後宮の涙 第10話あらすじネタバレ|陸貞が一気に出世! ついに掌事になる!?

ご訪問くださりありがとうございます!クルミットです♪
今回も『後宮の涙』をじっくり見ていきます。太妃の病状や太后の動向に宮廷中が揺さぶられる中、陸貞にも大きな転機が訪れるようです。それでは第10話を一緒に見ていきましょう!

後宮の涙 第10話のあらすじ

周太妃が薬のおかげで快方に向かい、高湛(こうたん)もほっと胸をなで下ろしていますが、娄尚侍(ろうしょうじ)は「本来なら我が家が担当していた美味しい戸部管轄を高湛に奪われた」とご機嫌斜め。そんななか、高湛は太妃の容態が回復したことで、ようやく陸貞(りくてい)が少し休めると安心しています。ところが太妃は、むしろ自分の命よりも陸貞の将来を案じているようで、丹娘(たんじょう)はそのことを陸貞に伝えます。

一方、柳絮(りゅうじょ)は自分の保身のために太后に“太妃と契胡の可汗が通じている”という密告を行い、太后はこれを知って激怒。萧貴妃(しょうきひ)も巻き込んで、いよいよ陸貞や高湛との対立を深めていく気配を見せます。柳絮は「青鏡殿から逃げ出したい」と太后に嘆願しますが、太后は却って彼女をそのまま置いておき、さらなる策を講じようとするのです。

一方、陸貞は周太妃の私物の中に「生殉」という不穏な言葉を見つけてしまい、〈自分が太妃の殉葬にされるかもしれない〉と不安に駆られます。〈どうすれば良いの?〉と悩んだ末、陸貞は思いきって娄尚侍に助けを求めようと決心。この“太妃殉葬”疑惑は、周太妃が自らの意思で陸貞を救おうとしているのか、あるいは太后の策略が絡んでいるのか……。
周太妃が自分が死んだ後のことをここまで気にするのは、やはり陸貞への情の深さを感じます

実際、柳絮が太妃へ残した献物を見て、太妃は「彼女こそ高湛の側の人間だな」と見抜きます。そして陸貞がいない間に、新たに命を落としそうになった太妃ですが、陸貞が一刻を争う形で駆け出し、皇上に太医を呼びに行くよう訴えた結果、太妃は奇跡的に息を吹き返しました。これに激昂した柳絮は「全て長広王の仕業だ」と叫びますが、太妃はむしろ「彼がそんなことをするはずがない」と断言。柳絮は現行犯さながら取り押さえられ、太妃は皇上に“遺折”を渡して安らかに息を引き取るのです。

その遺折を読み上げた皇上は驚愕。内容は〈陸貞を一等掌事に昇進し、柳絮を太妃の殉葬に付す〉というもの。つまり太妃は自分の死後、陸貞には生き延びる道を与え、殉葬役は柳絮を指名したわけです。柳絮は思わぬ逆転劇に卒倒し、陸貞は太妃の亡骸を前に泣き崩れるのでした。
ここで一気に陸貞が出世するとは! 太妃が最後に見せた陸貞への愛情が切ないですが、感動的ですね

一方で、太后は青蔷(せいじょう)に「皇上がどうして陸貞のいる青鏡殿に行ったのか。あの周太妃の件に萧唤云を巻き込め」など次なる指示を出し、青鏡殿の宮女を“始末”する算段を練っている様子。陸貞は無事に新たな官位「掌事」を得たものの、後宮での闘いは続くのかもしれません。状況がさらに激しく動き始める予感が漂います。

後宮の涙 第10話の感想まとめ

今回、太妃が最後の力を振り絞って陸貞を“殉葬”の対象から外し、彼女に生き抜く道を与えるシーンがとても印象的でした。ある意味、太妃が「陸貞を救うために死をも利用した」と言えるほどの愛情が感じられます。
太妃が陸貞を信頼し、最後の遺言まで準備していた姿にはグッときましたね

さらに、遺折を読んで驚く皇上や、思わぬ役目に倒れ込む柳絮の姿など、後宮ならではの“王の勅令”によるドラマチックな転換が見どころ。これにより陸貞が一気に“一等掌事”へ昇進したのも、驚きと爽快感がありますが、それと同時に太后や柳絮たちが黙っているはずもなく、次の策略が待ち受けていそうです。

太妃の死や陸貞の急な出世によって、後宮のパワーバランスが大きく変わった今後、陸貞と高湛の動向や、太后陣営の反撃がどのように展開するのかが楽しみですね。次回も、この新たな局面をじっくり見守りたいと思います!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

コメント

コメントする