ご訪問くださりありがとうございます!クルミットです♪ 今回は『後宮の涙 第45話』をご紹介します。前回までに陸貞(ルチン)は東嶺での爆発事故など、さまざまな陰謀に巻き込まれながらも、自分の正体に疑問を抱くようになりました。今回はそんな陸貞が、父と母の謎を解き明かすべく本格的に動き出すようです。それでは第45話を一緒に見ていきましょう!
それでは第45話を一緒に見ていきましょう!
後宮の涙 第45話のあらすじ
陸貞はこれまで陸家の娘として生きてきたものの、実は自分が“本当の陸家の血筋ではない”かもしれないという真実を知ってショックを受けます。〈娘親がすでに嫁いできたとき妊娠四カ月だった〉という発覚から、陸貞は長年探し求めていた“本当の父親の正体”を突き止めたいと強く願うのです。
そんな陸貞の戸惑いに、沈嘉彦(しん・かげん)は「かつて自分も養子として家に入ったが、いつしか家族として認められた」と明るく励まします。しかし陸貞は「自分の娘親が誰なのかを確かめたい」と迷いを断ち切れず、深い葛藤を抱えたままです。一方、高湛(こうたん)は「血筋なんて気にしない」と言い切りますが、陸貞は「すでに片手を失い、身分も不安定なのに、彼が本当に自分を選んでいいのか」と悩み続けています。
さらに、土谷浑国からの使者として現れた都美児(とみじ)が陸貞の周囲で起こした“毒蜂事件”により、太后派や娄青蔷(ろうせいじょう)は激怒。宮中では“長広王と陸貞が共謀して宮廷を乱そうとしている”という噂まで流れ始めます。高湛は激昂しつつも、「頼むからもうトラブルを起こさないでほしい」と陸貞に言い寄りますが、陸貞は「自分が納得いくまで、後宮を去る気はない」と譲りません。
そんな折、皇上(こうじょう)は「内侍局の帳簿に大きな疑惑がある」と気づき、思い切って“大規模な帳簿の洗い直し”を計画します。ここで高湛は「陸貞こそが計算や帳簿整理に長けている」と進言し、陸貞が主導して内侍局を改革するプランが浮上。皇上も「このタイミングで娄青蔷が留守なのは好都合」と賛同を示し、陸貞に「司計司のチェックを」命じるのでした。
「手を痛めているのに大丈夫?」という心配もありますが、陸貞ならきっと何か策を持っていそうですね
一方、陸貞は朝議で「官窖での成功」を評価され、ますます注目度が上がっているため、娄青蔷の帰りを待たずに邪魔しようとする勢力も暗躍中。沈碧(しん・へき)は「自分が娄青蔷に代わって、陸貞の邪魔をする」とまたも動き出しそうな雰囲気を見せています。そんな中、陸貞は「母の九鸞釵(きゅうらんさい)を手がかりに、自分の出自を探りたい」と都美児や杜衡に助けを求め、さらに事件の裏を追う姿勢を見せます。
血筋の秘密がこんなに深刻な形で後宮に影響するのも、本作の見どころの一つですね
沈嘉彦との再会で「父が誰なのかを知りたい」という思いがさらに強まった陸貞。高湛は「もう官を辞めて、俺と一緒に王府で暮らしては?」と懇願しますが、彼女はまだ“自分の存在価値”を証明できないまま愛を受け取るのは不安のようで拒否。二人は思いを通わせながらも、残された“身分の壁”と“過去の秘密”に苦しみ続ける状態となってしまいます。
後宮の涙 第45話の感想まとめ
この回は、陸貞がついに父の死の真実を晴らしたものの、さらに大きな謎「自分の血筋」が浮上し、またも波乱に巻き込まれる展開でした。女官として活躍してきた自信がある反面、“陸家の血筋ではない”という事実が彼女の心を乱すのが切ないですよね
高湛の「そんなこと関係ない」との言葉は頼もしいですが、宮廷の現実として血筋は無視できず、また片手の負傷も陸貞にとって重くのしかかっています。ただ陸貞が諦めるわけもなく、都美児や杜衡など力強い仲間の助けを得て、母親の形見・九鸞釵を頼りに出自の秘密を解き明かそうとしているのは見応え十分。
次回は「内侍局の大改革」がどう進むのか、また「陸貞の身元」をめぐる新事実が判明するのか、気になるポイントが目白押しですね。二人の愛が公に認められる道はまだ遠いかもしれませんが、きっと陸貞と高湛なら乗り越えてくれると信じたいところです。それでは次回もお楽しみに!
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