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クルミットです♪
「大奉打更人」3話に来ました。前回、浩気楼というよくわからない場所に足を踏み入れた許七安。今回はまさかの脱獄事件に巻き込まれて、命の危険まで味わうことになります。そこから一転、打更人という仕事に誇りを持ち始めたと思ったら、待っていたのは笑えない監禁生活でした。許七安の運の悪さと、それでも折れない逞しさが同時に見られる回です。それでは3話を一緒に見ていきましょう!
大奉打更人 3話のあらすじ
許七安は相変わらず、浩気楼が一体どういう場所なのか気になっていました。そんな中、たまたま居合わせた場所で脱獄を企てる一団に遭遇します。許七安は必死に食い止めようとしましたが、犯人たちは脱獄に成功し、逆に許七安を殺そうと襲いかかってきました。
えっ、初っ端からいきなり命がけの展開!
もうだめかもしれない、そう覚悟した瞬間、宋庭風と李玉春が駆けつけます。二人はまさに恵みの雨のように許七安を助け、逃げようとしていた犯人たちも取り押さえました。
許七安は同僚たちと一緒に犯人を連行して、意気揚々と役所へ戻ります。この時の気持ちは本当に晴れやかで、生まれて初めて打更人という仕事をかっこいいと思ったのでした。
大奉の打更人は、夜回りや時刻の報告をする役目ではありません。役人を取り締まり、悪を懲らしめ、民を守る仕事だと分かります。
思ってたより責任重大な仕事でびっくりしました
これはなかなか良い仕事じゃないか。許七安はそう考えて、大奉で自分の力を発揮し、価値を取り戻そうと決意します。ところが叔父の許平志は深いため息をつき、そんなに未来を明るく考えるなと釘を刺しました。自分もかつては情熱に燃えていたけれど、結局は人に「算計」されてしまったのだと。
許七安が少し腕前を見せると、甫頭からは一目置かれるようになりました。ところが次に役所へ行くと、丁重に档案室(資料室)へ案内され、そのまま扉を外から施錠されてしまいます。名目は「静かで快適な仕事場を提供するため」。窓まで閉め切られて、理由は「邪魔が入らないように」だそうです。
それ、ただの監禁ですよね
数日間役所に閉じ込められて、ようやく帰宅を許された許七安。食事を終えたところに、甫頭が打更人たちを引き連れてやってきました。しかも長年未解決のままだった事件の資料が箱ごと運び込まれてきます。「役所への行き来の不便を減らすため、家で仕事をしてもいい」という特別待遇だそうですが、これも建前でした。
許平志も長く官界にいた人間なので、甥を家に軟禁させることに何か思惑があるのは明らかです。そして許七安は、叔父と甫頭が手振りで合図し合い、意味ありげに笑い合う場面を目撃してしまいます。叔父はすでに甫頭側についていたのでした。
しかも許平志は許七安を助けるどころか、自分の部屋に閉じ込め、甫頭の顔を立てるために窓を太い木の棒でしっかり打ちつけてしまいます。
身内まで敵に回るとは思いませんでした
こうして許七安は毎日家に軟禁され、一歩も外に出られなくなりました。叔父は「上の役人が視察に来る間は絶対に問題を起こさせない」と甫頭に約束していて、昼も夜も自分で見張りに立っています。何度か抜け出そうとしましたが、まったく隙がありません。考えた末に許七安は開き直り、甫頭の機嫌を取って周りに合わせれば生活も楽になると悟りました。
次に甫頭が様子を見に来た時、許七安は跪いて甫頭の足にすがりつき、これまでの態度を反省してみせます。甫頭は許七安を社会に馴染ませようと、花街や勾欄(歌や踊りを楽しむ娯楽の場)に何度も連れ出しました。許七安は内心相手の魂胆を分かっていましたが、自由を取り戻すには今を耐えるしかないと調子を合わせ、一緒に酒を飲み、踊るようになります。
こうした許七安の態度に甫頭も満足し、少しずつ自由を許すようになりました。ある日、許平志が世間話のついでに、許七安もそろそろ結婚適齢期だから良い縁談を探してやろうと言い出します。叔父が急に情に訴えてくるので許七安は不思議に思いましたが、結局は最近の付き合いで懐が寂しくなった叔父が援助をねだりたかっただけでした。
結婚の話じゃなくて、ただの無心でしたか
そんなある日、許七安は二人の妹を連れて買い物に出かけます。糖葫芦(サンザシの飴がけ串)を買おうと少し目を離した隙に、妹が戸部侍郎の息子に絡まれてしまいました。許七安は妹が理不尽な目に遭うのを黙って見ていられず、この官僚の息子を突き飛ばします。しかしこれが厄介事の始まりでした。
戸部侍郎の息子は横柄な態度を崩さず、部下に命じて許七安の手足の腱を切ろうとします。許七安は言葉を尽くして説得を試みましたが、相手はとうとう匕首(短剣)まで抜いてしまいました。
妹は慌てて役所に助けを求めに走ります。許七安自身も役所勤めの身なので、甫頭が人を連れて駆けつけました。最初は花街の狼藉者を捕まえてやろうと意気込んでいた甫頭でしたが、相手が戸部侍郎の息子だと分かった途端、空気の抜けた風船のようにしぼんでしまいます。周りには野次馬も集まっていて、甫頭は仕方なく騒ぎを起こした者たち全員を役所へ連れて行くよう指示するのでした。
大奉打更人 3話の感想まとめ
一番心に残ったのは、やっぱり甫頭が戸部侍郎の息子を見た瞬間にしぼんでしまう場面です。あそこまで態度が変わるとは思わず、ちょっと笑ってしまいました。でも笑い事じゃないですよね。許七安と妹がひどい目に遭わされそうだったわけですから。
脱獄犯に襲われて命拾いするところから始まって、打更人の仕事に前向きになったのも束の間、まさかの軟禁生活に突入するとは思いませんでした。叔父の許平志と甫頭がグルになっているのを見た時は、正直かわいそうになりました。身内なのに味方してくれないなんて、なかなかつらい状況です。
許七安が甫頭に取り入っていく過程は、情けないというより逞しいと感じました。腹を立てて意地を張るより、まず自由を取り戻すことを優先する判断力があるんだと思います。叔父の無心のくだりは呆れつつも、なんだかこの人らしいなと妙に納得してしまいました。
一番イライラしたのは戸部侍郎の息子です。理由もなく妹に絡んで、抵抗されたら腱を切ろうとするなんて、権力を笠に着た人間の嫌なところが全部詰まっていました。許七安が妹をかばって前に出た場面は、素直に良かったと思います。
役所に連れて行かれる場面で3話は終わりましたが、匕首まで持ち出した戸部侍郎の息子が、たった一度の連行で大人しくなるとは到底思えません。妹をかばって前に出た許七安の顔は、怖がっているだけじゃなくて、ちゃんと怒っている顔でした。あの表情を見られただけでも、この話数を見た甲斐がありました。
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