恋華-れんか-第22話あらすじ・感想|陳炎と忘月の想いが交差する波乱の告白

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「恋華-れんか-」第22話では、陳炎(ちん えん)が司馬忘月(しば ぼうげつ)への気持ちをはっきり示し、ついにふたりが周囲の目を気にせず距離を縮める展開が訪れます。
さらに慕南(ぼ なん)の恋心が切なく描かれ、戦場だけでなく恋模様も緊迫感が増していきます。
それでは第22話を一緒に見ていきましょう!

恋華-れんか- 第22話のあらすじ

曹将軍(そう しょうぐん)への疑いが深まるなか、殷克己(いん こっき)が牢に忍び込み、「このままでは死罪を免れない」と彼をそそのかします。最初は毅然と拒む曹将軍でしたが、一族の行く末を案じ、やむなく牢を脱走。そこへ追撃に向かった陳炎は本来の姿を見せ、「おまえの首で司馬近(しば こん)の信頼を得る」と言い放ちます。曹将軍は“敵の手にはかからず”と自ら命を絶ち、陳炎でさえ彼の壮絶な最期にやるせない想いを抱きます。
その後、陳炎は曹将軍から手に入れたという名目で解毒薬を持ち帰り、慕南を救い出しました。司馬近は大功を挙げた陳炎をいっそう高く評価し、「曹将軍の後任に推挙したい」とまで言います。しかし陳炎自身は「敵と味方の線引きは本当に明確なのか」と葛藤し、味方を斬らざるを得なかったことに後ろめたさを感じている様子です。

もともと敵国の細作である陳炎だからこそ、曹将軍の“捨て身の忠義”を見たとき、その行為が一概に悪とは言い切れず複雑だったのかもしれませんね。
一方、慕南の容体が安定したことで、司馬忘月は改めて「弟」として彼を大切に思っていると伝えます。慕南は本心を受け止め切れずに淋しさを感じつつも、やがて納得するかのように沈黙。司馬忘月はそのまま陳炎とともに曹将軍を弔いに出かけ、彼の功績をしのんで埋葬します。帰陣後、周囲の兵士たちは「陳炎と忘月がいよいよ結ばれる」と噂し、勢いで彼を後押し。陳炎は玉石の坠(つい)を購入し、忘月に告白の準備を進めます。

やがて現れた忘月は久しぶりに女装に着替え、玉石を「いいわね」と軽やかに受け取り、みんなの前で陳炎と手を取り合います。
突然の仲睦まじい光景に見とれる周囲の反応が面白いですが、何より忘月が性別の垣根をあまり気にしないところが、とても魅力的に映りました。

その頃、慕南は忘月のためにこっそり麺を作り誕生日を祝おうとしていましたが、目の前で陳炎と寄り添う忘月の姿を目撃してしまい、大きなショックを受けてしまいます。意気消沈する慕南をよそに、忘月と陳炎は砂漠へ馬を走らせ、夕陽を眺めながら想いを確かめ合いキスを交わします。ところが帰り道、突然の流砂に巻き込まれた陳炎は彼女をかばいながら沈み、忘月は思わず悲鳴を上げるばかり。彼女の苦しみと絶望は頂点に達し、ついに凤凰の血脈が発動して気を失ってしまいます。慕南と司馬近が駆けつけ、兵士たちが必死に流砂を掘り返すものの、陳炎は行方不明のまま——。

恋華-れんか- 第22話の感想まとめ

戦場で肩を並べた陳炎と忘月が、周囲の人々に応援されながら一気に距離を縮める流れは微笑ましいものの、細作としての陳炎の立場や、慕南の切ない想いを考えると、手放しで喜べない複雑さが漂います。
流砂に呑まれた陳炎と、悲痛な叫びを上げた忘月のシーンは衝撃的でしたし、すぐに凤凰の力が発動して倒れてしまう描写が切なかったですね…。
次回は陳炎が果たして救出されるのか、忘月の血脈覚醒がどこまで進行するのか、ますます気になります。慕南の失恋とも言える胸中の行方や、司馬近の対応など、さまざまな要素が絡み合って物語はさらに大きく動きそうです。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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