恋華-れんか-第27話あらすじと感想|魏枝が悪念に目覚める黒き凤凰の脅威と、犠牲を選んだ敬修の最期

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「恋華-れんか-」第27話では、魏枝(ぎし)が極限の悲しみから“黒き凤凰”へと変貌を遂げ、三界を巻き込む大惨事へと繋がる恐ろしい力を放出します。そんななか、白鷺書院の院長・敬修(けいしゅう)がある決断を下し、三界の未来を守るために尊い犠牲を払うことに。物語のクライマックスに向けて波乱が続く回となりました。
それでは第27話を一緒に見ていきましょう!

恋華-れんか- 第27話のあらすじ

魏凌月(ぎりょうげつ)率いる大軍がついに顧城を包囲し、魏枝は魔界聖女として立ち向かうものの、体内の力が制御できず魏凌月の攻撃を受けて落下してしまいます。魏凌月はこれを好機とばかりに顧城への総攻撃を命じ、魏静月(ぎせいげつ)までもが明朗(めいろう)をかばえずに剣を受けて倒れる事態に。絶望感が広がる中、魏枝は母・顧氏(こし)が庇ってくれたことで怒りが頂点に達し、ついに黒き凤凰へと化して強大な破壊力を放出し、魏凌月や国師らを業火で灰燼へと葬り去ります。
母の犠牲を目の当たりにし、ついに激発した魏枝の“黒凤凰”としての姿は圧倒的でしたね…。
天帝はこの異変に気づき、「炎越が嘘をついていた」として彼を天雷台へ送ることを決定。炎越は黙って罪を受け入れ、赤日神君の座を剥奪されてしまいます。一方、慕南(ぼなん)は魔族大尊の遺志を継ぎ新たな大尊として魏枝を蘇らせる“花戎(かじゅう)”を見つけ出し、彼女を支えようとしますが、魏枝の心は深い絶望と憎悪に支配されかけていました。しかもその身には炎越との子を宿しているとわかり、母体にも大きなリスクを抱えた危うい状態です。

愛する人を喪って魔に堕ちたばかりか、子を宿していると知るなんて…魏枝に背負われる運命がいかに重いかが伝わってきます。
そんななか、白鷺書院の院長・敬修が動き出します。彼は長く書院で“善意”を育んできた存在であり、崩れ落ちそうな魏枝を救える最後の希望だと信じられていました。木老からも「善意の精魄を彼女に注ぎ込むしかない」と助言を受けた敬修は、自分の命をかけて魏枝の悪念を浄化することを決意。弟子たちに別れを告げ、木老と慕南の見守るなかで“善なる精霊”へと還元し、魏枝の中へ溶け込むことで彼女の怒りを鎮めてみせます。

敬修の自己犠牲シーンは涙なしには見られません…。彼の善意が魏枝の心を救う場面が心を打ちますね。
魏枝は敬修の尊い行いによって悪念から解放され、ひとまず魔界へ戻って養生を続けることを決めます。慕南も毎日彼女へ力を注ぎ込み、回復を見守りますが、かつての“司馬忘月”とは違う別人だと自嘲する魏枝を前に、彼の心は複雑な想いで揺れ動きます。そして一方、意児(いじ)と藍蘇(らんそ)ら妖族は“薬玉”を探すため妖王のもとへ向かい、それを使って魏枝の体を癒やす方法を探るつもりで動き始めるのでした。

恋華-れんか- 第27話の感想まとめ

怒りにのまれて黒き凤凰と化し、多くの命を焼き尽くすという衝撃的な展開から、敬修の尊い犠牲で平穏が戻るまで、まさに息をつかせぬストーリー展開でした。どれほど深い哀しみを抱えていても、人の善意がまだ彼女を繋ぎとめてくれる――その事実が救いでもあるし、また慕南や意児たちが懸命に手を差し伸べる姿が胸に沁みますよね。しかし、胎内に宿った炎越との子や天帝の厳命がどう影響してくるのか、まだまだ波乱含みの状況が続きそう。次回、魏枝が再び立ち上がるのか、炎越が罰を受けてどう変わるのか、期待と不安が入り混じる展開が待ち遠しいです。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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