恋華-れんか-第5話あらすじ・感想|炎越と魔尊の激突、そして魏枝の秘められた素顔

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第5話では、魏枝(ぎし)が幼い頃から抱えていた“邪魔妖霊が見えてしまう”秘密が明らかになり、彼女の特異な運命がますます注目されます。炎越(えんえつ)の旧傷と彼の過去の因縁も匂わされて、緊張感が高まるばかり。さらに、魏凌月(ぎりょうげつ)と魏静月(ぎせいげつ)の姉妹の思いも錯綜し、妖魔たちの動きはますます活発になりそうです。
それでは第5話を一緒に見ていきましょう!

恋華-れんか- 第5話のあらすじ

魏枝は院長・敬修(けいしゅう)に、自分が小さい頃から邪魔や妖霊の姿を見てしまう異能を打ち明けます。周囲からは災いを招く“厄介者”とされてきたため、今はとにかく普通の暮らしがしたいと願い、仙法でこの力をなくせないかと懇願します。しかし敬修は「運命や宿命は、時に自分に課せられた責任でもある」とやんわりと説くのみで、魏枝にとってはまだ理解しがたい言葉でした。彼女が身につけている祖父・顧懐宣(こ かいせん)から授けられた玉の腕輪が鍵になるかもしれないと気づいた敬修でしたが、魏枝は何やらはぐらかし、深い事情は語ろうとしません。部屋に戻った魏枝は、祖父がいつも「玉の力で心を鎮めれば、争いや不幸を遠ざけられる」と言っていたことを思い出しながら、その腕輪を見つめ続けます。炎越は青涣(せいかん)を呼び出して、自分の胸の古傷がしきりに痛むことに疑問をぶつけますが、青涣ははぐらかすような態度で「まずは鳳凰を探すことに集中を」と諭します。魏凌月こそが鳳凰の本命だと今のところ推測されているのです。
魏尚書(ぎしょうしょ)は魏凌月が怪我をしたと聞いて書院を訪れますが、実は娘を修仙から引き離したいのが本心でした。ところが魏凌月は「これまで父はいつも魏静月ばかり可愛がってきた。私がもし本当に鳳凰なら、魏家の名誉になるでしょ?」と毅然と言い放ちます。魏静月もまた、以前は“自分こそが鳳凰”という願望がありましたが、今は姉を気遣い「もし邪魔する者が出たら排除する」と言ってくれるほど、姉妹の結束が強まったようにも見えます。その頃、魏枝は再び狼族王子の欧亜(おうあ)と遭遇し「早く書院を出て行って」と警告しますが、玉の腕輪を外してしまった彼女には不思議な魅力が宿り、欧亜をドキリとさせます。族長の言いつけで“心を動かされる女性”にはあらゆる手段を使ってでも手に入れよと言われてきた欧亜は、思わず逃げ出すように立ち去り、魏枝は狐につままれたような気分になります。

腕輪を外した魏枝に、妖すら惹きつけてしまう何かが潜んでいる…これは大きな伏線になりそうですね。
そこへ魔族大尊が魏凌月を狙って書院に侵入し、たまたま見かけた魏枝を殺そうとします。魏凌月は部屋にとどまるよう炎越から釘を刺されていたため、外に出ていくことをためらい、さらに魏枝を“情敵”とみなす気持ちもあって助けようとはしません。間一髪のところで炎越が駆けつけ、魔尊と激しくやり合いますが、どちらも引かないほどの互角の力。弟子たちも駆けつけるものの太刀打ちできず、魔尊は急用を思い出したかのように途中で退却してしまいます。炎越は「やはり魏凌月こそが鳳凰なのだろう」と確信を深め、魏枝には「勝手に無茶をするな」と叱責し、罰として仙法の写経を課します。

魔族大尊は花戎(かじゅう)の状態が悪いという知らせを受け、妖界にいた意児(いじ)がそれを火種として盗み出したことを知ります。意児は魔尊をなだめるため、瀛洲(えいしゅう)に眠る“息壤(そくじょう)”を使って花戎を修復しようと考え、大桃(だいとう)を眠らせて息壤を持ち去ってしまいます。書院のほうでは、侍郎公子の肖錦(しょうきん)が国師に書状を送り「一刻も早く魏凌月を手中にするための準備を」と報告。さらに学院で毎年行われる中秋の試験に向け、弟子たちはしのぎを削ります。魏枝も必死に練習を重ねていると、ひそかに戻ってきた欧亜が現れ「お前が鳳凰じゃないと分かっているのに、なぜお前が傷つくとこんなに胸が痛むんだ」と戸惑いを口にします。

魏枝の存在は、ただの“凡人”では済まされないような奥深さがありそうです。
炎越は魏枝の怪我を心配して特別な仙薬を用意しますが、魏枝は周囲の反応に落ち込んでしまい、湖のほとりで一人しんみりと酒をあおっています。酔いが回るとふわりと舞い始め、思わずバランスを崩したところを炎越が受け止める形に。魏枝は彼の肩に寄り添ったまま、夜の湖面を見つめながら小さくつぶやきます。そんな彼女の姿を見つめていた炎越は、いつになくやわらかな表情を見せるのでした。

恋華-れんか- 第5話の感想まとめ

第5話では、魏枝が幼い頃から持っていた不思議な能力がさらにクローズアップされ、彼女の運命が“ただの凡人”とはほど遠いことがわかってきました。魏凌月のほうも、真の鳳凰候補として注目されながら、魏枝に対する複雑な感情が見え隠れしていて、姉妹関係の行方が気になるところです。炎越は過去の大きな傷を抱えつつも、魏枝に対して優しさを示す場面が増えてきて、二人の関係がさらに発展していくかもしれません。また、妖界や魔界の暗躍も深まっていて、花戎や息壤などの重要アイテムの行方が物語の鍵を握りそうです。魏枝に惹かれる狼族王子の欧亜が今後どう行動していくのか、さらに国師の企みと魏尚書の思惑も絡んで物語はますます盛り上がりそうですね。次回はどんな波乱が待っているのか、楽しみにしていきましょう。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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