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「恋華-れんか-」第26話では、天界と妖界、そして魔界それぞれで恋や思惑が入り乱れ、魏枝(ぎし)はついに“魔族聖女”としての新たな立場を受け入れます。妖界では意児(いじ)が逃婚して欧亜(おうあ)と藍蘇(らんそ)を訪れたり、天界では炎越(えんえつ)の婚儀にまつわる波乱が静かに進行するなど、一筋縄ではいかない状況が続きそうです。
それでは第26話を一緒に見ていきましょう!
恋華-れんか- 第26話のあらすじ
意児は天界での婚礼を嫌い、妖界に逃げ込んで欧亜を探します。すると偶然にも藍蘇と欧亜が些細なことでケンカをしている場面に遭遇しました。藍蘇の料理がしょっぱいというだけで拗ねる欧亜に、意児は「それだけあなたを想う気持ちが強い」と指摘し、二人は無事に仲直り。意児はしばらく妖界に身を隠すことを決め、彼女を気に入った夷歴(いれき)が張り切って案内役を買って出ます。
意児の自由奔放な行動に、周りがつい振り回されるのが微笑ましいですよね。
一方の魏枝は幽行(ゆうこう)と共に天界へ赴き、炎洛(えんらく)の力を借りて符文を習得していました。しかしそもそもの目的は“炎越に直接会う”ことであり、炎洛の懇意を丁重に断って炎越のもとへ。ところが記憶の多くを失った炎越は彼女に対して冷淡に応じ、「天界で意児と婚礼を上げる」ことを告げます。焦った魏枝は牵机落(けんきらく)の毒に痛めつけられ、そのまま気を失ってしまいました。
再会を果たしたはずなのに、突き放される魏枝の姿があまりにも切なくて胸が痛みます…。
実は炎越は魏枝を害するつもりなどなく、慕南(ぼなん)との密約で“婚礼の話”をわざと魏枝に聞かせ、彼女を絶望させることで牵机落を鎮めようとしていたのでした。魏枝は何とか毒を乗り越えて魔界へ戻り、苦しみから解放されたい想いもあって“魔族聖女”の任を受けることに。魔族として修行を積むうちに、その実力は驚くほど高まっていきます。
前世“司馬忘月”の兵法知識も相まって、魏枝が見せる頼もしさは一段と増したようです。
そんな矢先、人間界では魏凌月(ぎりょうげつ)が国師と大軍を率いて孤城へ攻め入り、顧城・明朗(めいろう)たちの危機が目前に迫ります。魔界に戻った魏枝は母や弟、そして敬修(けいしゅう)をはじめ白鷺書院の面々を救いたい一心で、“魔族聖女”としてただちに出撃。久しぶりに再会した明朗らを前に、軍略を披露しながら対応策を導き、守りよりも“積極的に攻める”戦法を打ち出します。母・顧氏(こし)とも久しぶりに対面を果たし、“親子の情”に涙がこぼれる場面も。
かつての司馬忘月を彷彿とさせる兵法の冴えが、周囲を安堵させる一方で、彼女が本当に魔族側へ進んだことに驚く人も多そうですね。
そんな中で国師が孤城を取り囲み、降伏か死かの二択を突きつけてきます。しかしそこに人知れず戻ってきた魏枝が姿を現し、堂々と空中から降り立ち、決戦の幕が上がろうとしていました。
恋華-れんか- 第26話の感想まとめ
魔界聖女としての道を選んだ魏枝が、ついに宿命の相手・魏凌月と国師の軍と対峙する寸前まで描かれた回でした。
炎越とのすれ違いは切なさを増すばかりですが、彼女に“力を使わせたくない”という炎越の秘めた思いも感じられ、複雑な感情が絡み合っています。
そして人間界を救うために、兵法の知識と修行で得た強大な術法を持ち合わせた魏枝が、これからどんな戦いを繰り広げるのか期待が高まります。 次回は孤城での戦いがいよいよ本格化し、魏凌月との再会も避けられないでしょう。天界・妖界・魔界がそれぞれどう動くのか、そして炎越が最終的にどう関わってくるのか…物語はいよいよ佳境ですね!
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