ご訪問いただきありがとうございます!
クルミットです♪
鷹師の幕営で疫病が流行りました。薬草を探しに行った長歌たちが漠北に捕まってしまいました。阿詩勒部が漠北を支配しているようです。長歌は穆金や鷹師の人々を助けることができるのでしょうか?
では 37話から紹介していきますのでお付き合いください♪
【長歌行】(ネタバレあり)
「37話 全権把握」
長歌は漠北王と漠南王に鷹師と牙帳の状況を伝え、使者に気づかれたら砂漠と鷹師が結託したと思う。すぐに捕まえろと言うのです。漠北王は使者を殺させました。
徴兵や妻子を人質に差し出せという牙帳に対抗するのには砂漠が結束することだと言います。長歌は漠北王と漠南王に対立はやめて協力し合うように説得します。そして砂漠中を団結させると言いました。
雷豪は奕承公主に長歌が紫草を手に入れ漠北王と漠南王に同盟を結ばせたと報告した。
奕承公主は計画を急ぐことにして、可汗に薬を飲ませて動けなくした。昔、奕承公主は延利可汗の兄を殺し延利を可汗にしたのです。
延利可汗は渉爾の叔父です。
穆金は熱が下がりません。孫真人が高熱が続くと危ないと言うので隼は懸命に看病します。雁行門は紫草を運びます。野営の用意をしていた弥弥に紫草を燃やせと指示が来ました。雁行門が襲われましたが弥弥が紫草を持って鷹師へ向かいました。秦じいも戦います。緒風は怪我をした十八を助けます。
ひとりになった弥弥は奕承公主の指示に逆らい紫草を燃やさず運びました。穆金を死なせるわけにはいきません。
なんとか生きている穆金を隼は励まします。穆金は弥弥を頼むと言い意識を失いました。その時、弥弥が帰って来ました。孫真人が早く薬を作れと言います。薬を飲まない穆金に弥弥は口移しに飲ませました。
奕承公主は可汗のテントに熊師の土喀設を呼びました。可汗の命令として鷹師と一緒に漠北を攻める様に言い渡しました。汚名を挽回したい土喀設は可汗の異変に気づかず出て行きました。
奕承公主は可汗を殺さずに可汗が命令している様に見せかけています。
隼は秦じいに長歌が人質になって漠北にいることを伝えました。秦じいは砂漠が同盟を結ぶことは牙帳に歯向かうことになるから、長歌と相談しろと言うのでした。
穆金は意識を取り戻しました。戻ってきた緒風は怪我をした十八の様子を見に来ました。
十八は緒風も怪我をしていることに気づき手当てをするのでした。
二人の間にハートが飛んでいました。
隼は穆金に熊師と漠北討伐に行くことを話しました。そして長歌が漠北にいることも。隼は長歌の提案も悪くないと、穆金は牙帳の恩はもう十分返したと言うのでした。
奕承公主は土喀設を呼び病になった可汗が鷹師が野心を持つかもしれないと心配している。漠北討伐を鷹師にやらせて漁夫に理を得よと言っていると伝えました。
もちろん可汗ではなく奕承公主が隼を殺そうとしているのですね。
奕承公主は雷豪に土喀設が隼を殺すのに失敗したら他の者に隼を殺させるように指示しました。
どこまでも用意周到な奕承公主です。
長歌は砂漠の地図を見て漠南王、漠北王と話し合っていました。そこに 阿詩勒部が来たとの報告が届きました。鷹師と熊師です。
隼も来るのでしょう。
「38話 第三の道」
土喀設の所に漠北王の使いがやって来た。王は過ちを認めたと言って貢物を持って来ました。隼にも小箱を渡した。箱を開けた隼は長歌の手紙に気づいた。返事を書く隼を見て穆金は優しい言葉を書けと言うのだった。使者は長歌に返事を届けてくれた。
使者はこっそり読んで漠北王に伝えました。漠北王は隼にこんな一面があったと驚きました。手紙には「恋しい」と書かれていたのです。
隼は長歌を抱きしめました。長歌の無事を確認した隼に長歌は早速話した。隼は阿詩勒部を裏切ることはできないと言います。長歌は裏切らない道もあると話しました。
漠南王と漠北王は長歌に2日しか待てないと言います。
熊師に呼び出された隼が出かけようとすると弥弥が来ました。鷹師の罠だと言います。隼は考えさせてくれと言います。弥弥は穆金に弟が牙帳に人質になっていること自分が内偵だと告白しました。穆金は紫草を命懸けで届けてくれた鷹師の恩人だと言うのでした。
隼と穆金は土喀設の所に来ました。土喀設は漠北を攻める準備ができたので明日攻撃すると言います。隼は今夜出撃すると言った。土喀設は従うと言った。
渉爾が可汗を見舞いにきたが雷豪が会わせてくれない。母奕承公主がテントからでいてきた。母に会うことを禁じられていた渉爾に奕承公主はその命令は撤回されたと言います。渉爾は叔父に狼師の出陣も許可して欲しいと言いにきたのですが可汗の病が重く、奕承公主が牙帳を統括していると言います。戸惑う渉爾に母は今後お前が牙帳と草原を支配することになると言います。
熊師と鷹師は布陣についた。鷹師が突撃した。熊師は動きません。
弥弥が長歌のところへ隼の使いとして夜襲をかけることを伝えにきていました。
熊師が突撃すると漠南、漠北の兵が襲いかかりました。長歌に知らせが、熊師が壊滅、鷹師は逃げたと言います。戦場を眺めている隼に穆金は短時間にこんな作戦を立てるとはすごいと言うと長歌の作戦だと・・・二人は土喀設を逃がさない様に追い、土喀設を仕留めました。穆金は隼も死んだことを牙帳に知らせる役を買って出た。弥弥は必ず生きていてと言うのだった。
長歌の作戦は熊師と鷹師の壊滅でした。長歌は弥弥に鷹師は全滅したのだからあなたもいなくなった。そして新しく生きることができると言った。さらに定襄に囚われている弟も救おうと言う。
長歌の作戦は熊師を壊滅させるだけでなく、隼も死んだことにしてもう牙帳に縛られなくて済む様にしたのです。
長歌の待つ漠北へ戻った隼。二人は抱き合い作戦が成功したことを喜んだ。そして隼は長歌が軍師になるとき約束した3つの願いを話した。一つ目は女らしくなれ、男に責任を果たし俺が守る。何があったも急に消えるなと。長歌が考えておくと行って席を立った時、隣に立つ隼の胸に矢が突き刺さった。のけぞり倒れた隼・・・長歌が叫びます・・・
え、いやです。隼、死んではだめよ。
穆金は牙帳へやっとの思いでたどり着いたふりをしました。渉爾に隼の死の様子を語りました。奕承公主にも報告すると可汗が病気だと言われます。穆金は裏切り者に隼が殺されたと言いました。奕承公主は可汗に隼が死んだと伝えた。可汗は話すこともできず苦しむのでした。
穆金は牙帳の様子が変わっていることに気づいた様です。
「39話 再び故郷へ」
奕承公主は雷豪に隼の遺体の確認や次の指示をするのでした。隼の死を聞いた渉爾は信じることができません。酒を飲み酔い潰れて寝てしまいました。様子を見にきた奕承公主は渉爾に草原の王になることを喜べと言いますが渉爾は納得できません。
長歌は手当てされる隼を見守り、漠北王に刺客のことを聞きました。刺客は捕らえたが自害し誰の差金かわからない。長歌は牙帳だと思った。漠北王に隼が本当に死んだ様にして欲しいと頼んだ。漠北王は長歌の判断力に舌を巻いた。隼は今夜が峠だと言って去った。長歌は隼に付き添い今までのことを語りかけた。死なないで・・・死なないで・・・手を握り締めます。一生かけて借りを返すから・・・目を覚まして・・置いてかないで・・・
長歌の本音が聞こえてきました。
穆金は秦じいに状況を説明した。もう昔の牙帳ではない、定襄に移るのを調べると言うのだった。秦じいは定襄に隋の者がいるかと尋ねた。可敦・奕承公主がいると伝えた。
長歌の頬に隼の手が触れた。長歌も目覚めて意識を取り戻した隼の手を握ります。長歌の呼ぶ声に天狼神の所から戻った。本当に死ぬかと思ったと言った。
牙帳では引っ越しが行われていた。渉爾はこの状況は偶然か母の計画か考え込んでしまった。奕承公主は土喀設や隼の死体も見つからないと報告を受けました。
漠北で漠北王、漠南王、隼と長歌が話をしていた。漠北王は隼に鷹師を参加に入れたいと言います。隼はもう誰の刀にもならないと断りました。長歌はこれは可汗の考えではなく奕承公主がやっていることだと言います。そして打開するためには唐との結盟が有用だと言います。秦じいの手紙を隼に渡しました。奕承公主が定襄を掌握したら矛先を唐に向ける。唐のために結盟するのではなく戦いで苦しむ民のために行う。しかし唐が応じるか?長歌は数日後に知らせが来ると言いました。
隼は亜羅が殺され、義父が病になったことを知りました。できれば牙帳を攻めて義父を救いたい。隼の思いはわかるが今は待つしかないと長歌が宥めます。
漠北王の元に、唐の使者がきました。使者の口上を聞き検討すると答え、二人は部屋を出ました。長歌は使者が叔玉だと知りました。叔玉と話す長歌を見て隼は・・・
叔玉は世民が密書を見て使者として派遣された。あの密書は長歌が書いたものだろうと言いました。そして隼を紹介され距離を置くように忠告しますが長歌に心配ないと言われてしまいます。
漠北王、漠南王は唐の使者を知っている長歌を訝しく思っていました。長歌はこれまでの経緯を話しました。漠北王は信じると言い、誰を唐へ使わすか尋ねた。長歌が自ら行くと言うと漠南王はなぜそんなに熱心なのかと聞いた。長歌は中原、草原、砂漠の全ての民のためと答えた。漠北王は妹としての身分を与え使者にした。そして紫草の件から今までを見て長歌が敵でなく友でよかったと言った。漠南王に珍珠が長安に行きたいとねだった。砂漠の姫の服をきた長歌は使者として長安に向かった。
漠南王は娘に甘い父親ですね。
穆金は姿を変えて定襄の屋敷の潜り込んだ。雷豪が食事の準備をさせているのを確かめた。
奕承公主は長歌が使者として長安に行くとの報告を受けました。そして次の作戦を立てるのでした。雷豪に定襄を任せた長安に乗り込むと言います。渉爾を訪ねて今後のことを話します。長歌たちは長安に向かいました。
37ー39話の感想
まずは穆金が死ななくて良かったです。弥弥は弟が人質になっているから辛い立場ですね。でも穆金を救いました。
長歌の立てた作戦は熊師の土喀設を殺すだけでなく、鷹師も全滅させます。隼も死んだことにしてしまいました。牙帳から逃れて自由に生きられるようにと考えたことでしょう。しかし、奕承公主は用意周到でした。土喀設が失敗しても良いように刺客を放っていました。
隼が矢に射られて倒れた時、ドキッとしましたね。でもそんなに柔ではなかったです。
漠北王は草原の戦神と呼ばれる隼の優しい面を見ちゃいました。そして長歌の策略の凄さに敵に回さなくて良かったと思いました。二人の姿はどんな風に見えたのでしょうか。
奕承公主は隋の公主として嫁いでいつかこの日が来るようにやってきたのでしょう。
息子を草原の覇者にしたいのでしょう。
隋を滅ぼした唐にも恨みを持っているのかもしれません。
中原にも草原にも砂漠にも平穏な日々が訪れるまで長歌は走り続けるのでしょうか。
漠北王の妹と言う身分で長安に向かう長歌、砂漠の服も似合っています。
唐との結盟を結ぶことが平穏な日々へと繋がるのでのでしょうか?
話も終盤、舞台は再び長安です。
コメント