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クルミットです♪
殷沛の出生の秘密が明らかになる形で山川剣が遺され、さらに慎独印と払子を手にすることになった周翡たちは四十八寨に帰還し、李瑾容に海天一色の品を預けることにします。そんな中、陳子琛が四十八寨を訪問し、周翡に求婚の申し込みをすることに。
海天一色の品で緊張感が高まる四十八寨ですが、すでに陳子琛の一行に胡天瑛が潜んでいることにまだ気づいていません。しかし四十八寨に入り込むなら団体に紛れて表から堂々と行く方が簡単そうなので、謝允も最初からそうすればよかったのでは…
【有翡(ゆうひ) -Legend of Love-】(ネタバレあり)
第43話「悪い夢」
呉楚楚は李瑾容の考えで破雪刀をまとめていた。李晟は、急に色んなことを任せるようになった李瑾容に不安を抱くが、自分たちは当主の負担を減らす年頃だと呉楚楚に言われ納得する。李瑾容は兪聞止が地煞へ出向いたとの情報に不安を感じる。兪聞止は周以棠の動向を追いつつ、海天一色の品を奪い争乱の罪を陳子琛に着せる計画を立てていた。
人の気持ちに鈍い李晟が気付くようだと、周囲も怪しみだしそうですね
李瑾容は沈天庶に脅される悪夢に錯乱し、沈天庶を殺したつもりが周以棠を殺めていたという幻覚を見る。そこに、拠点が密偵を捕らえたところ、その狙いが周以棠で、襲撃で行方不明との報告が入る。海天一色の品が揃ったのを知られたため、周以棠で自分を脅し、すぐに四十八寨に攻めてくる、と李瑾容は考えるが、呉楚楚に不調を知られることに。
李瑾容の様子からすると、もうすでにどこかに胡天瑛の毒が仕込まれているのでは?
陳子琛は破談になったことですぐに帰ろうとするが、表向きは李瑾容の誕辰祝いだったため、白先生に明日の宴まで滞在すべきとなだめられる。胡天瑛は陳子琛に手巾で毒を盛って熱を出させ、今すぐ下山するように事を運び、今夜計画を決行しようと企む。
陳子琛を帰らせようとするのは、どういう計画なのでしょうか
李瑾容は呉楚楚に、以前脈に傷を受けた際に手当が遅れ、病根になったのだと打ち明け、治療には静養しかなく内密に、と語る。しかし内心李瑾容は沈天庶を殺害の実行を決意する。
謝允は李瑾容に、海天一色の品が揃ったら永遠に憂いを断つため葬るべきと進言する。しかし李瑾容は李家が親子二代で犠牲になってまで守ってきたものを簡単には葬れないと言う。謝允は先が長くないと明かし、自分が死ねばすべて終わり誰にも災いは及ばないと考えていた。責任より何より周翡の無事と幸せを大事にしたいと語る謝允だが、李瑾容は「それを決めるのも娘自身」だと言い、謝允も生きる間はずっと周翡の傍にいると約束する。
謝允が死んでも、前朝の子孫をどうにか探し出してきて戦いは続くのでは
謝允が「捜魂鍼によって封じていた透骨青を呼び覚ましてしまった」と語ったため、李瑾容は、謝允の手元に残っていた捜魂鍼を借りる。捜魂鍼を手にした李瑾容は、沈天庶襲撃のために精鋭を集め、すぐに発つことに。その頃、山河璧が、謎の女によって持ち去られていた。
まさか李瑾容は捜魂鍼を使うつもりなのでは…
謝允が李瑾容の好物を雲呑だと聞きだしたため、周翡と二人で手作りするが、その様子を見た李瑾容は安心する。周翡は、謝允が母に捜魂鍼を求められたというので、その意図を訝る。謝允は李瑾容に長寿図を描いて送ろうと考え、雲呑作りを周翡に任せることに。
雲呑はこんなに早くゆで始めるものなのでしょうか?
このところ思過斎に籠りがちな李瑾容の突然の訪問に李晟は驚くが、四十八寨の公務をちゃんとすべて把握しているかどうか厳しく指摘される。李瑾容から四十八寨の印章を託され返そうとするが、本心で寨を任せると言われ李晟は不審に思う。
ここで問いただせないのが李晟と李瑾容の関係性なのですよね~
謝允は下山前にあいさつに来た白先生から陳子琛の文を受け取るが、それは求婚したことの謝罪と、二人の相思相愛を喜び願うものだった。一方、呉楚楚は李瑾容の主治医・羅先生に、李瑾容の悪化を説明して薬を内密に依頼するが、羅先生の薬房は周翡が雲呑を茹でていた厨房と隣り合っていたため話が聞こえ、なぜ怪我をしてそれを隠したのか不安を抱く。
むしろ羅先生に、二人がイチャイチャしていた会話が丸聞こえだったのではないかと
思過斎には鍵がかけられ李瑾容は不在だった。印章や捜魂鍼のことから、周翡と李晟は李瑾容が地煞と戦うつもりだと気付き、出発に駆け付ける。引き留めるために勝負を申し出て決して負けを認めようとしない周翡に、李瑾容はかつて李徴に挑んだ自分の姿を見る。そして周翡の勝利で李瑾容は計画を中止するが、娘の成長に何か嬉しそうだった。
とにかく捜魂鍼を使わなくて済んだのは良かったですよね!
その夜吐血した李瑾容は、周翡への書置きを破雪刀九式の間に隠す。山河璧の盗難を知らされた李瑾容は海天一色の品の隠し場所を確認するが、薬を持ってきた胡天瑛がちょうどそれを目にする。李瑾容は怪しんで面紗を取り上げ胡天瑛だと気付き、戦ううちに部屋の蝋燭に毒が仕込まれていると気付くが、胡天瑛は毒針を放ち天一色の品を持ち去る。呉楚楚がくせ者に気付いて花火を打ち上げ、駆け付けた周翡たちは事態に騒然とする…
最も安全なはずの思過斎で襲われるというのは、四十八寨を揺るがす一大事です
第44話「解毒の術」
李瑾容が四十八寨の中で正体不明の毒におかされ、毒針や蝋燭に毒が仕込まれているやり方に、木小喬が殺したはずの胡天瑛がまだ生きているとわかる。発見された周翡への文から「海天一色の品は周以棠愛用の碁盤の下に」とあったが、そこには空だった。胡天瑛の毒は羅先生には抑えることしかできず、周翡は胡天瑛を捕まえて解毒法を吐かせようと考える。
胡天瑛を殺し損ねたと知って、木小喬が怒って生き返ってこないかなと…
山門は閉ざされ、捜索のために厳戒態勢がとられる。胡天瑛らは身動きが取れずに隠れていたが、見張りが抜け道を捜索すると聞いて跡をつけて脱出する。一方下山しようとした陳子琛一行は当主命令に阻まれ、山河璧盗難のせいだと聞いて一行の荷物を調べさせるが、随行者の荷物から山河璧が発見されてしまう。山河璧を見張っていた者は衣服から眠り薬が発見され、「倒れる前に寨の者ではない女子を見た」と語る。周翡は、抜け道を見に行くが、弟子たちが毒針で倒されているのを発見する。
陳子琛たちは末端まで簡単に騙されすぎ~!
張博林が陳子琛一行を賊だと決めつけて捕らえようとしたため、謝允が割って入り諫める。李晟が同行の医師について尋ねたことから、陳子琛と白先生はようやくあれが胡天瑛だったと気付く。李晟は朝廷と四十八寨の反目を狙った地煞の策だと見て、陳子琛に下山を促す。周翡が一人で胡天瑛を追ったというので、謝允は急いで探しに走る。
張博林おじさんは相変わらずの瞬間湯沸かし器ですね♪
胡天瑛は大事な品を抱えて地煞山荘へと急いでいた。そこに周翡が追い付き剣を突き付けるが、澆愁花の解毒薬と引き換えに見逃すよう取引を申し出、海天一色の秘宝があれば解毒できると明かす。毒を投げつけて胡天瑛は逃亡し、謝允は駆け付け周翡を抱きとめる。
胡天瑛は本当になんでもかんでも毒で解決しようとしますよね~
阿丹は自分を責め、李晟に「昨日、周以棠の暗殺を企む兪聞止の密偵が捕まった」と明かし、周到な計画に李晟は震撼する。その頃兪聞止は、陳子琛に罪を着せる計画が失敗したと知って激高し、沈天庶に「蕭川を殺せるならどんな要求も呑む」と伝えさせようとする。しかし沈天庶が海天一色の品を受け取る予定と聞き、胡天瑛を使うしかないと考える。
誰もが全容をつかんでいない状態で、誰が勝者になるのか全く見えてきません
李晟は当主の現状を長老に説明し協力を求める。李晟と楊瑾は胡天瑛を追った周翡を捜索するが、李姸が買い物に下山していることが心配だった。李瑾容の容体は見守るしかできない状態だったが、阿丹はこんな時こそ団結して寨を守り抜こうと決意を呼び掛ける。
周翡は単独行動が多いですが、李晟はちゃんと次期当主としての行動をとっていますね
謝允が毒を吸い出したことで周翡は目覚める。謝允は透骨青のせいで毒は効かないが、周翡の体には毒が残り、しばらく動けない。胡天瑛が「海天一色の中に解毒法がある」と言っていたため、取り戻そうと周翡は焦るが、今は体を休めることに。
毒を吸い出してなんとかなるなら、謝允は李瑾容も助けてあげればよかったのに
沈天庶一行は寒水鎮に到着するが、後ろから行脚幇の手の者がつけてきていたため、「次に邪魔をしたら行脚幇を皆殺しにする」と舵主に伝言して逃がす。四十八寨が行脚幇に頼んだと見た沈天庶は、谷天顕と兵馬を呼び寄せる。下山してきた李晟一行を白先生が待ち受け、行脚幇の全面的な協力を申し出て、地煞が四十八寨に向かっている情報を知らせる。
沈天庶を尾行した行脚幇の人は、27話に登場してきた「青蝙蝠」ですね
寒水鎮では地煞が「四十八寨の小娘」を捜索し、李姸は物陰で隠れていたが沈天庶を見かけ、老人の一人歩きは危ないと声をかけ一緒に空き家に隠れる。沈天庶は、李姸が童天仰の言っていた「四十八寨の馬鹿娘」だと気付くが、李姸の無邪気さに触れ、安平軍にいたと打ち明けて思わず安平曲を口ずさむ。李姸が沈天庶を拠点に案内する途中で地煞の兵に声をかけられ、兵は沈天庶を見て驚くが、手で合図したため困惑しつつも見逃す。
沈天庶は周翡に続いて二度目ですが、意外と人のよさそうな老人に見えるのかも
周翡は胡天瑛と沈天庶が寒水鎮で合流する前に胡天瑛を足止めしようと考える。謝允は自分を盾にして胡天瑛に対抗しようと言う。周翡は「もし自分が死んだらどうする?」と聞くが、謝允はめでたいから遊んで暮らすと言って怒らせる。
胡天瑛の攻撃に毒が効かない謝允を盾にするという発想は本当に大丈夫?
李姸は沈天庶を連れて李師伯の拠点・木工坊を訪ね、沈天庶と戦ったことがある李師伯は目の前の人物に絶句する。沈天庶が会いに来た旧友は「劉有良」だというので、李姸はようやくこの老人が沈天庶だと気が付くが、胡天瑛と地煞に取り囲まれる。沈天庶は谷天顕の到着を待つ間、李姸から劉有良の情報を引き出そうとする。
拠点を巻き込んでやっときづきましたか…
白先生は、「兪聞止の私兵も動いており、胡天瑛は兪聞止の命で動いた」との情報をもたらす。李晟は不仲の二人が海天一色の品をめぐり共食いになる隙を狙おう、と考える…
不仲といっても、あの二人の関係なら痴話げんか程度かもしれないし~
第45話「離間計」
李晟の手元には、兪聞止の密偵から奪った令牌があった。それで兪聞止との結託を利用して胡天瑛と沈天庶を離間させ、逆に胡天瑛を陥れようというのだ。
そんなに簡単にあの二人は離間できるのでしょうか?ちょっと心配です
谷天顕は沈天庶との合流を急ぐが、羽衣班が足止めを狙った策略で川を渡れなくなる。さらに徐舵主率いる行脚幇も加勢し、谷天顕は多勢に無勢で捕獲される。李晟たちは行脚幇の隠れ家に到着し、呉楚楚は伝書鳩を使って、羽衣班との情報伝達の拠点となっていた。周翡と謝允は行脚幇の手の者から李晟の「船着き場で待つ」との伝言を受けとる。
すごい数の鳩!四十八寨と行脚幇が本気を出すと情報網が凄まじいですね!
沈天庶は李姸に劉有良の詩を思い出させようとなだめすかすが、胡天瑛は「三尸丸を与えて苦しませれば思い出す」と脅す。怯えた李姸に、沈天庶は李師伯の指を切り落とすと迫ったため、李姸は根負けして詩を白状する羽目に。
沈天庶と胡天瑛の李姸に対する温度差が、微妙に二人の距離を生み出しているような
周翡と謝允は船着き場に到着し、胡天瑛と沈天庶が合流したと知らせるが、李晟は二人に離間策を講じたためこちらに利があると考える。数では劣るため直接対決は避け、花火で連絡を取り合うように確認し、そして計画が動き始める。
でも現時点で李姸が人質になっているという、肝心の情報が欠落しているのですよね
李姸は詩を書き上げ解放してと泣くが、沈天庶はまだ手放そうとはせず、擎雲溝での恨みがある胡天瑛はさっさと始末すべきだと言う。沈天庶は詩を諳んじて合っていれば解放するが、合っていなければ李師伯を殺し李姸に毒を与えると言う。李姸は無事に暗唱して李師伯は解放され、沈天庶は海天一色の品を渡すように胡天瑛に要求するが、李姸への対応などで信頼関係が揺らいだ二人は喧嘩を始める。
李姸の無邪気な性格が、思いもよらない形で地煞の分裂を招くとは…
周翡と謝允は、地煞の隠れている工房の中から李姸の泣き声に気付く。お使いを頼んだ責任を感じた謝允は、李姸を救出して自分が身代わりになれば、父に恩がある沈天庶は自分を殺さないと言う。用済みだからと殺害を命じた沈天庶に対し、李姸は泣き落としで困らせるが聞き入れられない。そこに謝允が入っていき人質の交換を申し出る。沈天庶は二人とも人質にしようとするが、谷天顕の援軍が襲撃されたとの知らせに顔色を変え李姸を解放する。李姸は周翡に連れられて楊瑾のもとへ届けられ、戦が始まる前に寨に帰される。
李姸の泣き落としは最強かなと思っていましたが、やっぱり地煞には通用しませんね
胡天瑛は地煞の配下から柱国の到着の知らせを受け、なぜ自分に?と訝るが、兪聞止の玉佩を提示され「街外れの庵で待つが、来なければ例の約束を反故にする」と伝えられる。胡天瑛は即座に配下を毒殺し、侯左にもし自分の帰りが遅くなり沈天庶が疑ったら「明年の花更に好く誰と同じうする」という詩を伝えるよう命じる。しかし侯左は胡天瑛の後をつける。
あの玉佩は四十八寨からのものだと思うので、毒殺された配下は四十八寨の手では…
謝允は人質になりながらも余裕を見せ、父が沈天庶の命を救った恩があるため、月が昇るまでは殺されないだろうという。沈天庶は家族が皆殺しになった際に謝允の父に救われ安平軍に誘われた恩があったが、真の恩知らずは王麟を裏切った周以棠だと断言する。安平軍時代から沈天庶の配下だった童天仰や谷天顕は敗軍の兵を殺したことで周以棠から罰せられた。そこで周以棠と沈天庶との間で生じていた温度差が爆発し、言い争いの末に配下を引き連れて安平軍を去ろうとした沈天庶は、王麟へ自分の片腕を切り落とし残したのだ。その周以棠が安平軍を指揮していることが許せず、沈天庶は命を狙い続けたのだ。
若い頃の沈天庶と、現在の沈天庶の演じ分けが素晴らしいですね!
「武が劣る弱者は殺されて当然」と当時の自分を正当化する沈天庶に対し、謝允は「父がそなたを救った時、己も弱者だったのでは」と指摘する。「民が侮られぬ天下を作る」という王麟が安平軍を作った志を徹底して守り続けたのは周以棠だったため、王麟は安平令を周以棠に委ねたのだ。それでも、自分が安平軍を去った後の蕭家は急激に傾き、安平軍が統率を欠いたため、自分の選択は正しかったと沈天庶は確信する。そして海天一色を手に入れれば安平軍より強力な軍隊を創設できるのだと。
王麟と沈天庶では志が全く違っていて、沈天庶が安平軍に求めるのは強さだけですよね
侯左は、胡天瑛と兪聞止の密会を後ろ姿だけを見て確信して去る。しかし待ち伏せていたのは兪聞止ではなく楊瑾で、不意を突かれた胡天瑛は叩きのめされるが、毒を撒いて逃げる。
この場面、楊瑾はパラメータを攻撃力に全振りしてるのだなと実感しますよね
月が昇っても謝允を助ける者は現れないが、謝允は「大荘主は私を殺せない」と確信している。すると侯左が、胡天瑛が兪聞止と海天一色の品を持ったまま密会していると知らせに来たため、沈天庶が逆上したところに、周翡が救いの神として現れる。沈天庶はやむなく謝允を解放して胡天瑛と兪聞止を追う方を選択する。そこに花火が打ち上げられる。
花火を打ち上げたのは楊瑾でしょうか?
侯左に胡天瑛の詩を伝えられた沈天庶はその意味を察する。胡天瑛は周翡たちに追いつかれて毒を撒くが、謝允が盾になったため周翡に刺されてしまう。しかし胡天瑛の持っていた包みは海天一色の品ではなく木の枝で、詩で示した隠し場所から沈天庶が回収していた。自分の一途さを証明したことで沈天庶が助けに来ると信じていた胡天瑛だが、李晟が「沈天庶は寒水鎮を離れた」と言ったため、裏切られたと愕然とする。周翡は解毒法が書かれた薬王経が実在すると聞き希望を見出す。さらに周以棠が四十八寨に帰還したという…
胡天瑛と沈天庶の愛を、寄ってたかって引き裂いている構図に見えなくもない♪
43~45話の感想
李瑾容が傷と毒のせいか間違った判断をしているように見えていましたが、捜魂鍼を使う局面にならなかったことは本当に良かったです。毒ならこの先解毒の可能性もありますが、捜魂鍼を使ってしまったらもう終わりですから。その上地煞に攻め込む理由を与えてしまうことになるわけで、一人で黙ってやるようなことではないですよね!
それでも李晟のリーダーシップと周翡の機動力で、地煞をかなり追い込むことができ、あとは海天一色の品を取り戻せば、謝允と李瑾容の解毒もできるかもしれない、というところまで来たのでしょうか。次世代の四十八寨は頼もしそうです。それに引き換え地煞は、7人の荘主のうち3人をすでに失い、胡天瑛がいなくなったら彼女に忠誠を誓っている陸天曠も怪しいかもしれません。沈天庶は李姸に甘いような一面があるので、そこまで地煞が弱ったら、兪聞止に丸ごと飲まれかねませんよね。
しかし最初の頃は、周以棠がヘルプを求められた安平軍とは一体何なのかよくわからなかったのですが、情報が出そろったので「前朝の復権を目論むレジスタンス集団」だということが理解できました。それを率いているトップの娘に、今の皇帝の息子が求婚した、ということで…。そりゃ皇帝も反対しますよね!陳子琛は胡天瑛のことといい、しっかり反省してほしいものです。
ところで44話の謝允が有翡の手首から毒を吸い出す場面は、絵になる美男美女のビジュアルにうっとりさせられますが、「有翡」の公式ホームページで、ブルーレイ&DVDの特典映像が公開されている中にその撮影風景の動画があります。あんな美しい場面を撮影するのには、爆笑の舞台裏があるようです♪ ぜひご覧になってみてください。
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