有翡-ゆうひ-あらすじ-46話-47話-48話-感想付きネタバレでありで!

ご訪問いただきありがとうございます!
クルミットです♪

海天一色の5つの品が四十八寨に集まったことが江湖に広まったため、胡天瑛が四十八寨に潜入して李瑾容に毒を盛り、品を持ち去ります。さらに沈天庶は李姸から劉有良の詩を聞き出し、胡天瑛を見捨てて品を手にしたことで、海天一色を手にする準備が整います。

当主不在で若手に任されることになった四十八寨ですが、その若手は皆四十八寨を離れて海天一色を探す決死の旅に出ることに。個々は頼りないのですが、知力や腕力の足りないところを補い合って最終決戦に向かっていきます。秘宝は一体どこに、どんな形で存在しているのでしょうか、ここからは終盤の山場になっていきますよ♪

【有翡(ゆうひ) -Legend of Love-】(ネタバレあり)

第46話「仲間と共に」

周以棠帰還と聞いた周翡は四十八寨へと向かう。李晟は「沈天庶は端から胡天瑛を捨て駒にするつもりだった」との事実を突きつけ、胡天瑛は信じられない想いに縋りながら息絶える。
周翡ならとどめを刺しそうですが、李晟は苦しんで死なせるようなところがありますね

沈天庶は海天一色の品と詩を手にしたものの、その意味がわからない。胡天瑛の死を知った陸天曠は、沈天庶に食って掛かるが、胡天瑛自筆の文を見て怒りが周翡に向けられる。
陸天曠は楊瑾と仲良くなれそうな単純なタイプですね~

かつて沈天庶は、鄧親方という職人に義手を作らせた。鄧親方は高い技術力を持っていたが、彼の親方は「宿鉄法」という奇書の鍛造と精錬の最高技術を基に、はるかに優れた武器を作っていたという。沈天庶は海天一色の中に「宿鉄法」があるとにらんでいた。
胡天瑛の解毒のためと言いつつ、真の目的はこっちでしたか

周翡は李瑾容の枕もとに付き添う周以棠のもとへ駆け付け、海天一色の中に澆愁花の解毒法があるかもしれないと言うが、周以棠は蓬莱の同明大師が解毒できるかもしれないと語る。一緒に帰ってきた謝允は、さらに状態が悪化し体は冷え切っていた。
同明に治せるのならいいのですが、蓬莱は結構遠いような

周以棠は周翡の持っている刀が自分の贈った碎遮ではないことに気付き、周翡は碎遮が折れてしまい、謝允から贈られた刀を持っていると打ち明ける。周以棠は「動じぬ心と勇気さえあればどんなことも解決できる」と励まし、李瑾容を蓬莱に連れていくことに。
碎遮はあっという間に折れましたから、呂潤は刀鍛冶には向いていなかったのですね

周以棠は謝允に、周翡の下山後ずっと二人を見守ってきたことを明かし、「蕭川」から逃げ続けて半生を過ごした謝允に、海天一色の真の主として向き合う気はないのかと尋ねるが、謝允は今からでもこの恩讐に決着をつけたいと考えていた。海天一色を手にする者次第で禍福は大きく変わるが、それは謝允の心次第で、周以棠は安平軍を聞煜に、周翡を謝允に任せると言う。謝允は周翡を命ある限り守り抜くと誓う。
どっちが陛下だかわからないくらい、周以棠の器の大きさを感じますね…

李姸は四十八寨に戻って以来、真剣に武芸の鍛錬に取り組んでいた。今回のことで天性の悪人がいると知った李姸は、胡天瑛の死後とじこもっている周翡を守るため、自分が地煞を倒せる方法を見出そうと必死だった。呉楚楚はそれでも「翡なら耐える」と言う。
周翡が抱えているのは、周翡自身が解決しないといけない問題ですものね

四十八寨では長老たちが「当主不在で誰が重責を担うか」の問題で言い争い、牛寨主のように四十八寨から出ていくことを検討する者も現れる。周翡は去る者は追わず来る者は拒まずの姿勢だが、自分自身は海天一色を捜すため下山すると言う。
長老たちはもう少し四十八寨を支えるという気持ちでまとまれないものでしょうか

谷天顕は大薬谷の入り口を探していると、配下が怪しげな岩が見える場所を見つけてきた。しかし谷天顕は行き詰まり、沈天庶に相談することに。一方、牛寨主の一門は四十八寨を去り北方へ向かう準備をしていたが、周翡から衣や食料、貴重な薬剤まで差し入れられる。
大薬谷といえば殷沛と沖霄が住んでいた場所で、応何従の故郷ですよね?

沈天庶は兪聞止に、海天一色の品はすべて手に入れたが、詩の解読ができないと相談する。「海天一色は渡さない」と言われたことを根に持つ兪聞止は協力を拒むが、必ず宿願を果たすと約束し協力を取り付ける。一方、谷天顕は文人を使って詩の解読を試みるが、陸天曠が張り付いているのが気に入らない。そこにひとりの文人が「詩に誤りがある」と言い出す。
まさかの李姸の覚え間違い発生?

李姸は沈天庶と胡天瑛が話していたのを聞いたため「海天一色は大薬谷にある」と言う。そこに地煞が北に向かったとの情報が入ったため、李晟は急いで一同を集めて説明し、それを聞いた謝允は「薬王経」を書いた呂潤の弟子・黄沈編が大薬谷に隠したなら道理にかなうと考える。周翡は解読よりもまず現地に行ってみればいいと言い、李晟も一緒に行くことになり、楊瑾に何かあった場合は李姸を託すと言う。楊瑾だけでなく李姸も呉楚楚も一緒に行くと言ってきかず、結局6人で大薬谷に向かうことに。
当主不在時に6人とも行っちゃったら、張博林が最高責任者でしょうか?危なさそう…

スポンサーリンク

第47話「秘密の村」

地煞に雇われた文人の一人が仕掛けを発見し、入り口に到達する。谷天顕と陸天曠は互いに闘争心むき出しで中に入っていく。大薬谷の住民は突然現れた江湖の者たちに震撼し、陸天曠は面倒だからと村人全員を捕らえさせる。知らせを聞いた沈天庶は大薬谷へ向かう。
谷天顕が常識人に見えてきますが、彼だって地煞ですからね~

周翡たち6人が大薬谷へ向かう途中で、陳子琛が謝允に会いたいと馬車をよこす。敵の大軍が国境に集まってきたため、天下が乱れるのを恐れて相談したいというのだ。周翡は友が必要としているのだからと行くように勧め、謝允はなるべく早く戻ると約束する。
陳子琛は何をやらせてもタイミングが悪いですね

李瑾容は同明の治療のおかげで、意識は戻らないが脈は落ち着いてきた。同明は浮かない顔の周以棠に、四十八寨や安平軍が心配なら戻るよう勧め、「我が地獄に行かねば誰が行く」と教示する。謝允の馬車に叫び声が聞こえてくるが、聞くと戦場と近く、安平軍が戦っているのだという。そこで謝允は先に聞煜の元へ向かうことに。
次の世代が、まさか寨をほったらかしにして別の経験を積んでるとは思わないですよね

謝允は安平軍の陣営を訪れ、聞煜に今後の相談をするが、国が代わって民に犠牲を強いるのは避けたいという謝允の思いを聞煜は理解していた。そこに半月ほど動きがなかった兪聞止の私兵が来たというので、謝允は陣営にとどまり兪聞止の別の目論見を見極めることに。
謝允は安平軍を現在の朝廷に帰順させようかと思っているのでしょうか

周翡たちの一行は何人もの農民の遺体を発見し、生き残りの少年を助けることに。少年の導きで村の入り口の仕掛けを開け、周翡は謝允のために説明を書き残す。村では地煞と私兵が男女別で村人たちを牢に入れていた。谷天顕は乱暴な陸天曠のやり口に反対で、「お前と胡天瑛は大荘主に背いた」と言って陸天曠を怒らせる。
謝允が亀の絵を理解できるといいのですが

地煞は次第に村人に暴力をふるって脅しをかけ始める。しかし李晟は人数差で勝ち目がないため助けが必要だと考え、いったん下山して安平軍に連絡しようとするが、それでは時間がかかりすぎ、周翡は自分がどうするべきかを考えこむ。やがて陸天曠が「海天一色の在処を吐かなければ村人を一人ずつ殺していく」と言い始めたため、周翡は「このまま寨に戻って、民を見捨てたと母上に話せる?」と李晟に問い、「四十八寨に退却の文字はない」と言い切る。安平軍に走る係はくじで呉楚楚に当たったため、身を守るため彩霞と暗器を仕込んだ武器を持って、呉楚楚は少年と共に発っていく。
「四十八寨に退却の文字はない」の言葉は最高ですね!

周翡は谷天顕と陸天曠の不仲を利用して、二人に江湖の果たし状を出し、戦っている隙に李晟と楊瑾で村人を助けようと考える。李姸は女子供を救出することに。周翡がひとりで果たし状を持ってきたと聞いた谷天顕は、何か裏があるのではないかと勘繰るが、陸天曠がそれを臆病者扱いして出向いていったため、谷天顕も渋々後を追っていく。
やっぱり陸天曠は楊瑾とタイプが近いような気がします♪

呉楚楚は後をつけてきた兵に取り囲まれるが、彼らは安平軍だったため、急ぎの用事で聞煜に会わせてほしいと訴える。一方、陸天曠は周翡と決闘を始め、その隙に李晟と楊瑾が村人の救出に走る。村人脱走の報は谷天顕に届き、虚を突く作戦だったと気付く。李姸は女子供を救出しようとするが、兵に牢の中に入れられてしまう。谷天顕は決闘の場に駆け付け、周翡の果たし状は策略だったと伝えるが、陸天曠は引き下がらない。
李姸のあっけなさが、やっぱりという感じですね

その頃、謝允は大薬谷に追いついていた。李晟たちは牢を解放するが、村人は怯えて出ようとしないため李晟が村人を説得する。村人の中にかつて殷沛の面倒を見た少年・小虎がいて、姉を助けたいと言う。李姸は皆を助けに来たと元気づけるが、老人や子供もいるのを見て途方に暮れる。そこに応何従の笛の音がして、たくさんの蛇が現れて兵を牢から引き離す。応何従は女装で女側の牢に振り分けられていたのだ。
やっぱり小虎がいました!応何従は故郷に戻っていたのですね

謝允は大薬谷の村人の「二人の若者が助けてくれた」との言葉に首をかしげる。周翡は二人を同時に相手にしていたが、次第に谷天顕と陸天曠は仲間割れを始める。謝允は糧秣庫に火を放とうとして、ここは見せかけだと気付く。李晟は地煞の糧秣や武器は裏山にあると気付き、そこを狙えば周翡の助けになると考える。呉楚楚の出兵要請を聞き、聞煜は数人で地煞兵と戦う無謀な計画に驚いて、急いで兵を手配する…
糧秣庫を燃やしたら、地煞が引いた後に村人が困りそうですけどね~

第48話「詩が表す場所」

李晟と楊瑾は村の裏山に向かい、油の入った壺を使って数的不利を覆そうと考える。李姸は地煞兵に囲まれ殺されそうになるが、応何従の蛇笛に助けられる。その頃謝允は本物の糧秣庫を発見し、酒に火をつけて火事を起こす。
後ろ手の火投げ、カッコイイですね!

周翡は陸天曠に「沈天庶は胡天瑛を利用し尽くして見殺しにした」と告げる。焦って否定した谷天顕を陸天曠が弩で射殺し、仲間同士の怨念に周翡たちは呆然とする。そこに呉楚楚が安平軍と到着したため、地煞は退却していく。安平軍が引き揚げた後に海天一色探しを再開しようとした李晟は、近くの光景が詩の内容に合致することから、そこが入り口だと気付く。
呉楚楚は短期間に戦闘能力かなり向上していますね!白兵戦で地煞と渡り合ってます♪

沈天庶は大薬谷の村人たちが逃げ出すのを見て、「谷天顕と陸天曠だけでは手に負えなかったか」と考える。周翡たちは入り口付近で中に入る仕掛けを探し始めるが、陸天曠はそれを配下に監視させていた。周翡が近くの「壎(石笛)」に似た石に触ったところ地響きが起こり、李晟は詩の間違いに気づき、残り3つの同じような石があるはずだと考え、3組に分かれて探してそれぞれ発見し、押してみると謎の洞窟への入り口が開く。
3組に分かれたのはイチャイチャタイムのためではないですよ?

周翡たちは洞窟の中に5つの彫刻を発見するが、応何従はそれが「毒五聖」で南方の民間信仰の邪神だと説明する。その傍らには何かの儀式を描いた壁画があった。先に進むと落とし穴に周翡と謝允が落ちてしまい、次々に現れる仕掛けで3組に分かれてしまうことに。
陸天曠は沈天庶に入り口で番を命じられ、自分が信用されていないと感じる。周翡と謝允は石室の中に閉じ込められるが、そこは人が暮らせるようになっており、壁が凍っていて謝允には危険だった。壁には呂潤の絵が飾られており、この部屋は呂潤の終の棲家とみられた。
呂潤はなぜこんなに寒そうな部屋で生活していたのでしょうか

沈天庶が進んだ先には碁の対局の絵がかかっていたが、白番黒番とは逆の石を持ち、局面が塗りつぶされていた。沈天庶はそれを呂潤が詩を目前にして至高の信仰を得た証だと考える。沈天庶の「棋歩」は陰を捨てて陽だけを進めてきたが、絵から「白番であっても黒石を使えばいい」との悟りを得る。
沈天庶の悟りは、俺様風を吹かせている感じにしか見えないのですが

謝允は呂潤の遺書を発見する。呂潤は愛する人を失った苦しみから医術に没頭し、死者を生き返らせる方法を模索したのだった。鳳凰丹についての記述があるが、この世にはもう鳳凰丹は残されていないのだ。李姸たちは薬剤のある部屋に閉じ込められるが、その声が李晟たちに聞こえたため、ようやく二組は合流するが、それを沈天庶が追ってくる。
ここで鳳凰丹が一つでも残っていればよかったのに!

周翡は「斉物訣」という巻物を発見するが、それは沖霄の「道徳経」に似て、周翡に強く働きかける心法だった。謝允は止めるが、周翡は試す価値があるとして心法の中に入り込んでいく。李晟たちは沈天庶に追われながらも、鳳凰の像を二択する場所に到達する。李晟は正しい方の像を壊して先に進み、沈天庶は間違った方を動かして仕掛けに襲われる。李晟たちが進んだ部屋には、見覚えのある図柄の文様が描かれていた。しかし沈天庶が無理やり扉を破壊しようとするので、海天一色を見つける他ないと李晟たちは覚悟を決める。
周翡はこの後すぐに戦えるのでしょうか?段九娘に気を入れられた時みたいになりそう

沈天庶が壁の薄い部分を発見し、配下に壊すように命じたことで、李晟たちは追い詰められ、壁が崩れるのも時間の問題に。その頃、周翡は体の気が斉物訣に吸い取られていくようで、声が出せない状態に陥っていた。李晟は部屋の中央にある装飾と壁の図柄が二つで完成することに気付くが、その二つがどうしてもちゃんと重ならないことを不審に思う…
動けない周翡に代わって李晟の知力がさえていますが、

スポンサーリンク

46~48話の感想

とうとう海天一色に近づいてきました!海天一色を守る仕掛けに斉門の禁所が使われていたことや、かつて大薬谷に沖霄が居を構えて鳳凰丹を作っていたことから見ても、沖霄はあの中の設計に携わるなど色々あったのでしょうね。彼は最後までキーマンでした。
でも大薬谷があんなややこしい場所だったのなら、沖霄を殺して逃亡した殷沛は、どこからどうやって出たのかとか、色々気になってしまいます♪

果たしてたどり着くのは李晟たちが先か、沈天庶が先か。…でも、ちょっと思うのですが、もしこれで李晟たちの方が先に謎を解いて海天一色を発見するようなことになったら…
沈天庶が持っている5つの品が発見にはまったく使われなかったということになって、「海天一色の品とは一体何だったのか」というオチになってしまいそうなのですが、その辺は大丈夫なのでしょうか?あの品はただの海天一色守護者の象徴で、謎解きに必要なアイテムではではなかった、ということになるのでしょうか。あの品をめぐって命を懸けてきた人たちのためにも、ちゃんと品が活かされて終わりに向かってほしいと思います。

それにしてもここまで多くの人が亡くなってきた物語ですが、一人一人にしっかりドラマがあって、地煞であっても悲しい最期だったりするのがぐっときますよね。
次回はとうとう最終話になります。どんな終わりが待ち受けているのか、最後までしっかり見届けていきたいですね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

コメント

コメントする