訪問くださりありがとうございます!クルミットです♪ 今回の「恋華-れんか-」第6話では、白鷺書院への魔族侵攻による余波がまだ残るなか、院長・敬修と魏枝(ぎし)の過去にまつわる重大な事実が明らかになります。魏枝の母・顧氏(こし)も一筋縄ではいかない想いを抱えているようで、家族の絆と因縁が複雑に絡み合っていきそうです。それでは第6話を一緒に見ていきましょう!
恋華-れんか- 第6話のあらすじ
魔族大尊からの襲撃で傷ついた魏枝は、夜通し昏睡していました。炎越(えんえつ)はそんな彼女を気づかい、夜明けが迫る太陽の動きを法術で一時的に遅らせるという大胆な行動に出ます。そのことを知った青涣(せいかん)は「人間の命を変えるための仙術使用は天規に反する」と戒め、炎越が神君としての立場を忘れないよう念を押します。書院では国師からの聖旨により、中秋の考査を予定どおり行うことが決定し、招待状が弟子たちに配られましたが、炎越は魔族の侵入が続くなかでの催しに疑問を抱きます。一方、院長の敬修(けいしゅう)は「このような時こそ、人々が安心できる場を設けることが必要」と説き、炎越に弟子たちの安全確保を依頼します。そんな敬修の姿はどこか落ち着いていて、長年書院を守ってきた人の器量を感じさせます。 魔族の脅威が迫るなかでの“中秋考査”。炎越の戸惑いももっともですが、敬修の考えも一理ありですね。
瀛洲(えいしゅう)では、炎洛(えんらく)と大桃(だいとう)が息壤(そくじょう)を奪われた一件に気を揉んでいましたが、すでに事が起きてしまった以上、今後どう対処するかが重要だと炎洛は冷静に判断します。弟子たちは家族へ宛てた招待状を受け取り、魏凌月(ぎりょうげつ)や魏静月(ぎせいげつ)も父母を呼ぶ準備を進めるなか、魏枝だけは母・顧氏と険悪な関係であることを気にし、招待を躊躇していました。そんなとき、うっかり落とした招待状を敬修が拾い、わざわざ本人に手渡してくれます。魏枝は勇気を振り絞って実家を訪ねますが、顧氏からは冷たく拒絶され、さらに柴房に閉じ込められてしまいます。
実の娘が持ってきた雲糕を踏みにじる顧氏の姿には、さすがに胸が痛みます…。
そこへ敬修が現れ、顧氏を目にした途端「やはり」と言わんばかりの表情を浮かべます。実は昔、敬修は顧城(こじょう)で魏枝の祖父・顧懐宣(こ かいせん)と親交を結んでおり、幼いころの魏枝に玉の腕輪を与えられた記憶があったのです。顧氏の話によると、かつて皇帝が旱魃の原因を魏枝に押しつけ、“天への生贄”にしようとしたことで一家は逃亡を図りましたが、結局は官兵に追い詰められ、顧懐遠(こ かいえん)や父親をはじめ多くの親族が犠牲になってしまいました。そのときの魏枝は怒りと悲しみで“鳳凰の血脈”を暴走させ、周りの官兵たちを巻き込むほどの力を解放してしまったといいます。
これまで魏枝は“普通の凡人”と思われてきましたが、まさか彼女こそが本当の鳳凰…?衝撃的な事実ですね!
顧氏は、その事件で一族が滅んだのは魏枝のせいだと思わずにはいられず、どんなに娘を大切に思おうとしても恨みを拭えずにきたのです。こうした悲惨な過去を敬修が知ったことで、魏枝の“特殊な能力”や炎越との関係がどう変化していくのか、物語はさらに新たな局面を迎えそうです。
恋華-れんか- 第6話の感想まとめ
今回の第6話は、魏枝の本当の出自と顧家の悲劇的な過去が大きくクローズアップされました。長らく“天煞の命格”と呼ばれてきた彼女が、実は真の鳳凰の血を宿している可能性が高まってきたのは驚きです。それでも母の顧氏は、娘を愛したい気持ちと一族を失った恨みの板挟みになっていて、見ていて切ない思いになります。院長の敬修が旧友を介して魏枝の素性を知ったことで、書院としての対応も変わっていくのかもしれません。炎越が天規を破ってまでも魏枝を助けようとした行動は、青涣の言う“罰”や“天帝の警戒”を招くのか気になるところ。今後、魔族や国師の策略も絡んで、物語がさらに加速していきそうですね。次回は魏枝自身が“自分の力”とどう向き合うのか、その選択に注目していきたいと思います。
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