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クルミットです♪
世民は奕承公主との取引に応じました。阿詩勒部は定襄に引き上げていくことに。
砂漠の各部との結盟はなるのでしょうか？
隼が命懸けで引き受けたこととは・・・
では 46話から紹介していきますのでお付き合いください♪
【長歌行】(ネタバレあり)
「46話 託したい願い」
牢に戻った隼は渉爾に草原のために立ち上がる時がきたと言います。そしてそれは俺の役目だと・・・
定襄で雷豪が穆金を痛めつけます。兵達に阿詩勒部は定襄に移った。これからは定襄が本拠地だと言います。奕承公主は渉爾を連れて戻るのだった。
四方館で世民は各部の長を前に長歌は長安に戻るより砂漠のために働く事を選んだ。結盟を結ぶのに長歌の身分は関係ないと言いました。渉爾を解放して結盟を結ぶわけを聞かれると
阿詩勒部に捕虜となっている人々を開放するためだと言った。世民は結盟を結ばなくても害することはない各々の意志に任せると言うのでした。まず稚西が名乗りを上げました。続いて珍珠が次々に誓います。そして長歌が最後に世民が血を垂らし血盟の義が終わった。
世民は長歌に長安に留まるように言ったが長歌は定襄に行くと言います。世民は長歌が自由に生きれるように守って欲しいいと言うのが母の最後の願いだったと告げた。そして自ら命をたったことも・・・しかし長歌は自分の自由のために隼を犠牲にできないと言います。止めることが出来ないことがわかっている世民はここはお前に家、いつでも帰って来いと言います。長歌は二叔父と世民を呼び、民を虐げたら許さないと言うのでした。
世民に母が自害したときの刀が届けられました。
長歌は母の墓前で別れを告げました。そこで隼の結婚申し込み書を見つけました。嫁ぐ娘から母へ、隼から母へそして隼を守ってと言って杯を捧げました。
長歌は隼の妻として助けに行きます。
定襄についた渉爾は可汗の部屋に向かいます。入室を止める兵に小可汗の言うことが聞けないのかと言います。中に入ると香が焚き込められており息もできません。窓を開けて可汗の手を握りますが、話のできない可汗は激しく振り払います。
奕承公主は弥弥におとなしく従えば弟に合わせると言います。隋王の部屋に来た弥弥はやっと弟に会うことができました。それも束の間すぐに引き離されました。
渉爾は隼に会いに牢に来ました。酒を飲み語ります。可汗に会ったが誰もわからないようだと言います。従者が奕承公主はの訪れを告げたので渉爾は急いで出ていきました。奕承公主は隼に鷹師を集結して唐と戦えと言います。隼は牙帳はすでに奕承公主の思い通りになっていることを知っていた。奕承公主は傷ついた穆金を連れてこさせた。従わなければ穆金の命はないと言う。隼は穆金と可汗の治療をする事を条件に出した。可汗の病も奕承公主のせいと分かったのです。
渉爾は帰らずに母と隼の話を聞いていた。
「47話 鷹の反撃」
奕承公主は可汗の兄を殺したことも話した。隼が渉爾の父なのにと言うと渉爾が飛び出してきた。真実を知ってしまった渉爾・・・奕承公主は隋の再興のためにそうすることが必要だったと言います。
渉爾は父は急死したと母に騙されていたのです。
叔玉は楽嫣と晧都を訪ねました。長歌から預かったうさぎの刺繍の扇を届けにきました。そして晧都にはおしどりを渡し、楽嫣を不幸にするなと言いました。晧都は楽嫣に杜如晦が長くない事を話し結婚式をあげたいと言うのだった。
定襄に李靖が10万の兵を率いて来ることが伝えられた。奕承公主は砂漠の状況も悪くなり焦り始めた。次の攻撃に出るために隼を可汗に合わせた。隼は義父の姿に必ず救い出すと言い聞かせました。奕承公主は穆金に鷹師を集結させるように命じろと言います。隼の命令でなければ動かない事が分かっています。隼は穆金に軍令を渡した。穆金は鷹師を集結しに行った。
穆金に隼が何か囁きましたね。
渉爾は酔い潰れて弥弥の部屋に来て母が父を殺し、叔父に毒を盛ったことを今頃知ったと嘆きました。眠りこけ目覚めた渉爾は何かを乗り越えていた。
杜家では婚礼の準備が行われていた。杜如晦は晧都に式が済んだら定襄に行け、長歌を死なせるわけにはいかないと言うのだった。父を気遣う息子に陛下に尽くし妻の大切な者を守れと言います。
奕承公主は鷹師を集めても隼には指揮をさせようとしません。可汗が連れてこられました。これが可汗の命令と見せかけたいのです。しかし、穆金は可汗を連れて逃げました。雷豪が報告にきました。奕承公主は怒り隼を処刑すると命じました。各部への見せしめとして公開処刑にすることになった。隼は長歌を想う・・・
命懸けになるって、このこと？？？
長歌は定襄の城門まできた。どうやって潜入しようかと思っていると後ろから肩を叩かれた。振り返ると緒風がいた。珍珠に叔玉もいた。緒風は雁行門に十八、司徒郎郎も来ると言った。珍珠は友として長歌の愛する人を一緒に救うと言います。珍珠は漠南王の通行証をこっそり持って来ていた。
長歌の友、集結ですね。
楽嫣と晧都の式が執り行われた。杜如晦の前で二人は誓いを立てた。楽嫣と晧都は永遠の愛を誓った。
定襄に潜入した長歌たちは状況を探った。長歌は次の準備に取り掛かった。珍珠に月餅を作る材料と孔明灯を買いに行かせた。
弥弥は渉爾に隼が公開処刑になることを伝えた。母を説得しに行こうと外に出た渉爾が誰が孔明灯を揚げたと言うと弥弥は月餅が食べたいでしょと言った。
可汗を李靖の陣営に送り届けた穆金はやり残したことがあると言って出ていきました。努爾と蘇伊舎も共に行くと言います。
弥弥は門番に小可汗が月餅を食べたがっているので買って来て欲しいと頼みました。門番が街へ出ると月餅売りが・・・長歌です。司徒郎郎もやって来ました。
弥弥と渉爾は月餅の中から手紙を見つけ出しました。渉爾は隼を見殺しにはできないと言います。
長歌はじっと待ちます。弥弥の知らせを・・・皆んなが裏切り者だと思っていた弥弥が地図や歩真の居所、処刑場所の状況を探っているのです。
弥弥と渉爾も隼を死なせたくありません。
「48話 決死の逃走」
奕承公主に脅かされて長歌を陥れた弥弥を長歌は奕承公主の信頼を得れてかえってよかったと言います。知らせを待つ長歌に月餅の箱が届きました。
弥弥が定襄に入ってからも長歌に協力してくれたのです。
処刑場に集まった人々も前に隼が引き出された。
機会を伺う長歌と緒風の前の扉が開いた。渉爾が現れ、隼は大殿だと言う。
信じられるか・・・信じるしかないだろう・・・でも俺はここにいる。長歌は計画を変更することにした。
渉爾は自ら人質になりにきたのですね。
処刑台に跪いた隼、天を仰いだ。目を瞑り息を止めた時、待っての声が・・長歌が渉爾を人質に近付いて来た。奕承公主の間近に矢が飛んできた。屋根の上から緒風と十八が矢を居ていた。叔玉や司徒郎郎はそれぞれの救出のに向かっていた。
長歌は隼と渉爾を交換しようとしました。息子に手を出すなと怒る奕承公主ですが隼の鎖を解きました。隼はすれ違いざまに渉爾に「悪いな」と声をかけました。隼と長歌は手を取り走り出しました。逃すなと叫ぶ奕承公主。渉爾は母に刀を突きつけ、逃がしてやってと言います。奕承公主はお前には母は殺せないと言うと渉爾は自らを刺しました。渉爾が自分さえいなければと言うと奕承公主は渉爾が捕まったのは芝居だったと気づきました。雷豪の追え、皆んな殺せと命じました。
隼と長歌が逃げてくると弥弥が呼び止めました。３人が逃げると雷豪が矢を放ちました。
長歌を突き飛ばした弥弥の胸に矢が・・・
緒風、十八が駆けつけ、門を破って穆金たちが入って来ました。穆金が目にしたのは息絶え絶えの弥弥でした。穆金に抱かれて弟のことを頼んで弥弥は逝ってしまいました。
長歌は隼にしがみついて泣き崩れます。
奕承公主の所に李靖が来たとの知らせが届きました。そこへ弥弥が雷豪に殺されたことを知った渉爾が雷豪に切りかかりました。取り押さえられた渉爾は各部の者に何のために戦う？自分のため？阿詩勒部のため？奕承公主のため？
奕承公主は全軍を集結させ雷豪に狼師を統率せよと命じました。奕承公主は隋の復興のために阿詩勒部を利用した。息子を唐も滅ぼす草原の王にしたかったと言う。渉爾は自分さえいなければこんなことにはならなかった・・・奕承公主は親子の縁を切るといって渉爾を突き放した。奕承公主は雷豪に渉爾を安全な所に連れていけと命じますが雷豪はこの命令には従えないと言います。雷豪は最後まで公主を守ると言います。しかし、雷豪は渉爾を連れて逃げていきました。
30年公主を守って来た侍衛の雷豪にとって公主は最愛の女だったのでしょう。
李靖の陣営にたどり着いた隼は可汗に会いにいきました。そして草原の平和を取り戻すため
奕承公主を倒すために唐の力を借りると話します。可汗は手を握り涙を流しました。
穆金は静かに横たわる弥弥に思いの丈を語るのでした。
李靖は叔玉に隋王と皇后を長安に護送するように言いました。長歌は緒風と十八に手伝うように言います。長安に着いたら自由に生きろと言うと十八は友と一緒に行くと言います。
緒風が喜びました。司徒郎郎も帰ると言います。そして二番弟子の媛娘を仕込むと言うのでした。珍珠も漠南に帰るように言いました。きっと漠南王が心配して帰りを待っているはずです。
それぞれの役目を終えて別れの挨拶を交わしました。
46ー48話の感想
よかったですね。隼を取り返すことができました。
死が迫る時、天を仰いできっと長歌の姿を見たことでしょう。
奕承公主との戦いは大変なものです。武力での戦いではなく策略と駆け引きの多さに少々くたびれました。
渉爾は好感の持てる人物ではなかったけれど大人になって多くのことを知ってしまい苦しむ姿がかわいそうに思えてきました。自分の存在を否定するなんて辛すぎますね。お互いの立場をわかっているからこそ隼との絆は切れることなく続きました。
李靖と隼が真っ向から戦うことになるかと心配していましたがそうならずに済みました。
李靖は機動力に優れた戦いをすることで知られた名将です。戦場で隼と戦ったらとドキドキしていました。実際に李靖は突厥討伐で勝利して可汗の妻、隋の公主を処刑しています。
長歌の友の協力、弥弥の犠牲、渉爾の隼に対する思いで隼を助けることができました。
さていよいよ次回が最終話です。長歌と隼の未来はどこへ続くのでしょうか？
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