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クルミットです♪
長歌と楽嫣が再会しました。
公主らしくなった楽嫣、自分の生きる道を見つけた長歌。
これは良かったのですが洛陽で皇太子を殺害する陰謀が動いていました。
新しい人物も登場し話はどう展開するのでしょうか？
では 31話から紹介していきますのでお付き合いください♪
【長歌行】(ネタバレあり)
「31話 その手を離さない」
隼と李靖は火事が起きた梓微宮に駆けつけた。隼は侍衛を装った男を捕らえた。男は自害しようとしたが李靖が取り抑えた。火が消えたが李靖は隼に友を探す時ではないと言った。
杜如晦と晧都が李宅で李靖の帰宅を待っていると梓微宮の火事の知らせが届いた。急いで洛陽府衙に戻り梓微宮の様子を調べると従者が目の下にほくろがあると不審な者を見たと証言した。杜如晦は長歌だと気付いたが血を吐いて倒れた。流雲観に担ぎ込まれた杜如晦は長歌を見た。晧都に長歌を捉えるように命じた。司徒郎郎が晧都を遮り長歌を逃した。晧都が外へ出ると楽嫣が来たので中へ引き返して行った。楽嫣は長歌に出会って早く逃げるように言ったのだった。しかし、長歌は逃げずに戻って来た。外を探しているからここの方が安全だと。司徒郎郎は官兵にまで追われる長歌が誰なのか不思議でならない。
杜如晦を晧都に長歌が皇太子を拉致したのか？皇太子を利用されては困ると晧都に策を与えた。晧都は楽嫣から長歌がまだ洛陽にいることを聞き出した。この騒ぎは唐を乱したい者の企みだ。楽嫣は長歌ではないと言うのだが晧都は疑うことを止めないのだった。
李靖は妻から賊は隋王朝に関係していると言われた。隼を朝食に連れ出した。囲碁を打ちながら李靖は隼の手は朔州の公孫恒にそっくりだと言った。参謀に秦がいたが生きているか。
隼は秦じいの連れだと言った。そして李靖が隼を草原人と言うと隼は即座に否定した。隼の話を聞き、李靖は友が女だと気付いた。隼は李靖と話すうちに長歌が意中の人と自覚するのだった。
李靖は隼が探していた友が女とわかり嬉しくなちゃいましたね。隼の純粋さに驚いたかもしれません。
長歌は楽嫣に会いに街に出てきた。隼が外を見ると晧都が部下を連れて行くのが見えたのですぐさま後を追うことにした。楽嫣が長歌を待つ部屋に叔玉が逃げる準備をしてやってきた。そこへ晧都が入って来て、楽嫣と叔玉を捕らえて長歌を待った。扉を開けると・・・
宿の使用人が・・・ 悟られたと知った晧都はすぐさま外に飛び出していった。楽嫣と叔玉は窓から長歌と隼が逃げていくのを見た。楽嫣はあの男の人は以前も長歌を助けてくれたから大丈夫と叔玉に言うのだった。
長歌と隼は酒坊に逃げ込んだ。
隼が李靖と囲碁を打っていた店です。
隼は長歌を抱きしめた。そばに居ろと言う隼、感謝はするが身は捧げないと言う長歌・・
二人は酒を飲み交わした。
すると物音が・・押し入れを開けると皇太子が転がり出た。長歌を見た皇太子は幽霊！と驚くが長歌は遊びたさに逃げ出した皇太子に説教をします。そして皇太子を鍛えることにして相撲部屋に連れて行きました。
自分のしたことに自覚がない皇太子ですから・・・
隼は長歌に帰ろうと言います。どこに？秦じい、十八、緒風・・・みんなが待っている所
合わせる顔がないと言う長歌に隼は大丈夫戻ればわかると言うのでした。
洛陽府衙で楽嫣は晧都に怒りをぶつけます。
「32話 流雲観の乱」
楽嫣は晧都の頬を打ちます。騙して利用したのは出世のため・・・長歌が唐のためにどれだけのことをしてくれたか見て来たはず、操り人形なの・・命令の方が大切なの・・・
楽嫣が出ていくと叔玉は晧都に言います。命令や手柄ではなく自分の信念が大切だ、自分も早く気づけば長歌を失わなかったのにと・・・
長歌と隼が戻ると秦じい、緒風、十八、皆んなが迎えてくれた。秦じいは早く洛陽を離れた方がいいと言います。隼が草原に一緒に行こうと言うのですが長歌は・・・
長歌はもう貸し借りはないと言うのですが、隼は納得できませんね。
杜如晦は晧都を長歌の捜索からはずしました。晧都は長歌は皇太子の失踪に関わっていないのではと言ったからです。晧都は楽嫣がくれた兎飴を見つめていました・・・
晧都は初めて義父に意見を言ったのです。
綿瑟夫人が流雲観に乗り込んできました。観主に寄付をしたいと言いました。
長歌は隼に貸は取り消さないと言われ、指切りして約束することに、破ったら負け。
流雲観に挨拶に行くという長歌に着いていくと言う隼。子供じゃない・・迎えにいくと・・
隼は長歌がいなくなった時の思いをもう二度としたくないのです。草原からはるばる探しに来たですから。
流雲観に杜如晦は自ら出かけました。観主に脈を見てもらっている所に梓微宮に火を付けたものがここにいると言って綿瑟夫人が乗り込んできました。私を探していたのでしょ・・・流民達を人質にしています。
杜如晦は長歌を探しにきたのですが思わぬ展開になりました。
杜如晦に綿瑟夫人は梓微宮に火を付けた、皇太子も殺したと言いました。観主は皇太子が死んだかはわからないと杜如晦を落ち着かせます。挨拶に来た長歌は様子がおかしいことに気づき屋根に登って眺めていました。綿瑟夫人を見て可汗の女だと気づきました。
綿瑟夫人は杜如晦は世民の片腕、殺したらここに来た甲斐があると刀を突きつけました。
そこへ長歌が飛び降りて来ました。綿瑟夫人は長歌が渉爾の奴隷だったことに気付いた。長歌は杜如晦に恨みがあるので殺させてと言います。綿瑟夫人は刀を長歌に投げました。長歌は杜如晦を切りつけます・・・しかし、杜如晦を突き飛ばしました。
流雲観の中は混乱をきたしました。観主も戦います。ちょうど戻ってきた司徒郎郎も戦います。観主は長歌に杜如晦を逃すように指示します。杜如晦は外に連れ出して長歌はまた戻っていきました。杜如晦は長歌の行動に驚きますが長歌に今の唐には杜如晦が必要だと言われます。杜如晦は狼煙をあげて倒れてしまいました。狼煙を見た晧都は飛び出していきました。楽嫣と叔玉も後を追いました。
観主はとっても強いです。司徒郎郎の水を得た魚です。
隼は李靖と囲碁を打っていました。李靖が「衛公兵法」の本が欲しくないかと隼に聞きました。隼は李兄が有名な李将軍と知りました。そこに緊急事態を知らせる太鼓の音が聞こえて来ました。李靖が流雲観で何か起きたと言うと隼は飛び出していきました。
最後まで囲碁の勝負をしたら本をくれると言ったのに隼は断り出ていきました。
李靖の持っていた本には何も書かれていませんでした。李靖は隼を試しているのでしょうか？
流雲観では観主が刺され、戻って来た長歌が戦います。外に晧都が駆けつけました。
長歌が捕われた時、隼が助けに来ました。阿詩勒隼がなぜここに・・・
屋根からひらりと飛び降りた隼は素敵ですよ。
「33話 秘められた主従関係」
官兵が駆けつけました。李靖が指揮を取ると言います。杜如晦は兵符を渡すと李靖が中に向かって声をかけます。隼は李靖が弓を撃つ位置を指示していることに気づきました。隼は矢を避けて戦います。ついに綿瑟夫人を追い詰めました。綿瑟夫人は隼を裏切り者と叫びます。しかし、隼はやっと落ち着いた唐と阿詩勒部を離反させようとしていると言います。
兵が入ってくる音がしました。綿瑟夫人を打ち捨て二人は逃げました。
皆んなが中に入った来ました。傷ついた観主と司徒郎郎が待っていました。
隼と長歌の姿はありません。
隼を探そうとする李靖に司徒郎郎は隼の代わりになりごまかしてくれましたね。
杜如晦は引き上げていきました。皇太子の捜索について話すと楽嫣が城門を閉めずに賊と流民を見分ける方法があると言います。城門を出る流民に粥を施します。楽嫣がある親子の後をつけろと言います。晧都は父親のふりをしていた賊を捉えて来ました。
楽嫣は砂の入った粥を与え食べなかった男の後をつけさせました。本当にお腹の空いた流民はそのくらい気にせず食べます。城外で子供を殺そうとしたところを捉えました。長歌が生きていても楽嫣は晧都を許さないと言います。
叔玉に流雲観の後始末をしていた者が報告に来ました。死体が動いたと言われ見に来た晧都が見間違えだと兵を叱ったと言うのです。叔玉はこのことは他言するなと言いました。
動いた死体は長歌と隼だといいのですが ・・
杜如晦は綿瑟夫人に問いただした。隋の残党だと言うことが分かったがそれ以上ことは言わないのだった。
長歌は宿で目覚めた。隼があの追っ手はもう来ないかと長歌に尋ねると晧都のことはわからない・・見逃したわけは・・
薬を飲み話していた二人は皇太子のことを忘れていたのに気付いた。長歌からの手紙で楽嫣達は相撲館に皇太子を迎えに行った。皇太子が相撲部屋を閉鎖しろと晧都に命じますが動きません。長歌のせいだと怒る皇太子に楽嫣は説教します。叔玉が二人を宥めます。
叔玉は晧都が長歌達を逃したことで晧都を見直したようです。
草原では穆金が弥弥を商隊が来たから見に行こうと誘いに来ましたが弥弥はいません。ヤギを放しに行った弥弥は倒れていた男の子を連れて帰りました。熱を出してうわごとを言う男の子、主の命令に従えと言います。弥弥は驚きました。
弥弥に何かわけがあるようです。
穆金が綺麗な景色を見せると言って誘いに来ました。二人は絶景の釣り橋に来ました。穆金が商隊から買ってきた飴を差し出しました。弥弥は一口舐めしまいました。そしてどんな話があるのと聞きました。穆金は付き合って欲しいと言うのですが弥弥は釣り合わないからと断りました。弥弥はテントに帰り熱を出した子の世話をします。その子には発疹が出ていました・・
この橋を二人で渡ると一緒になれると言う言い伝えがありました。
延利可汗は酒に溺れて、隼を手放したことを後悔していた。可敦・奕承公主は薬を持ってきて様子を見たいた。
綿瑟夫人は牢の中で奕承公主を思い出していた。可汗の前で奕承公主を罵り可汗を安心させていたのです。実は二人は強い主従関係で結ばれていました。捕えられた綿瑟夫人は自ら命を断ちました。
洛陽でことを起こしたのも奕承公主のためだったのでしょう。
奕承公主は雷豪を呼び、渉爾を鷹師のところに行かせたか聞きました。奕承公主は綿瑟の計画は失敗したようだから次の計画に進むと言います。延利可汗も長くはないと雷豪は言いました。
奕承公主は息子の渉爾を可汗にしたいのでしょうか。隼を殺そうとしていました。
31ー33話の感想
長歌と隼はやっと会えました。隼は長歌が死んだかもしれないと思った時どんなに辛かったことでしょう。全てを捨てて探しに来ました。秦じい達と出会い洛陽に来て本当に良かったです。囲碁をやりながら話していた時、隼が探している友が女だと知った李靖は楽しそうでした。隼が友と呼ぶ女、長歌。李靖の質問に答えながら長歌と二度と離れないと自覚する隼は可愛いですね。長歌を見つけて助けた隼が長歌を抱きしめてどんなに嬉しかったことでしょう。長歌に借りを返すためにそばに居ろと隼らしいい告白です。長歌も分かっているのになかなか素直になれませんね。でも心は通ったようです。そして流雲観に飛び込んできて長歌を救う隼はカッコいいですね。
楽嫣は晧都を本気で怒りました。晧都を見直しかけていたのに残念ですね。晧都も義父と楽嫣とに挟まれて辛いでしょう。楽嫣を想い始めていたのに・・・楽嫣の心を取り戻せるのでしょうか？身分や立場でどうにもできないこともありますね。
綿瑟夫人は奕承公主の忠実な侍女でした。奕承公主は唐を滅ぼそうとしているのでしょうか？息子の渉爾を可汗にしたいだけ？次の計画が進行するようです。
弥弥にも何か秘密があるようです。穆金の想いを断りました。
李靖は実在の人物です。李世民の幕僚の一人で優れた武将。中国では最高の名将と言われています。李靖は突厥を滅し北部国境の平和をもたらしました。
と言うことは阿詩勒部と戦うの？
隼は二度と離れないと言います。長歌はこれからどうするのでしょう？
楽嫣は晧都を部下として接するようになりました。楽嫣は晧都を許すのでしょうか？
草原でも何か起こっています。奕承公主は何をしようとしているのでしょうか？
次はどんな展開がまっているのでしょうか。
楽しみです。
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