有翡-ゆうひ-あらすじ-34話-35話-36話-感想付きネタバレでありで!

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滅煞大会の混乱の中で、謝允は周翡を守るために再び内力を使ってしまいます。謝允の師匠である同明が毒の治療を行うことになり、周翡はそれに必要な希少植物「火蓮」を摘みに雪山に向かいますが、周翡の持つ慎独印を狙って木小喬と地煞の陸天曠が追うことに。

ひたすら謝允を救うため奔走する周翡をアシストするため、李姸たちも楊瑾の故郷である擎雲溝に向かいますが、そこにも地煞の手が伸びていきます。正体不明の海天一色のために振り回される江湖の争いは、ここからどういう方向に進んでいくのでしょうか。

【有翡(ゆうひ) -Legend of Love-】(ネタバレあり)

第34話「奇妙な友情」

呉楚楚は李晟を捜していて封無言に「尋ね人を知っている」と言われてついていってしまう。殷沛は配下に呉楚楚を見守らせていたが、男と林に向かったと聞いて、自ら助けにいく。封無言は呉楚楚が禁林の進み方を知らないと見ると怒って去り、呉楚楚はひとり林に入る。
呉楚楚にからんだ客→封無言→殷沛と、どんどん危険度が上がっているような

木小喬は慎独印がどこにあるか聞くが、周翡は「今はない」と答える。「慎独印は霍家の物だからこそ、卑劣な者には渡したくない、海天一色には興味がない」との本心を聞き、周翡は木小喬を信用する。その頃陸天曠は火蓮の傍らで周翡が現れるのを待っていた。
北風と太陽的な展開で、木小喬が太陽方式で周翡の信頼を勝ち取りましたね

呉楚楚は林の中で疲れて座り込むと、樵の男が声をかけてきて、斉門の旧跡まで案内する。呉楚楚とはようやく出会えた李晟は、沖霄の無事を確かめたくてやってきたのだが、一人で行動したことを呉楚楚に責められ、これからは何でも打ち明けると約束する。
最強の守護者は最恐のストーカーということでしょうか。声で気付かないのかな~

二人の様子をうかがっていた樵=殷沛は、呉楚楚が李晟を選んだことを後悔するだろうとつぶやく。殷沛は、封無言が李晟を殺したいと思っていると知り林を通してやる。旧跡に現れた封無言が呉楚楚を人質に払子を要求したため、李晟は払子を投げ捨てる。勝ち誇った封無言は、沖霄が殷沛に殺されたことを明かす。
陣法ができず弟子もいないのに、斉門の掌門になって何の意味があるのでしょうか?

封無言は李晟と戦おうとするが、奇門遁甲と八卦の術を知っているのは李晟だけなので、殺せないと気付く。封無言は掌門の子に生まれながら陣法を学ばず、父に愛される沖霄を恨んできた自分を嘆き、同様の経験をした李晟はその思いに若干共感を抱く。
確かに斉門を廃れさせたのは、沖霄のクセの強さにも問題があったのでしょうね…

木小喬は後から慎独印を渡すことを条件に、火蓮を摘めるよう手を組むことに。二人は戦う芝居をしながら洞窟を出て、周翡は慎独印を投げ捨てる。陸天曠は拾って雪山から滑り落ち、包みを開けるとそれはただの石だった。そしてちょうど火蓮は摘み時を迎えていた。
陸天曠の設定とビジュアルが、何か「狼殿下」風味ですよね♪

李晟は払子の柄の部分に水波紋が隠されていることに気付くが、封無言は海天一色という言葉すら知らない。その時、呉楚楚を人質にした谷天顕が、迷踪林の木のしるしを辿ってたどり着き、払子を要求してくる。谷天顕の挑発に乗った封無言が戦い始めるが、弾き飛ばされた払子を呉楚楚が拾い、谷天顕の攻撃を受けてしまう。李晟は地煞と封無言を斉門の旧跡に閉じ込めて逃げ出す。李晟は呉楚楚を霓裳夫人に診てもらおうと考える。
封無言が谷天顕を相手に互角!掌門ブーストか、武芸の方がお得意なのでしょうか

李姸は命がけで託された秘密に責任を感じ、一生懸命詩を諳んじる。そこに、荒れ寺の子供たちを保護している林先生が、礼を言いに零陵客舎を訪ねる。林先生は謝允の師叔で、蓬莱に戻る途中で子供たちに出会ったのだという。李姸は林先生に「謝允に海天一色の手掛かりがあると伝えてください」と伝言を託す。
李姸が暗唱以外のことをしていると、詩を忘れそうで心配になります

雪山を下りた周翡は木小喬に礼を言い、「百劫手は控えた方がいい」と助言するが、「人を信じるのはこれで最後ゆえ、裏切るな」と念を押される。周翡と別れた木小喬だが、百劫手の影響は確実に身体をむしばみ、吐血する。一方、朱晨が周翡を捜していたところ、李晟が行脚幇のつてで霓裳夫人を捜してほしいと訴えているのを見る。霓裳夫人は滅煞大会後、衡陽の樵雲居にいるという。そこで朱晨は周翡への恩を返そうと馬車の提供を申し出る。
朱晨はすごくいい人なのですが、報われない純粋さって心が痛みますよね

封無言と谷天顕らは斉門の旧跡からは脱出できたものの、封無言が林の奇門遁甲からなかなか抜けられず、依然さまよっていた。谷天顕は木を全部切ろうと言い出すが、封無言は斉門の物に手出しさせないと反発し、堂々巡りだった。
谷天顕はめんどくさい封無言につきあってキレないでいられるの、むしろ偉いです♪

胡天瑛は、兪聞止の面会が「別れの挨拶」だというので会ってみると、失敗続きの地煞とは手を切るつもりだと言い出して怒らせる。しかしそれは海天一色の捜索に胡天瑛を引っ張り出そうという挑発だった。胡天瑛は自分の必要な品は渡さないとの条件を提示するが、まずは見つけることだと兪聞止に突き放される。
兪聞止は多分、かつては胡天瑛に気があったような関係性?

胡天瑛と兪聞止が面談していると聞いて、会話内容に沈天庶は神経をとがらせるが、把握できずに苛立つ。沖霄も海天一色の守り人の一人であるとわかり、沈天庶の推測だと宝は大薬谷の近くにあるとみて、谷天顕に付近の捜索を命じる。
谷天顕は無事戻ってこれたんですね♪

周瑜は蓬莱に到着し、陳俊夫に火蓮を手渡すと倒れこんでしまう。周翡が目を覚ますと、謝允は再び眠りに入ってしまったという。安堵した周翡は、三つ目の薬剤「朱明火尾草」を捜しに発とうとして休養を勧められる。朱明草の在処は小薬谷の近くだというので、楊瑾と応何従に情報を求めようと考える。林先生は周翡に「君の師叔だ」と絡み、李姸のことを「利発で礼儀正しかった」というので、周翡は本当に李姸のことかと困惑する。
林先生は人を見る目がない…

沈天庶は内傷が癒えないまま鍛錬したことで気が乱れ、しばらく内功を使えなくなる。そんな無理を重ねながらも海天一色に必死な沈天庶に、胡天瑛は二人の出会いを語り始める…
謝允の推雲掌の威力はここまで沈天庶を苦しめるものだったのですね

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第35話「宝の秘密」

胡天瑛は沈天庶に自分たちの出会いを思い出させる。沈天庶は安平軍の統領で、胡天瑛は師匠に「毒術ばかり身につけた悪徒」となじられ、大薬谷から脱走して沈天庶のもとへやってきたのだった。互いに弱者を治すより強者となることを選び、沈天庶が天下の覇者となれると信じてきたのだ。胡天瑛は「自分が周翡を殺して慎独印を取り戻す」と申し出、沈天庶はすぐに発つように命じる。そこで胡天瑛は陸天曠に頼みごとをする。
沈天庶は安平軍の統領だったのですね!微妙に沈天庶が冷たいのは兪聞止のせい?

周翡が「海天一色とは何なのか」と尋ねると、同明は「安之の口から聞くべきだ」と答え、「今すぐ知りたいのなら甘棠公に尋ねよ」と言われる。旅立つ前に、謝允の顔を見ていくようにと林先生に言われるが、周翡は「顔を見たら去れなくなってしまう」と言う。
周翡はこんなに謝允のことを想うようになっていたのですね…

聞煜は周以棠に李瑾容から届いた綿入れをかけると、針仕事が苦手な妻の粗い縫い目に周以棠はすぐに気付く。折れた刀を持った訪問者がきたというので、周以棠は娘だと察する。久々に父と再会し、安平軍を目の当たりにした周翡は、両親や謝允への理解を深めた思いがすると言う。周以棠は周翡に「碎遮」という名の刀を贈る。
李瑾容は当主の仕事しながら針仕事まで…。周翡はこれが最後の刀になるでしょうか?

零陵客舎に周翡から文が届く。謝允の師匠を手伝って治療薬の材料を集めており、朱明草を捜しているというので、楊瑾は「聞いたことがある」という。応何従によると擎雲溝にしか育たない植物だという。
楊瑾は掌門なのに、こんなに地元のことを知らずに大丈夫なのでしょうか

周以棠は「碎遮」の由来について語る。作ったのは名工ではなく呂潤という人物が生涯に唯一作った刀だというので、周翡はその名に聞き覚えがあると思う。呂潤がすべてを伝えた弟子は三人おり、一人は大薬谷、もう一人は斉門を開き、あと一人は黄沈編だという。周翡は自分に付きまとう海天一色の正体を知りたいと思うが、周以棠は娘が救いたい友人が謝允だと気付き、「海天一色がつきまとうのはお前ではなく謝殿だ」と明かす。
呂潤の弟子の一人は封無言の父でしょうか?呂潤は李徴くらいの時代の人物なのかな?

二回目の薬を投与した謝允の容体は落ち着いているものの、五臓六腑まで凍りかけていた。かつて宮中育ちの謝允は銭金の価値がわからなかった。ある時講談師の男に出会い、受ける物語の作り方を指導する。それがきっかけで、詞曲で銭を稼ぐことを知り、羽衣班の存在も教えられたのだ。謝允は時々施していた物乞いの男を助け、そのお礼に「乞食鶏」を教わる。そこから閃いて「離恨楼」を作り壁に書き記すが、聞煜が兵を率いて謝允を捜しに来たため、天井に隠れてやり過ごす。
謝允は岩盤浴みたいに岩のベッドを下から温めてる?あれじゃ同明の裾が燃えそう~

過去の長い夢から目覚めた謝允は、同明から周翡が慎独印を持って去ったと聞き、関心がなかったはずの海天一色に関わっていることを不安に思う。林先生が「寝ている間に劉有良が姿を現した」と知らせ、海天一色が見つかればと心配する。謝允はそれよりもどれだけ起きていられて周翡に会えるかを尋ねるが、同明は答えず顔を曇らせる。
蓬莱のおじさんたち、謝允の気が休まらないことばかり言う…

25年前の前朝の政変の際に、黄沈編は国力を守るため宮中の宝をすべて運び出させ、大薬谷付近に隠した。周以棠は周翡に「その宝が海天一色なのだ」と語る。海天一色の情報は外に漏れ、殷家と大薬谷は滅ぼされ、王麟はその宝で王朝の復活を果たそうとしたが見つからず、安平軍の沈天庶から地煞も知ることとなった。周以棠は海天一色の中に何があるかは知らないが、皆が言うように天地を覆すような品があるとは思えないと語り、周翡はそれでも謝允を救い、願いが叶うよう助けるのだと父に語る。そこに陳子琛が訪れたため、周翡は冷たい態度で帰っていく。陳子琛は周翡を慕っているため周以棠の協力を求めるが、周以棠は「娘には近づかぬ方が」と助言する。
でも、当時の各門派に秘密を分散させた理由がいまひとつわからないですよね

李晟が呉楚楚を連れていくと、霓裳夫人は手厳しく李晟を責めるが、それは男として呉楚楚を守れなかった事への脅しだった。暮雲紗は壊れたが、着ていたことで命は守られたため、投薬で数日休めば治るという。李晟は手伝ってくれた朱晨に感謝し、零陵客舎に戻るなら周翡に無事を伝えてほしいと頼む。
霓裳夫人は周翡に続いて二度目なので、李晟は謝允のとばっちりで怒られたような

李姸たち三人が擎雲溝に到着すると、李姸と応何従はよそ者だから掟で中に入れず、目隠しすることを求められる。しかしよそ者を連れてきたため、長老は常々楊瑾が掌門を務める不満をぶつける。しかも朱明草を採りに来たというので、危険な禁地に入ることで激しく非難され、楊瑾は掌門をやめると宣言し、長老は李姸と応何従を捕らえるよう命じる。
掟が多くて閉鎖的な擎雲溝は、楊瑾の性格として一番肌に合わなさそうですよね

李姸と応何従が逃げ出したため村は大混乱に。追われた二人は、事情を知らない村人に見つかり凝露を使って眠らせる。村人が目覚めるまで半日しかないが、応何従は猛毒の朱明草なら普通のところには生えていないからすぐ見つかるはず、と言う…
普通のところじゃないから、簡単に見つからないような気がしますよ~

第36話「大薬谷の反徒」

応何従が村人から瘴気よけの香袋を奪い、瘴気の林へと向かっていた頃、擎雲溝に胡天瑛が入り込んでいた。楊瑾は長老によって掌門を降ろされ、新たな掌門を医業の技術比べで決めることに。楊瑾は林へ逃げ出し二人に追いつく。胡天瑛は擎雲溝の掌門が医業の技術で決められるなら、自分が適任だと名乗り出る。
地煞が乗っ取りを企んできました!周翡はまだ到着しないのでしょうか?

胡天瑛は「大薬谷の継承者」を自称し、長老との腕試しに挑んで勝利する。胡天瑛は、小薬谷には存在意義がなく、この世に存在すべき門派は地煞山荘ただ一つだと宣言する。長老はようやく目の前の人物が大薬谷に火をつけた反徒・胡天瑛だと気付く。
四十八寨も擎雲溝も、閉じた環境で幸せに暮らすとどこか平和ボケになりますよね

瘴気よけの香袋は二つしかないため、李姸は「二人のうちどちらかが自分を背負えば、香袋を共有できる」と考え、結局楊瑾が李姸を背負うことに。楊瑾は掌門の位を失ったことを打ち明け、掌門の位を望んでいなかったからこれでいいと言う。胡天瑛は朱明草を採りに来た者を差し出すよう脅し、弟子が白状してしまう。楊瑾たちは林の奥に朱明草を発見する。
故郷に居場所のない楊瑾と、故郷を失った応何従と、立場を交換したくなります

興南門の朱瑩は、零陵客舎で殷沛に声を掛けられ困惑するが、朱晨が庇う。殷沛は「ひ弱で役立たず」と朱晨を罵倒して手下になれと言うが、朱晨は「堕落はしない」と断り「殷殿の言動は青龍主と何ら変わらない」と反発する。そこに周翡が到着し朱晨を救うが、相手が殷沛だと気付いて驚く。周翡の強さに殷沛は逃げ、朱晨は周翡に感謝するが相手にされない。
薬の力で虚弱をごまかしてる殷沛が、朱晨にマウントとっても空しいだけですよね

周翡は行脚幇の伝書鳩を借りて飛ばした先は謝允で、「慎独印を木小喬に渡す」との文を見て謝允は苦笑する。自分のために周翡を苦労させることに苦しむが、同明は諦めない周翡のために養生せよと諭す。二人は離れていても諦めない思いでつながっていた。
ずいぶん謝允は元気になりましたね!

李晟は呉楚楚の看病の傍ら、沖霄の敵討ちのため殷沛殺害を武林の各派に頼んで疲労していたが、呉楚楚の目覚めに喜ぶ。霓裳夫人は李晟に羽衣班の加勢を申し出る。霓裳夫人は清暉真人の正体を知り、殷聞嵐の名誉を傷つけるのは許さないと考えたのだ。
霓裳夫人は殷沛だと知ったのですね。息子の行く末をずっと気にしてたのに…

李姸たちは外で「擎雲溝に人の出入りが多い」と聞く。訪問者の女が持っていた木の実が澆愁花の実だったため、応何従はそれが胡天瑛だと気付く。村は胡天瑛の毒で制圧されていた。そこで騒ぎを起こして、胡天瑛が持っている解毒剤をその隙に奪い取る計画を立てる。
胡天瑛に対抗するのがこのトリオだというのは、かなり不安がありますよね…

火事が発生して胡天瑛は長老の部屋を離れ、その隙に応何従と李姸は解毒剤を捜す。そこに胡天瑛が戻ってきたため二人は戸棚の中に隠れ、それは大薬谷の掌門を目の前で胡天瑛に殺された過去と一致し、応何従は混乱に陥るが、李姸に解毒薬を渡し長老たちに届けさせる。応何従は助けに来た楊瑾に放たれた毒針を磁石で吸い寄せ「自分こそが大薬谷唯一の継承者だ」と名乗り、毒で人を害するだけの胡天瑛を卑怯者と非難する。
胡天瑛によって植え付けられたトラウマを、応何従は自力ではねのけたのですね

李姸に救われた村人たちが胡天瑛を囲み、遅れてやってきた地煞の配下は、応何従の催涙薬で戦闘不能のため、胡天瑛は渋々撤退する。応何従は師匠を殺された時のことを克服できたと語り、楊瑾と李姸は応何従が勇敢だったと賞賛する。楊瑾は自分に掌門は務まらないと言うが、長老は先代の掌門が楊瑾を指名した理由をようやく理解し、玉佩を返して楊瑾を掌門として認める。李姸たちは朱明草を持ち帰ることを許され、擎雲溝を後にする。
擎雲溝を守る掌門なら、ずっと不在だとまずいと思うのですが…

地煞には胡天瑛の失敗が伝えられる。周翡は木小喬に会い、約束通り慎独印を「返して」いた。これから木小喬は霍長風殺害の真相を突き止めるというので、周翡は「敵討ちに手助けが必要なら呼んで」と言う。謝允は同明の目を盗んで乞食鶏を作って食べようとしていたが、陳俊夫に見つかる。応何従は途中で小薬谷に残ろうと決意する。そして小薬谷への道を目指す周翡の前に、謝允の姿が…
応何従には小薬谷が必要ですよね。地煞はここから反転攻勢に出るのでしょうか

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34~36話の感想

殷沛は玄武主を倒したから四象山の主の一角に食い込んだのかと思っていたのですが、配下の服装とか殷沛自身の服装からすると、彼は青龍主の後釜に昇格したのかな?そういえば元々殷沛は青龍主の配下だったので、そのまま組織を乗っ取ったということなのかも。
玄武主の配下も誰かが名乗りを上げれば次代の玄武主が誕生するのでしょうか。

今回は斉門という滅んだ門派と、滅びに瀕して必死に守っている小薬谷の事情という門派の形がさまざまに描かれていました。門派は払子のような象徴を継いで掌門がいれば継承ではなく、門派の核となる技が受け継がれていることが大事ですが、その技も守るための努力をしなければ他から乗っ取られてしまうのですね。だからこそ四十八寨は寨を作って守る努力をしてきたわけですが、それでも内部から裏切りが出て危機に陥るのだから難しいものです。結局それは海天一色も同じで、核となる精神を次の代に引き継がないと、内から外から欲望にもみくちゃにされてしまうことになるのですね。しかし今回擎雲溝は「掌門の楊瑾が地煞を退けた」との評判が広まるわけで、それがしばらくは村の守りに役立つでしょうか。楊瑾はこれから挑戦を挑まれる側になっていくのかもしれませんね♪

しかし周翡が全く相手にしていない陳子琛と朱晨は、このままあしらわれて終わるのかなと思ったら、意外に粘っていますね。特に陳子琛はさすがに皇子だけあって「将を射んとすれば先ず馬を射よ」を実践し、周以棠に協力を求めたのはなかなか厄介です。周以棠は娘の性格を理解しているので見守るでしょうが、安平軍の統領としては、謝允の余命を知
ったら色々考えるものはあるのではないでしょうか。これからの動きが気になりますね!

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この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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