大宋宮詞 第9話 ヤリュウコウに漢名が授けられた日、コウジュンを陥れる匿名文が動き出す

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今回の9話、前半はリュウガとヤリュウコウの関係がぐっと動いて、後半は宮廷の権力争いが静かに激しくなってくる回でした。ヤリュウコウがここまで変わるとは、正直思っていなかったです。それでは9話を一緒に見ていきましょう!

大宋宮詞 9話のあらすじ

前回の続きで、ゲンカンがリュウガのもとを訪ねてきます。ゲンカンは彼女を守りたくて大理寺(ダイリジ)にヤリュウコウを拘留しているのに、リュウガの口から出たのは「ヤリュウコウを釈放してほしい」という願い。そして「上京(じょうきょう)に行ってチョウキチの世話をしたい」という言葉。

ゲンカンの顔、これは傷ついてる顔ですよ。自分の気持ちを全然わかってもらえていない。

二人の間にあるのは愛情なのに、ヤリュウコウのことで完全にすれ違っています。ゲンカンは何も言わずその場を去ってしまいます。

翌日、ソギカン(ゲンカンの側近)がゲンカンに面会して、リュウガの立場を説明します。リュウガにとってヤリュウコウはもう我が子同然なのだと。ゲンカンは深いため息をついて、それ以上何も言いませんでした。

一方、リュウガは渡雲軒(とうんけん)で荷造りをしていました。ゲンカンがヤリュウコウを拘留し続けるなら、自分は上京に行くと。ここのリュウガ、本当に頑固。でもその頑固さは全部子どもたちへの愛からきています。ソギカンに急かされてゲンカンが追いかけてくると、リュウガの揺るぎない表情を見て、ゲンカンはついに折れました。

ヤリュウコウが渡雲軒に戻ってきます。リュウガは食事の世話もして、ソギカンに教育係を頼みます。詩書や礼儀を教えることで、ゆくゆくは両国の平和につながるようにという思いから。ソギカンもリュウガの誠実さを見てきているから、引き受けてくれます。

リュウガって、戦略として動いているんじゃなくて、ただ目の前の子どもを何とかしたくて動いているんですよね。それが結果的に外交につながっていくのが、この人らしい。

朝廷では、オウキンという人物の叛党が蜀地(しょくち)に進軍したという報告が上がります。ゲンカンは素早く大臣に指示を出します。

渡雲軒では、ソギカンがヤリュウコウに字の書き方を教えているのですが、ヤリュウコウがかんしゃくを起こしてソギカンの書稿を全部破いてしまいます。

知らない場所で知らない人に囲まれている子どものパニックだと思うと、責める気になれないです。

そこでソギカンは、ヤリュウコウに「ショウシャク(遼の太后)に手紙を書いてみないか」と勧めます。すると驚くほどすんなり筆を持ちました。母に手紙を書く、それだけで気持ちが落ち着いたみたいで。

上京の馬場では、チョウキチが馬の世話をしていました。そこにボクイという人物が馬を引いてきて、テッキョウが「面白そう」と剣術で勝負を挑みます。あっさりテッキョウが負けて、ボクイを自分の教頭に命じてしまいます。一部始終を見ていたチョウキチが笑っていました。

テッキョウ、負けてから「教頭にしてやる」って言うの、なんか憎めない。

夜、リュウガは蜀刺繍(しょくしゅう。蜀の伝統刺繍)でヤリュウコウのための布団を縫い、ソギカンへの感謝を込めて衣服も縫いました。二人でヤリュウコウを洗って寝かしつけていると、ふとした瞬間に見せる子どもらしい顔があって、リュウガとソギカンは思わず目を合わせて笑います。静かでいい場面でした。

朝廷では、叛軍の平定に失敗したという報告が続きます。そこでテイイが自ら出陣を願い出て、厢兵(しょうへい。地方の守備兵)だけで五万の敵に当たると言います。他の大臣たちは大口だと思いましたが、テイイは軍令状まで立てて引き下がりません。

二皇子の誕生日の席で、ヤリュウコウが宮廷に連れてこられます。乗り気ではなかったヤリュウコウですが、リュウガのそばにいたいという気持ちが勝って、皇上と皇后にきちんと礼をしました。ハンギョクジュは不満そうでしたが、皇上は大変喜びます。

二皇子のチョウユウがヤリュウコウに走馬灯を贈り、二人は打ち解けていきます。チョウユウは宮殿の外をほとんど知らないと言い、ヤリュウコウが「じゃあ一番高い場所から見てみよう」と誘って、二人で屋根の高いところに登りました。そこでチョウユウが足を滑らせ、ヤリュウコウが必死に掴もうとしますが力が足りない。ギリギリのところでソギカンたちが駆けつけて助けました。

ヤリュウコウが手を離さなかったのを見て、この子もう信用していいんじゃないかと思いました。

朝廷では、この一件をヤリュウコウの陰謀だと言い出す大臣まで出てきます。リュウガが指示したのではないかとまで言われる始末。でもゲンカンはヤリュウコウをもう我が子のように思っていて、その場でヤリュウコウを「燕安王(えんあんおう)」に封じました。漢名も授けて、「チョウレイ」という名になります。大臣たちの口を封じる形でした。

霊州(れいしゅう)から密折(みっそつ。極秘の上申文)が届き、リケイセンが兵糧を奪い兵士を斬ったと報告が入ります。朝廷でコウジュンがオウキンジャクと正面からぶつかり、ゲンカンの面子を傷つける形になってしまいます。

退朝後、ゲンカンが匿名の奏折(そうそつ。皇帝への上申文)を発見します。皇帝が党項(とうこう)の乱を放置しているという批判と、リュウガへの攻撃が書かれていました。ゲンカンはタイフに極秘で調査を命じます。

リョタンが亡くなり、生前に後継として指名していたリコウが宰相に任命されます。

リョタン、ほとんど出てこなかったのにここで急にいなくなるの、じわっと寂しいですね。

カクカンリンとタイフが話し合い、匿名の奏折を書いたのはオウキンジャクではないかと推測します。コウジュンが次の宰相候補として有力だったため、先手を打ったのではないかと。カクカンリンはタイフに、まだ皇上には報告しないよう進言します。

暑い日、リュウガがヤリュウコウに扇いでいるところにゲンカンが来て、三人でしばらく話します。リュウガがコウジュンを評価すると、ゲンカンはコウジュンの激しい言い方が面倒だと言います。それでもリュウガが「コウジュンの言葉は正しい」と言うと、ゲンカンはリュウガに「国事に口を出すな」と怒って、淑妃(しゅくひ)の寝宮へ行ってしまいます。

ゲンカン、淑妃のところに行ったの、八つ当たりだとわかっていてもちょっとイラッとしました。

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大宋宮詞 9話の感想まとめ

一番印象に残ったのはやっぱり、ヤリュウコウが手を伸ばしてチョウユウを掴もうとした場面です。

あの子、最初は本当に誰も信用しないし、怒鳴るし、書稿も破くし、どこまで扱いが難しいのかと思っていました。でもリュウガが何日もかけて一緒にいて、食事を作って、夜中に布団まで縫って。そうやって積み上げてきたものが、あの瞬間に出た気がして。力が足りなくて助けられなかったのが切ないんですが、掴もうとした事実はちゃんと残ります。

コウジュンを匿名文で陥れようとするオウキンジャクの動きは、まだ表舞台には出てきません。カクカンリンとタイフが気づいているのは良かったとして、これがゲンカンに届くのはまだ先になりそうです。コウジュンが何も知らないままいつも通り正論をぶつけていくのを想像すると、なんとも言えない気持ちになります。

そしてゲンカンがリュウガに「国事に口を出すな」と言い捨てて淑妃のところへ行く終わり方。リュウガの表情はどんなだったか。怒っているのか、慣れているのか、それとも何も思わないようにしているのか。この二人はいつもぎりぎりのところで踏みとどまるから、それがまたやきもきします。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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