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クルミットです♪
晧都は楽嫣が渉爾に嫁がなくていいように頑張りました。愛の力は偉大ですね。
奕承公主は黙ってはいません。次にどんな手を使ってくるのでしょうか?
では 43話から紹介していきますのでお付き合いください♪
【長歌行】(ネタバレあり)
「43話 一生君のそばに」
四方館で弥弥が食事を稚西の所に運ぶのを見た赤合は部屋に入って行った。稚西に声をかけたが答えません。稚西は死んでいました。みんなが集まり長歌たちも来ました。赤合は長歌が稚西を殺したと言います。長歌の侍女が食事を持って行ったのを見たと言った。そこへ叔玉が来て唐の中での出来事だからこちらで調べると言いました。叔玉は薬瓶を見つけて持って帰った。影で見ていた渉爾は以前弥弥が落とした薬瓶だと思った。
叔玉が役所に帰ると男がやって来た・・・
渉爾のようですが・・・
四方館では赤合が長歌が弥弥にやらせたと言い,二人に切りつけました。そこに渉爾が来て止めました。叔玉が侍女の部屋にあった薬瓶の毒が殺害に使われたものと一致したと告げた。そして持ち主は小可汗渉爾だと言いました。渉爾は虫退治のために使う薬だと言った。叔玉は順に調べると言って渉爾を連れて行きました。
渉爾は弥弥をかばっているのでしょうか?
楽嫣と晧都は農作業を見に行きました。荷を運ぶ老人の手伝いをすると二人は似合いの夫婦と言われます。
奕承公主は渉爾が弥弥をかばうとは思いませんでした。母の気持ちがわからないのかと嘆きます。部下の楊成に晟辛を呼ぶように言いました。
弥弥は長歌に頼み渉爾に会いに行った。なぜかばったのかと聞きましたが渉爾は弥弥はそんなことしないと言います。弥弥は外見で決めずに自分の心で判断するようにと言います。
穆金は可汗の部屋に世話人として入ることができました。可汗の状況がわかりました。
隼が生きていることを伝えました。雷豪が来たので急いで隠れました。
長歌が叔玉のところに来ると抜野古部の者が罪を認め自害したと言いました。叔玉は草原の者を信じるなと言いますが長歌は生死を共にした一生の友、裏切られても悔いはないと言いました。
晟辛が四方館に行きました。後をつけて皇太子もやって来ました。中へ入ろうとする皇太子に晟辛は厠へ行くと言って逃げてしまいました。晟辛は皇太子と長歌が話しているのを聞いて奕承公主に報告しました。奕承公主は長歌の姓が李ときいて部下の楊成に李建成の系譜を調べるように命じました。そして晟辛に隋が再興すれば最大の功労者と成ると言いました。
奕承公主の所に拘束を解かれた渉爾が挨拶に来ました。誰が毒を持ったのか?尋ねるのですが奕承公主はそんなことは重要ではないと言います。渉爾は隋の再興がが大切か?と聞きました。奕承公主は母のすることは全てあなたのためだと渉爾を諭します。
穆金は隋王の部屋に入ることが出来ました。そこで弥弥の弟歩真を見つけることが出来ました。部屋を出た穆金は雷豪に捕まってしまいました。
長歌は楽嫣の結婚のために扇に刺繍をしていました。なかなか上手く行きません。それを見た隼はちょっと笑います。自分たちの結婚はいつになるのか・・母にあなたを見せられないのが残念と長歌は言います。隼は長歌の母に許しをもらいに行こうと思いました。
農桑の帰り道、楽嫣は飴を見つけました。晧都が買いに行きました。戻ると楽嫣の姿がありません。悪夢がよぎります。楽嫣を見つけた晧都は二度とみうしわないと言います。
隼は長歌の母の墓前で結婚の申し入れをしました。そして結盟が結ばれたら長歌と静かに暮らすと誓いました。一生共に過ごすと・・・
長歌は街で晟辛に出会い陛下が呼んでいると言われました。陛下が重要な物を見つけたから直接渡したいと言うのです。自分を信頼して使わしたと・・・
奕承公主の罠がまっているのでしょうか?
「44話 揺さぶりの応酬」
楊成が弥弥の前に現れて渉爾のおかげで毒のことは逃れたな。しかし、奕承公主がやろうとしていることは誰にも阻めないと言うのだった。
弥弥は長歌を探しますが見当たりません。帰ってきた隼と探しに行くと刺繍の店はすでに出ていた。弥弥の不安な様子に隼も心配になった。
晟辛は長歌を郊外の小屋へ案内しました。怪しむ長歌を促して中へ、すると刺客が襲って来ました。
長歌が捕まってしまいました。
隼と弥弥は四方館に帰りましたが、長歌の姿はありません。弥弥は奕承公主が長歌に何かしたと言います。弥弥が渉爾に聞くと言うのですが隼は芝居をすると言います。弥弥に自分を刺して渉爾を安心させろと言います。隼は奕承公主のところに行って長歌を返せと言います。弥弥が隼を刺して可敦は恩人、出て行ってと言います。部屋に帰った隼が傷の手当てをしようとすると珍珠が来ましたが、隼は自分でやると言って追い出しました。
珍珠も女の子、隼は恥ずかしいみたい。
弥弥が渉爾の部屋に行くと渉爾は母の手下なら俺のものだ。共寝しろと迫ります。そして長歌のために来たのかと聞きました。長歌が奕承公主に拐われた。あの毒は奕承公主から稚西を殺すために与えられたものだと言った。母に逆らえないだろうけど長歌を救いたい。頼れるのはあなただけ・・・母のすることを見ないできた渉爾だが自分も知るべきだと思い探りに行った。
奕承公主と楊成の話を聞き長歌が郊外の小屋にいることがわかった。弥弥はすぐさま隼に伝えた。隼は飛び出して行った。
晟辛が長歌を連れて行こうとした時、隼が駆けつけ、賊を矢で倒し長歌を救った。隼が晟辛を狙うと長歌が止めた。そこへ叔玉は来た。晟辛が皇太子の暗殺を企てていると言うので隼は晟辛に矢を放った。
四方館に帰り長歌の傷の手当てをした。厄介なことになると心配する長歌に隼は俺を信じろと言った。奕承公主を追い詰めて結盟を結ぶようにすると言います。
二人の親密な様子を見た珍珠はちょっと複雑な気持ちです。
叔玉は晟辛の遺体を皇太子に届けました。皇太子は怒り必ず犯人を捕まえろと言います。
楊成が奕承公主に晟辛が死んだことを伝えに来ました。誰が・・そこへ渉爾は来て母に問いました。全ては阿詩勒部のためか?隋のためか?可敦でも公主でも母は母、どちらでもあなたを支配者にすることに変わりはないと言います。渉爾はそんな母を理解することが出来ません。
四方館に叔玉が率いる兵が来ました。漠北郡主の侍衛を呼びました。隼は出てくると各部族の人たちの前で鷹師特勤、阿詩勒隼と名乗りを上げた。そして奕承公主と小可汗の命令で東宮を暗殺する計画だったと言った。叔玉は渉爾と隼を捕らえた。
長歌は後を追おうとしたが動けない。世民が阿詩勒部を助けることはないし、隼は命をかけて結盟を勝ち取る気でいる。長歌は先へ進むしかないと言います。
隼は奕承公主を引っ張り出しました。
皇太子が晟辛の死を訴えますが世民は公平に裁くように言いつけます。杜如晦と魏徴はこのまま阿詩勒部を責め、他の部族との結盟を結べばいいと言います。しかし房玄齢は奕承公主が息子が捕まっても動きがないことを不審に思いました。そこへ阿詩勒部が砂漠に向けて兵を進めたとの流言が流れているとの報告がありました。
奕承公主の作戦でしょう。
四方館では阿詩勒部が砂漠に兵を進めているとの噂に各部の人々は浮き足立っています。
楽嫣と晧都が長歌を訪ねてきて状況を教えてくてた。軍報が届かないうちから流言が広がっている。長歌は楽嫣の力を借りることにした。
鉄勒部の部屋で赤合は仲間を集めて各部の偽の文を見ていた。そこへ死んだはずの稚西が入ってきた。稚西は阿詩勒部に寝返ったと言って赤合を投げ飛ばし気絶させて連れて行った。長歌と晧都が部屋に入り偽の文を見た。様子を見ていた楊成が奕承公主に知らせたが稚西が生きていたので赤合が失敗したことに気づいた。
四方館に集まった各部の者達の前に長歌が来て阿詩勒部が砂漠に兵を出したのは虚報ですと伝えた。そして稚西は死んだふりをした真相を明かした。阿詩勒部が殺そうとしたことは本当だ。長歌に言われ死んだふりをした。赤合も裏切った。阿詩勒部は結盟を結ばないようにしているのだった。
隼は結盟を結ぶために命懸けで阿詩勒部を潰そうとしています。
「45話 郡主の正体」
稚西は死んだふりをして隠れていたと言います。長歌は誰が阿詩勒部がせ攻めてくると言い出したかと問いました。それは鉄勒部の赤合です。
阿詩勒部の罠ですね。
隼と渉爾は別々の牢に入れられていました。隼は渉爾の口笛を聴きながら子供の頃を思い出したいた。そして二人は母と長歌について語った。渉爾は隼や弥弥まで心を砕く長歌に嫉妬すると言います。
長歌は楽嫣と晧都に家族や大切な人を人質に取るのが奕承公主のやり口だと言った。そして長安にも勢力を持っていると思うから晧都に助けを求めた。そして赤鯢のアジトに踏み込んだ。捕らえた者も中に奕承公主の手下の楊成がいないことに気づいた。部屋に戻ると楽嫣いない・・楊成にさらわれた・・二人が助けに行くと楊成が待っていた。仲間を助けるために
楽嫣をさらったのだったが晧都が楊成を捕らえ楽嫣を救った。陛下に報告して明日奕承公主の悪事を暴くことになった。
杜如晦は晧都が無断で兵を動かしたことを叱った。しかし、先祖の位牌の前で実子にすると言った。公主の駙馬となるには杜家の子息とならねばならない。今日から杜如晦の息子だ。
二人は陛下に報告しに参内した。晧都が杜如晦に代わり隋の残党を捕らえたことを報告した。陛下が無断で兵を動かした事を責めると楽嫣が庇いました。ところが陛下は晧都を駙馬都尉に命じた。世民は楽嫣を晧都に託しました。
四方館では長歌が各部族の前にして奕承公主が黒幕であると言いますが奕承公主は言い逃れをします。そこへ叔玉が陛下からの結盟締結の書状を持ってきました。珍珠が真っ先に漠南王の代わりに署名すると言いました。
ところが弥弥が署名を止めました。そして長歌は李建成の娘で隋の残党と組んで仇を打とうとしていると言います。結盟は各部を戦に巻き込む口実、唐の皇帝を親征に向かわせて皇帝を殺そうとしていると言うのです。
奕承公主は弟と穆金の命を握っています。弥弥は結盟が締結しないようにしろと言われていました。
叔玉は長歌を拘束し、陛下の判断を仰ぐと言った帰っていきました。叔玉が報告に戻りました。叔玉も楽嫣も長歌の命乞いをします。陛下は奕承公主が息子を取り返すために仕掛けたこと。明日、何を要求されても阿詩勒部に囚われている各部の捕虜の解放を求めると言えと叔玉に命じました。楽嫣が長歌の無事を尋ねると陛下は殺しで殺しを止めるのは正道でないと言います。いかなる時も唐は迎え撃つ、譲歩はしないと。
四方館で叔玉が奕承公主に陛下の意向を伝えました。叔玉は唐の使者として堂々と渡り合います。
奕承公主は渉爾を助けるために条件を飲みました。
叔玉は長歌に今度ばかりは隼を助けられないかもしれないと言います。長歌は叔玉の矢にあたり崖から落ちた後、隼に助けられたこと、そしてこれまで何度も助けられ生死を共にしてきたことを語りました。叔玉は隼がこの難局を脱せたら兄として君を託そうと言いました。
叔玉は長歌と隼のことを兄として認めました。叔玉も公人として男として成長しました。
陛下に叔玉は奕承公主の各部の前で渉爾を解放しろと言う要求を報告に来ました。そして阿詩勒隼も返せと言っていると言いました。
牢に閉じ込められている隼と渉爾。二人は立場の違いから許すことはできないが違う人生があるとしたら草原で静かに暮らしたいと言うのだった。そこへ誰かがやってきました。隼を牢から出しました。皇太子です。仇を打てると隼に襲いかかりました。叔玉が来て止め、晟辛は赤鯢が送り込んだ者で皇太子から情報を得ていたことを教えました。そして隼を陛下の所に連れていきました。
不動立ちの隼になぜ礼を取らぬと世民が聞きます。隼は鷹師特勤としても長歌の男としても二叔に礼は取らないと言い放ちました。世民は二つの提案をした。長歌と隼の戸籍を用意したから二人で静かに暮らせと言いますが、長歌が拒否した提案など受け入れないと断ります。二つ目の道は命懸けとなるものですが隼は承諾しました。そして長安を離れる前にある者に会えと言いました。
陛下にも屈しない隼の姿はカッコいいです。誰に会うのでしょうか?
皇太子は友と思っていた晟辛が自分を騙していたことに落ち込見ます。叔玉は皇太子は善良だから前を向いて進めと諭しました。
皇太子も少しづつ成長しますね。
43ー45話の感想
唐との結盟を締結して平和を築きたい長歌と隋の再興に燃える奕承公主の対決になってきました。長歌も一歩間違えれば新しい政権の転覆を図ることになっていたのです。母を殺した世民に復讐しようと生き抜いたのに・・・長歌が進んだ道で出会った人々が長歌の心を変えていきました。復讐より大切なもの、平和な世界を作ることに生きる道をみいだしました。
渉爾の疑問?
「なぜ皆んなが長歌のために動くのか?」きっと長歌が見つけた志の高さでしょうか。
渉爾は可汗の甥として生きてきましたが実は大人が隠してきた裏の世界を見ずに育ってしまったのですね。本来素朴な優しい青年、長年会えなかった母がこんな事を画策していたとは「お前のため」と言われても辛いでしょう。やっと自分の意思で行動するようになったけど思うようにいきませんね。
残り数話となりました。隼が世民に託されたことは?唐と砂漠各部の結盟はなるのでしょうか?最終話に向かっていきましょう。
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