ご訪問くださりありがとうございます!クルミットです♪
中国ドラマ「鶴唳華亭<かくれいかてい>外伝~別雲間~」は、本編の余韻が残ったまま見始めたのですが、序盤から胸が締めつけられる展開の連続で、ティッシュの箱を抱えながら夜更かししてしまいました。本編で明かされなかった真相や伏線が怒涛の勢いで回収されていくので、息をつく暇もありませんでした。
正直に言うと、あんなに過酷な試練を乗り越えてきた皇太子の蕭定権(しょうていけん)には、今度こそ穏やかに暮らしてほしいと願っていたんです。側室となった陸文昔(りくぶんせき)と静かに寄り添う姿をやっと見られたと思ったら、背後に潜む黒幕の影が二人の平穏をじわじわと脅かしてきます。父である皇帝との埋まらない溝に苦しみながらも、君子の道を貫こうと必死にもがく蕭定権の孤高の姿に、胸が痛くて仕方がありませんでした。
ここからが本番で、味方だと思っていた周囲の人間関係や、従兄弟の顧逢恩(こほうおん)たちそれぞれの譲れない覚悟が交錯していく流れは圧巻でした。本編のパズルの最後のピースが次々とはまっていくような濃密さがあり、結末に向かって突き進む登場人物たちの鬼気迫るやり取りには、思わず圧倒されてしまいました。
この記事では、私が涙で目を腫らしながら完走した感想を交えつつ、「鶴唳華亭<かくれいかてい>外伝~別雲間~」の全話あらすじとネタバレ、見どころを余すところなく紹介します。
ぜひ、皇太子・蕭定権と陸文昔が過酷な運命の果てに選んだ道を一緒に見届けましょう♪
鶴唳華亭<かくれいかてい>外伝~別雲間~ あらすじ
斉王が都を追われ、やっと嵐が去ったかに見えた宮廷で、皇太子である蕭定権は側室となった陸文昔と穏やかな日々を過ごそうとしていました。ところが、陸文昔が正体不明の勢力から脅迫されていると知った瞬間、再び不穏な空気が漂い始めます。蕭定権はこれ以上の争いを止めようと趙王の婚姻に乗じて手を打ちますが、何者かの罠にはまり窮地に立たされてしまいました。陸文昔や味方となった許昌平の手を借りて反撃に出て、ようやく裏で糸を引いていた人物を追い詰めます。しかし息をつく間もなく、長州の戦地から届いた伯父・顧思林の戦死の知らせを耳にした瞬間、宮廷はさらなる混乱に叩き落とされました。急ぎ長州へ駆けつけた蕭定権がそこで目の当たりにしたのは、深く信頼していた従兄弟の顧逢恩が反乱を企てている姿でした。愛する者や肉親の想いが交錯するなか、二人は一体どこへ向かってしまうのでしょうか。
見どころ
本編の重苦しさを引きずったまま始まった「鶴唳華亭<かくれいかてい>外伝~別雲間~」ですが、私は第7話あたりで黒幕が暴かれていく一連のやり取りに一気に引き込まれました。蕭定権と陸文昔、そして許昌平の3人が互いを信じて仕掛けを解き明かしていく姿には、これまでの苦難を知っているだけに深く心を揺さぶられました。ただ平穏を望んでいるだけなのに、次々と足元をすくわれる蕭定権の姿を見るのは、正直なところかなり苦しかったです。
特に、長州へ駆けつけた蕭定権が、信じていた従兄弟の顧逢恩による反乱計画を突きつけられる場面は息が詰まりそうでした。
父親である皇帝・蕭睿鑑との冷え切った関係や、肉親同士のすれ違いがこれでもかと畳みかけてきます。ルオ・ジンさんとジェン・イェチョンさんが互いの立場と思いをぶつけ合うやり取りは、見ているこちらの気力まで吸い取られるほどの迫力でした。本編で残されていた因縁や謎が次々に回収されていくからこそ、登場人物たちが下す過酷な決断のひとつひとつに感情を激しく揺さぶられました。
「鶴唳華亭<かくれいかてい>外伝~別雲間~ 各話あらすじ」はこちらから
ご覧になりたい話数を押していただけると各話の詳しいあらすじが表示されます。
本編「鶴唳華亭~Legend of Love~」はこちら
外伝の前日譚にあたる本編「鶴唳華亭<かくれいかてい>~Legend of Love~」(全60話)では、孤独な皇太子・蕭定権が父帝との確執に耐えながら、陸文昔と出会うまでの長い物語が描かれます。外伝の人物関係は本編を知っているとより深く楽しめます。
▶ 鶴唳華亭<かくれいかてい>~Legend of Love~ 全話あらすじ・相関図・キャストまとめ
キャスト・登場人物
「鶴唳華亭<かくれいかてい>外伝~別雲間~」のキャスト&主な登場人物一覧です。
蕭定権(演:ルオ・ジン)

父である皇帝からの冷遇やすれ違いに耐えながら、国のための正義を貫こうとする皇太子です。本作でも趙王の悪巧みや愛する人々の死に直面し、これでもかというほど過酷な運命に追い込まれていきます。長州で顧逢恩の謀反を止めるために自ら廃太子となる道を選び、最後は部屋の中で静かに命を絶つ姿があまりにも悲痛でした。本編に引き続いて本当に苦労の連続で、見ていて胸が押しつぶされそうになりました。
陸文昔(演:リー・イートン)

東府で顧才人として蕭定権のそばに仕えています。弟を人質に取られて蕭定楷から脅迫を受けますが、蕭定権を裏切ることなく偽の情報を流して東宮を守ろうと奮闘しました。自分の首に簪を突き刺してまで潔白を示そうとするなど、その覚悟の強さには圧倒されます。最後は蕭定権の子を身ごもり、彼が遺した希望を静かにお腹の中で守り続けました。
蕭睿鑑(演:ホァン・チーチョン)

蕭定権の父親であり、冷徹に君主として君臨する皇帝です。外戚である顧家の軍権を極度に警戒するあまり、蕭定権に対してどこまでも厳しく疑いの目を向け続けました。長州の部屋の前でようやく息子の本心に気づいて「三郎」と呼びかけますが、そのときにはすでに手遅れで、雪の中で泣き崩れる姿を見ても正直自業自得だと思ってしまいました。最後まで父親になりきれなかった寂しい皇帝でした。
顧逢恩(演:ジェン・イェチョン)

かつての天真爛漫な貴公子から一転、長州の風沙に揉まれて冷徹な将軍へと変貌を遂げました。父の顧思林が謀殺されたことをきっかけに朝廷への復讐と蕭定権の擁立を目論んで挙兵しますが、蕭定権に謀反への同調を拒絶され、城壁の上で自決の道を選びます。昔の明るかった頃を知っているだけに、復讐に囚われて破滅していく姿は見ていて本当に痛々しかったです。
許昌平(演:ワン・ユー)

前朝太子の遺児という重い出自を背負いながら、東宮の頭脳として蕭定権を命がけで支える参謀です。酷い拷問を受けて舌を傷つけられても蕭定権を庇い通す姿は涙なしには見られませんでした。朝廷を離れた後、数年を経て蕭定権の遺児である蕭琛の教育係として戻ってくる結末には救われました。
蕭定楷(演:シン・ポン)
無邪気で人当たりの良い弟を装いながら、陰で陸文昔を脅迫して東宮を失脚させようと画策していた黒幕です。生母の死さえ利用して京にとどまろうとする執念深さがありましたが、最後は悪事が暴かれて杖刑に処されました。表の笑顔と裏の冷酷さのギャップが本当に恐ろしいキャラクターでした。
相関図
『鶴唳華亭 外伝』第12話で、蕭定権の死から5年後、皇帝は蕭琛の師匠に誰を任命した?
『鶴唳華亭 外伝』第1話で、蕭定権が見知らぬ人物と密会していた陸文昔の部屋を訪ねた際、携えてきたものは何か?
『鶴唳華亭 外伝』第2話で、陸文昔に思いを拒絶された蕭定楷が、彼女が部屋を去った後にとった行動はどれか?
『鶴唳華亭 外伝』第3話で、陸文昔の庭に迷い込んできた幼い六皇子の蕭定梁が握りしめて遊んでいたものは何か?
『鶴唳華亭 外伝』第4話で、李明安の部下と食糧の分配をめぐって衝突が起きた際、顧逢恩が下した決断はどれか?
「鶴唳華亭<かくれいかてい>外伝~別雲間~」の主要キャラクターたちの人間関係は、父子の情愛と皇位をめぐる疑心暗鬼が複雑に絡み合っています。
皇太子の蕭定権と皇帝の蕭睿鑑は、君臣としての警戒心と父子の情の間で激しくすれ違い続けます。蕭定権にとって陸文昔は過酷な宮廷で唯一心を許せる最愛の存在であり、陸文昔もまた自らの命を懸けて蕭定権を守り抜きます。
かつて親友であり従兄弟同士だった顧逢恩と蕭定権は、顧思林の死をきっかけに「謀反を起こしてでも太子を即位させたい顧逢恩」と「謀反を絶対に認めない蕭定権」として決定的に対立してしまいます。また、前朝の因縁を抱える許昌平は、かつての敵対関係を乗り越えて蕭定権と固い信頼関係で結ばれ、実の兄弟以上の忠義を尽くします。一方で、弟の趙王・蕭定楷は陸文昔の家族を人質にして操り、蕭定権を陥れようとする最大の敵として立ちはだかります。
評価・レビュー
中国ドラマ「鶴唳華亭<かくれいかてい>外伝~別雲間~」の評価レビュー&感想です。
ストーリーの良し悪し、出演者の演技力、物語の展開、脚本の面白さなどを総合的に評価しています。
もちろん、レビュー&感想の中にも作品に関するネタバレがありますのでご注意ください♪
ネタバレを表示する
本編から引き続いてようやく最後まで見届けましたが、胸の奥に鉛を飲み込んだような重苦しさが残って、しばらく呆然としてしまいました。本編で残されていた謎や因縁に決着がついた安心感はあるものの、あまりの救いのなさに正直打ちのめされました。
前半はまだ二人の間に穏やかな空気がありました。第3話の湖畔で蕭定権が陸文昔のために無数の花灯を浮かべて寄り添う場面は、過酷な宮廷の合間に見せた純粋な愛情が美しく、ここが最高に胸に染みました。ですが、それ以降の怒涛の悲劇には感情が追いつきませんでした。
特に趙王の蕭定楷には強い憤りを覚えました。無邪気な弟を装いながら母親を死に追いやる策を弄し、第8話の拷問の場で許昌平の両手を潰せと言い放ったあの冷酷な態度だけは最後まで好きになれませんでした。自らの野心のために顧思林を死士に襲わせて命を奪い、周囲を破滅へと巻き込んでいく執念深さには心の底からイラッとさせられました。
ただ、見ていて本当に苦しかったのは第11話の長州での急展開です。すっかり改心して蕭定権の足を洗う手伝いをしていた張紹筠があっけなく首を斬られて絶命する場面や、兄のように慕っていた顧逢恩が李明安を手に掛けて謀反へと暴走してしまう姿は、あまりにも唐突で残酷すぎました。失われた命の重さに心が痛むと同時に、状況に追い詰められて狂気に走る展開の早さには、ここが惜しいというか、もう少し彼らが言葉を交わす余地がほしかったです。
そして最終話となる第12話の結末は、言葉を失うほどの衝撃でした。顧逢恩が城楼の上で自刎し、生きる気力を削がれた蕭定権が陸文昔のかんざしで手首を切って命を絶つ結末には、胸が締め付けられます!最後に残された息子の阿琛が木を植える場面でわずかな希望は示されたものの、皇帝が雪の中で泣き崩れる姿を見ても、悔恨があまりに遅すぎてやり切れない思いでした。すべてを失った皇太子の孤独を思うと、綺麗にまとめられない苦い余韻だけが今も心に残っています。
撮影秘話とトリビア
「鶴唳華亭<かくれいかてい>外伝~別雲間~」の世界をもっと深く楽しめる!知れば知るほど面白い、ドラマのトリビアや撮影裏話をご紹介します。
本編では見られないキャストたちの素顔や、制作の裏側に迫るエピソードを集めました♪
重厚な世界観を作り上げた各地のロケ地
本作の撮影は、中国各地の特色あるロケーションで行われました。主なロケ地として、浙江省の寧波や象山をはじめ、無錫、さらには内モンゴルなどが選ばれました。雄大な自然や壮麗な宮廷の情景は、こうした各地での撮影によって丁寧に作り上げられています。
過去の話題作に続く注目の再共演
主演を務めたルオ・ジン(羅晋)さんと共演陣の顔合わせにも興味深い縁があります。趙貴妃役を演じたミャオ・プゥ(苗圃)さんとは、ドラマ『穆桂英掛帥』以来の再共演となりました。また、斉王役を演じたジン・ハン(金瀚)さんとも、日本でも人気の高い『王女未央-BIOU-』に続く再共演を果たしています。実力派同士の息の合った掛け合いが見どころとなりました。
本編の未公開シーンから生まれた外伝と高評価
「鶴唳華亭<かくれいかてい>外伝~別雲間~」は、本編である『鶴唳華亭』でカットされたエピソードを中心に全12話の配信ドラマとしてまとめられ、中国の配信プラットフォーム優酷(YOUKU)にて2020年9月22日より配信されました。本編で残された謎や人間模様の結末を丹念に描いた構成は視聴者からも厚く支持され、2020年11月9日時点で8.9点という極めて高い評価を記録しました。
中国本土での反響 ― 8.9点を記録した注目の外伝
「鶴唳華亭<かくれいかてい>外伝~別雲間~」は、本編で描き切れなかった真相と結末を明かす作品として、中国本土でも高い関心を集めました。登場人物たちの運命がどのような終着点を迎えるのか、本編を見届けた多くの視聴者が注目した重要作です。
2020年9月22日 優酷配信
中国本土では2020年9月22日より、配信プラットフォームの優酷(Youku)にて全12話の配信が開始されました。
評価スコアと反響
評価スコアは、2020年11月9日時点で8.9点という極めて高い数値を記録しています。
- 支持派:真相へ向かう濃密な物語展開や主要キャスト陣による迫真の演技が高く評価されました。
製作体制と原作 ― ヤン・ウェンジュン監督と原作者自身が紡ぐ重厚な世界観
「鶴唳華亭<かくれいかてい>外伝~別雲間~」をより深く鑑賞するためには、どのようなスタッフが結集し、原作小説からどのように構築されたのかを知ることが助けになります。製作背景や物語の成り立ちを把握することで、緻密に描かれた人間ドラマの解像度がぐっと上がります。
監督・脚本家
演出を手掛けたのは、「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」を手掛けたヤン・ウェンジュン監督です。そして脚本には、原作者である作家のシュエマンリャンユエン(雪満梁園)自らが参加しています。生みの親である原作者自身が脚本執筆に携わることで、原作が持つ過酷な運命や登場人物たちの切実な心情を薄めることなく、映像作品として再構成しています。
原作小説(または完全オリジナル脚本)
本作の原作は、シュエマンリャンユエンが執筆した同名の架空歴史小説です。南斉の武帝の時代を歴史的な原型としながら、皇太子と周囲の人物たちが直面する過酷な権力闘争と情愛を描き出しています。なお、小説の詳細な連載先プラットフォームや出版社情報については確認できる資料が限られていますが、原作者が直接脚本を担当している点が作品の一貫した世界観を支えています。
ドラマ化での主な改編点
ドラマ化にあたっては、物語の広がりや宮廷内の緊張感を高めるため、原作小説には登場しない重要な人物が複数追加されています。
- 太子妃・張念之の追加:刑部尚書の長女である張念之は原作には登場しないドラマ独自のキャラクターです。彼女が皇太子の正室として加わることで、東宮内の情愛と悲劇性がより色濃く描かれています。
- ヒロインの兄・陸文普の配置:陸文昔の兄である陸文普も原作にはいない人物です。科挙を巡る事件などを通じて、陸家が陰謀に巻き込まれていく過程を牽引する役割を果たしています。
- 宮廷内の女官たちの新設:先皇后に仕えていた張尚服やその娘である呉内人、さらに姜尚宮といった宮中の女性たちがオリジナルで配置され、後宮の暗闘や謀略の複雑さが増しています。
- 対立陣営を取り巻く親族の追加:李柏舟の娘である斉王妃・李和綽や、趙貴妃の父である安平伯・趙壅など、各派閥の背景を補強する人物が新たに設定されています。
出品・制作体制
本作の制作体制には、優酷(Youku)、非凡響、中匯影視、阿里影業、仨仁文化といった制作会社が参加しています。ロケ地としては寧波、象山、無錫、内モンゴルなどの地域で撮影が行われ、雄大な情景と格式ある宮廷の美術が作り上げられました。
OST ― 主題歌《出塵》《願得一心人》とED《鶴·焰》による構成
「鶴唳華亭<かくれいかてい>外伝~別雲間~」の劇伴音楽は阿鯤氏が担当しています。作品を象徴する主題歌やエンディングテーマに加え、主人公に焦点を当てた人物曲などが用意されています。
OP(オープニングテーマ)
主題歌には、金志文さんが歌う《出塵》(段思思作詞・譚旋作曲)と、周深さんが歌う《願得一心人》(尹約作詞・銭雷作曲)が採用されています。実力派歌手である金志文さんのボーカルや、澄んだ高音で知られる周深さんの歌唱が作品の導入を彩っています。
ED(エンディングテーマ)
エンディングテーマは、薩頂頂さんが歌う《鶴·焰》(尹約作詞・尹約および薩頂頂作曲)です。独特の存在感と歌唱力を持つ薩頂頂さんが自ら作曲にも携わり、物語の幕引きを担当しています。
挿入歌
挿入歌としては、主人公である蕭定権の人物曲として制作された《放鶴圖》(劉暢作詞・譚旋作曲)があります。主題歌も担当している周深さんが歌唱を務めており、主人公の境遇や心情を表現した楽曲として劇中に組み込まれています。
配信プラットフォーム
「鶴唳華亭<かくれいかてい>外伝~別雲間~」の楽曲は、QQ音楽などの各音楽プラットフォームにて配信されています。
結末解説【ネタバレ注意】― 第12話の悲劇的な選択と託された未来
※この章はドラマ最終話の核心的な結末に触れています。本編未視聴の方は十分ご注意ください。
最終話のクライマックス
長州の城楼において、謀反を決意した顧逢恩(こほうおん)に対し、李重夔(りちょうき)率いる大軍が押し寄せます。顧逢恩は、蕭定権(しょうていけん)を皇位に就かせて天下泰平の世を築くという大志を語り、志を変えないか問いかけますが、蕭定権は過ちを重ねさせないために拒絶します。思いを遂げられないと悟った顧逢恩は、蕭定権の目の前で自ら剣を首に当てて命を絶ちました。
事態が収拾した後、皇太子を廃された蕭定権は城内の復興に力を尽くしますが、過労により病床に伏します。そこへ身ごもった陸文昔(りくぶんせき)が訪れ、二人は再会を喜び合います。しかし蕭定権は密かに彼女の髪から簪(かんざし)を抜き取っていました。その後、皇帝・蕭睿鑑(しょうえいかん)が自ら和解を求めて長州の部屋を訪れますが、蕭定権は扉を固く閉ざして応じませんでした。やがて風で開いた窓から皇帝が目にしたのは、簪で手首を切り、すでに息絶えている息子の姿でした。皇帝は雪の中に倒れ込み、激しい後悔と悲しみに打ちひしがれました。
主要キャラの決着
蕭定権(しょうていけん)
長州での反乱を防ぐために廃太子を受け入れ、秩序回復に尽力した後に病に倒れました。駆けつけた陸文昔から懐妊の知らせを受けて喜びを分かち合いますが、最終的には部屋に閉じこもり、陸文昔の簪で手首を切って自害しました。
陸文昔(りくぶんせき)
蕭定権と再会して懐妊を伝え、生きる希望を分かち合いましたが、蕭定権の自害により死別することとなりました。その後、宮中で身ごもったお腹を抱えながら静かにブランコに揺れる姿が描かれています。
顧逢恩(こほうおん)
父である顧思林(こしりん)の死をきっかけに長州で挙兵を企てましたが、李重夔の大軍に包囲され、蕭定権にも謀反への加担を拒絶されたため、城楼の上で自刎して果てました。
蕭睿鑑(しょうえいかん)
皇太子と意地を張り合っていたものの本心では廃するつもりはなく、長州へ直接足を運んで父としての和解を試みました。しかし間に合わず蕭定権を失い、自らの疑心が招いた取り返しのつかない結末に雪の上で号泣しました。のちに遺された孫を深く慈しむことになります。
蕭定楷(しょうていかい)
皇太子の座を狙って暗躍を続けましたが策謀が露見し、爵位を剥奪されたうえで杖刑八十回の罰を受け、配流となる前に刑死しました。
許昌平(きょしょうへい)
前朝太子の血筋であることが明らかになったのちに官職を解かれて放免され、蕭定権のために長州へ赴くなど奔走しました。騒動ののちは各地を巡る旅に出ました。
エピローグ・番外編(該当作のみ)
物語の最後には5年後のエピローグが描かれています。蕭定権と陸文昔の間に生まれた息子・蕭琛(しょうちん)は、成長して叔父にあたる蕭定梁(しょうていりょう)の手を借りながら、かつて歴代東宮が木を植えてきた太子林に一本の苗木を植えました。皇帝・蕭睿鑑は孫の姿を宝のように慈しみ、蕭定権に対して果たせなかった愛情と償いを注いでいます。さらに旅から戻った許昌平を蕭琛の教育係に任じ、亡き蕭定権の志を次代に託す様子が描かれて物語は幕を閉じます。
まだレビューがありません。最初のレビューを書きませんか?★をつけるだけでも参加できます。
基本情報
| タイトル | 鶴唳華亭<かくれいかてい>外伝~別雲間~(别云间) |
|---|---|
| 配信 | Prime Video(エンタメ・アジア)(※時期により変動あり) |
| 放送年 | 2020年 |
| 話数 | 全10話(中国版:全12話) |
| ジャンル | 古装宮廷権謀ロマンス |
| 演出 | ヤン・ウェンジュン(楊文軍) |
| 脚本 | シュエマンリャンユエン(雪満梁園) |
| 主な出演 |
ルオ・ジン(羅晋)(蕭定権役) リー・イートン(李一桐)(陸文昔役) ホァン・チーチョン(黄志忠)(蕭睿鑑役) ジェン・イェチョン(鄭業成)(顧逢恩役) ワン・ユー(王雨)(許昌平役) シン・ポン(辛鵬)(蕭定楷役) |
🔍 Google検索でこのブログを見つけやすくする
いつも読んでくださってありがとうございます。Googleの「優先ソース」にこのブログを登録しておくと、続きの話を検索したとき、私の記事が見つけやすい場所に出てくるようになります。毎日ドラマを追いかけている方にはけっこう便利なので、よかったら使ってみてください。
※Google公式の機能で、登録後もこのページに戻ってきます。いつでも解除できます。 ボタンが表示されない場合はこちらから登録できます。
コメント