ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
「恋華-れんか-」第20話では、前線で男装して軍を率いてきた司馬忘月(しば ぼうげつ)の秘密が、ついに周囲に知れ渡る衝撃的な展開となります。忘月の気丈な振る舞いが、徐々に周りとの衝突を生み出す中、陳炎(ちん えん)や慕南(ぼ なん)の想いも錯綜していきますね。
それでは第20話を一緒に見ていきましょう!
恋華-れんか- 第20話のあらすじ
司馬忘月の陣営では、陳炎が刺客騒動に巻き込まれ、彼の正体を疑う慕南が怒りのまま斬りかかるという混乱が起こります。実は陳炎は、わざと帕巾(はきん)を慕南の目につく場所に置くことで彼を挑発し、それを利用して傷を負うことで慕南の敵意を示す格好に仕立てあげました。慕南は自らの感情的な行動を後悔しますが、司馬忘月が陳炎を直接見舞いに行った際には、彼の傷を詳しく見ようとするも回避され、不信感を募らせてしまいます。ちょうどそのとき、別の刺客が捉えられますが、曹将軍の独断で即座に斬首され、忘月は彼の強引なやり方に不満を抱くことに。
戦火のただ中とはいえ、単独の判断で刺客を始末する曹将軍の態度は、危うい緊張感を漂わせますね。
司馬近(しば こん)は娘が安易に部下を批判すべきでないと説き諭します。軍全体としては、靖和軍の刺客行為が軍備不足の表れだと見て、和談を打ち切り一気に攻め込む方針に傾きつつありました。司馬忘月も父の意を汲み取り、慕南を連れて陳炎に謝罪をさせ、関係を修復しようと図りますが、一方で曹将軍と戚将軍の間では「忘月が女であること」が周知の事実として噂になっていました。やがてその情報が兵士たちに漏れてしまい、彼女が女武将だったと知った者たちが、無遠慮に騒ぎ立てるようになります。
これまで男装で威厳を保ってきた忘月にとって、正体がバレる事態はまさに危機そのものだと感じます。
すぐに事態を収拾しようとするもタイミングは悪く、慕南が兵士たちとの乱闘を起こし、話は一挙に広まって混乱が爆発。ついに司馬忘月自身が女だと皆の前で認めることになり、司馬近は軍心の動揺を押さえるためにも娘を一時的に拘禁せざるを得なくなります。慕南は「こんな騒ぎを引き起こしたのは陳炎の仕業では」と疑いますが、陳炎は否定。そもそも司馬忘月の正体が明るみに出るのは彼自身にとっても好都合ではないと反論します。
そんな中、陳炎は出征前に司馬忘月のもとを訪ね、木像を差し出して「あなたの生き方は男女関係なく立派だ」と言葉をかけます。彼女も陳炎の存在に安心を感じはじめていましたが、そこに現れた司馬近は、陳炎の力量を高く評価して「曹将軍を支える西路の先锋(せんぽう)を任せる」と言い渡します。司馬忘月は罪悪感をにじませながらも陳炎にその任を引き受けさせ、自分の甘さを父にわびるのでした。
恋華-れんか- 第20話の感想まとめ
忘月の女武将としての秘密が白日の下にさらされる衝撃回でした。誇り高く軍を率いていたはずが、一気に信頼を失うリスクを抱えてしまうのは本当に切ない展開ですよね
。慕南との衝突や曹将軍の横暴さなど、前線の空気がますます張り詰めてきた印象があります。 忘月と陳炎の関係は少しずつ心が通い合ってきたように思えますが、陳炎が抱える“密探”としての秘密がいつ露呈するのか、その先を考えるとハラハラが止まりません。 次回はこの騒動を経て、忘月がどう自分の立場を確立していくのか、陳炎との連携がうまくいくのかが注目ポイントですね。軍の行く末と二人の絆が交差する展開に期待しつつ、続きを楽しみに待ちましょう!
コメント