凶多吉少だと悟った許七安は、すぐに動きました。近くにいた甫頭を買収し、司天監にいる采薇のもとへ本を届けさせたのです。自分が危険な目に遭っていること、そしてこの本を渡せば助けてもらえるはずだと言い添えて。
追い詰められてもすぐ次の一手を考えるあたり、さすが現代の頭脳って感じでした
賄賂に釣られた甫頭は馬を飛ばして司天監へ向かい、采薇に会いたいと本を差し出します。ところが対応したのは当直の侍衛で、本は宋卿の手に渡ってしまいました。宋卿はいつも実験ばかりしている人物で、すでに何千回と失敗を重ね、顔は爆発で青あざだらけ。そんな彼が化学の知識が詰まったこの小冊子を見て、目の色を変えます。夢中で読み進めるうちに、一番肝心なところで内容が途切れていることに気づき、誰がこの本を送ってきたのかと問い詰めます。そこでようやく、許七安の狙いに思い至ったのでした。
一方、甥が捕まったと聞いた叔父の許平志は、押送の列の前に飛び出して刀を構えます。ですが多勢に無勢、あっという間に彼まで牢に入れられてしまいました。
身内のためにいきなり刀を抜くの、無茶すぎて逆に胸がぎゅっとなりました
許平志は連行される前に、妻へ雲麓書院にいる息子の許新年へ知らせるよう頼んでいました。許新年はすでに二人の大儒に師事しており、彼らの力を借りれば許七安を救えるかもしれないと考えたのです。母からの急な知らせを受けた許新年はすぐに師に報告。あの評判の詩を書いた本人が投獄されたと知った大儒は、その足で刑部尚書のもとへ向かいます。
ちょうど同じ頃、宋卿と二人の大儒がほぼ同時に尚書府に到着しました。いずれも要職にあり皇帝の覚えもめでたい面々ですから、尚書としても無下にはできません。彼らが助けたい人物の名を聞いた尚書は、すぐさま担当の役人を問い詰めます。もともと許七安は無実を訴えて捕らえられていただけの話。尚書の厳しい視線に耐えきれず、役人はあっという間に事の経緯を洗いざらい白状してしまいました。
こうして許七安は無罪放免に。牢を出る際、たまった鬱憤を晴らすように周立に何発か拳を見舞ったのが痛快でした。
これはやられっぱなしじゃないところが許七安らしいなと思いました
その日は家族みんなでようやく落ち着いて団欒の食事を囲みます。すると夕方、家の戸を叩く音が。訪ねてきたのは采薇でした。許七安が危ない目に遭ったと聞き、心配して様子を見に来てくれたのです。そして彼女は、いくつかの秘密を打ち明けてくれました。
税銀のすり替え事件の調包人は鄭新和と陸淐之であり、彼らの背後の靠山(後ろ盾)は户部侍郎の周顕平(周立の父)でした。今回許七安が投獄されたのは表向き周立の素行不良のせいですが、本当のところは許七安が税銀のすり替えに気づいたことで周家に恨まれ、報復として難癖をつけられただけだったのです。
結局全部つながってたのか、とちょっと背筋が寒くなりました
許家がこの事件に深く関わっているのはもう避けられません。表で動いているのは許家、裏で糸を引いているのは戸部侍郎の周顕平。この老獪な人物を完全に叩き潰さない限り、許家が無事でいられる保証はないのです。証拠はすでに握っているものの、正四品という高い地位にあり朝廷内に多くの取り巻きを持つ周顕平を、下手に捕らえれば朝廷全体が揺れかねません。そのため皇帝は采薇に、できるだけ早く元凶を捕らえる方法を考えるよう命じていました。
采薇に知恵を求められた許七安は、正面から挑んでも卵で石を打つようなものだと考えます。ちょうど今は京察(官吏の査察)期間。周顕平はどうやら穴埋めのための資金を急いで必要としているようです。だとすれば、彼の弱みを見つけ出し、周顕平を追い詰める導火線に火をつけるのが一番。そうすれば税銀事件の真相も一気に明るみに出るはずでした。
許七安は叔父と許新年に周顕平の弱点探しを任せ、自分は司天監に戻って宋卿の化学実験を手伝うことにします。現代の知識を持つ許七安にとって、実験を一つ二つ成功させるのは造作もないこと。尊敬のまなざしを向ける宋卿の前で見事に実験を完成させ、そのお礼として司天監から貴重な宝剣まで贈られたのでした。
投獄された翌日にもう実験の先生してるの、切り替え早すぎませんか
大奉打更人 4話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、やっぱり甫頭に本を託すところです。牢に入れられてもすぐに手を打てる冷静さ、地味に頼もしいなと思いました。しかもその本の中身が宋卿を動かす鍵になるとは、あの時点では思いもしませんでした。
家族が総出で動いてくれるところも良かったです。叔父さんが刀を抜いて飛び出すのは無茶すぎますが、それだけ許七安のことを大事に思ってるんだなというのが伝わってきて、ほっとしました。許新年が師である大儒にすぐ相談できる関係を築いていたのも、地味に効いていましたね。
そして周立への仕返しの拳。爽快でした。理不尽に投獄されて黙って耐えるだけじゃないところ、見ていて気持ちよかったです。
一方で、税銀事件の黒幕がはっきり周顕平だとわかったことで、この先の展開が一気に緊張感を増しそうです。正四品という立場の重さを考えると、正面からぶつかるだけでは済まなそうで、許七安がどんな搦め手を使うのか気になります。宝剣をもらってご機嫌な顔をしていた許七安が、次はどんな顔で周顕平と対峙するのか、そこが楽しみです。
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