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クルミットです♪
第20話は、一見すると少し軽やか。
でも中身はかなり戦略的で、
「別れたあと、どう生きるか」が静かに描かれた回でした。
恋の余韻を引きずりながらも、
それぞれが自分の立場で動き始めます。
それでは第20話を一緒に見ていきましょう!
恋狐妖伝 20話のあらすじ
一気盟の比試で、東方月初は南宮少主をあっさりと打ち破ります。
実力差は明白で、周囲がざわつくほどの勝ち方でした。
この一戦で比試は通過。
同時に、律笺文の目にもはっきりと留まります。
この様子を、涂山雅雅と傲来三少も見守っていました。
二人は分かっています。
今日の月初の立ち回りは、
称賛よりも反感を集めるやり方だということを。
でも、それこそが月初の狙いでした。
敵意を集めてでも、話題にならなければ声は届かない
人と妖が分かり合うには、
まず“存在を無視されない”ことが必要。
月初は、あえて矢面に立つ道を選んだのです。
雅雅はそこでようやく、
彼が涂山を離れた本当の理由を理解します。
それでも、人妖和平の道がどれほど険しいかは、
彼女自身も痛いほど分かっていました。
月初は言います。
この道を最後まで歩かなければ、
自分は涂山へ戻れない、と。
帰り道、雅雅は
「もっと法術を教えておけばよかった」と後悔します。
けれど傲来三少は静かに言います。
涂山紅红は、
月初の想いを知らないわけではない。
それでも変われないのは、
彼女が“強者”であり、
涂山大当家だからだ、と。
雅雅はその言葉を完全には理解できません。
三少はそれでいいと言います。
分からないままでいられるなら、それが一番だと。
このあと、傲来三少は
結界の異変を調べるため、
しばらく涂山を離れることを告げます。
期間は三年。
雅雅は少しだけ考えて、
「三年後にまた会おう」と約束しました。
それぞれが、
違う場所へ歩き出していきます。
付澄は月初に、
神火山庄へ戻るよう説得しますが、
月初の答えは変わりません。
今やるべきことは、そこにはない。
涂山は涂山で、
紅红が守り続けている。
雅雅と三少は別々の道へ。
そして月初は、一気盟の中で自分の理想を形にしようとしていました。
月初は人族向けの法宝を研究し、
それを惜しみなく配ります。
評判は上々で、
人族の間では少しずつ支持が広がっていきます。
そんなある日、
涂山紅红は強い気配を感じ、
山洞へ急ぎます。
そこにいたのは――
目を覚ました東方洛。
百年の眠りから覚めた彼は、
「須臾の夢が百年だった」と静かに語ります。
幼い頃、
紅红と容容が人界で一气盟に追われた時、
彼が二人を守ろうとしたこと。
それでも力が足りず、
結局は捕らえられてしまったこと。
紅红はずっと、
自分が彼を信じ間違えたのだと思っていました。
でも東方洛は言います。
自分は人と妖が分かり合える未来を信じていた、と。
その時、
彼は封印を解き、
紅红の手によって斬られ、
百年眠ることになったのです。
目覚めた東方洛は、
紅红に近づき、抱きしめようとします。
しかし红红は一歩退きます。
東方洛は、
人界にはもう居場所がないと語り、
涂山に留まらせてほしいと願います。
涂山の皆は驚きながらも、
彼を受け入れました。
やがて東方洛は、
月初のもとを訪ねて礼を言います。
自分が目覚められたのは、彼のおかげだと。
月初はあっけらかんと答えます。
「涂山红红のためだよ」
そして、
いきなり距離を詰めて友達宣言。
おまけに鍋まで渡します。
「これで自炊できるだろ? 涂山で飯食うなよ」
実はこれ、
月初なりの小さな策略。
“先回りして邪魔をする”という、かわいい独占欲
その後、
東方洛は涂山の小妖たちに囲まれ、
熱烈すぎる歓迎を受けます。
それも全部、月初の仕込み。
さすがに困り果てた東方洛は、
月初のところへ抗議に行きます。
すると今度は、
細工された椅子が壊れ、
月初が泣き真似で
「母の形見なんだ」と訴える始末。
焦った東方洛は、
修理を引き受ける代わりに、
虚空之術の書を渡します。
しかし月初は、
その術が自分の修行と相性が悪いことに気づき、
疑問を抱き始めます。
同時期、
一气盟では失踪事件が続発。
妖族の仕業だという声が上がり、
南宮家が真っ先に妖盟を疑います。
付澄は月初に、
各世家の情報をまとめて渡します。
そして涂山紅红は、
南宮家へ直接乗り込み、
失踪の裏で南宮家が妖盟を陥れようとしていること、
さらに“新たな尊者”の存在を突き止めます。
事態は、
確実に次の段階へ進んでいました。
恋狐妖伝 20話の感想まとめ
第20話は、
別れのあとも、物語は止まらないと強く感じる回でした。
月初は失恋を引きずりながらも、
拗ねることも、逃げることもなく、
一番険しい場所へ自分を置いています。
誰かの隣にいられなくても、やるべきことはやる
一方で、
涂山紅红は情を断ち切ったはずなのに、
過去と再び向き合わされ、
選択の重さを何度も突きつけられています。
そして、
人族側からの圧力。
南宮家という新たな火種。
甘さの残る日常と、
確実に迫る対立。
このバランスが、
物語をさらに面白くしてきました。






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