鶴唳華亭 第16話 あらすじ 盧世瑜の自害と囚われの籠を打ち破る太子の覚悟

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前回の張り詰めた空気から、少しだけ親子の温かいやり取りが見られたと思ったら、奈落の底に突き落とされるような展開が待っていました。
胸が痛くてたまらない場面が続きます。
それでは16話を一緒に見ていきましょう!

鶴唳華亭 16話のあらすじ

蕭定権(しょうていけん)は父である皇帝と同じ馬車に揺られながら、深い眠りに落ちていきます。
道中の揺れの中で、彼は3年前のあの凄惨な光景を再び夢に見ていました。
今でも鮮明に残る恐怖と痛みに、夢の中でもうなされています。

一方、都では陸英(りくえい)を中心とする御史たちが激しく憤っていました。
太子が行宮に軟禁されていると思い込んだ彼らは、太子のために正義を求めようと息巻きます。
目の上のたんこぶである蕭定棠(しょうていとう)を都から追い出すため、立ち上がる決意を固めていました。
陸英は李御史と陳九言(ちんきゅうげん)の2人を宮門の外へ見張りに向かわせます。
もし皇帝の車列に太子の姿がなければ、科挙の最終試験である廷試(ていし)の後に皆で訴え出る段取りでした。

しかし、陳九言は李柏舟(りはくしゅう)と裏で通じる内通者だったのです。
陳九言はこっそり李府へ情報を流し、御史たちの計画を伝えてしまいます。
情報を得た李柏舟は、試験を取り仕切る礼部の何尚書(かしょうしょ)と連絡を取り、御史たちを罠に落とす準備を始めました。

内通者がいるだけでこんなに話が狂ってしまうなんて、本当に腹が立ちます!

その頃、馬車の中では皇帝がぐっすり眠る息子の顔を静かに見つめていました。
これまでの息子への冷たい仕打ちと、それに対する蕭定権の健気な従順さを思い返します。
父親としての情が湧いたのか、思わず息子の頬に触れようと手を伸ばしました。
しかし、ちょうどその時、何尚書が息を切らせて駆け寄ってきます。
試験の答案用紙がネズミにかじられて破れたため、出題を変えて試験の時間を遅らせてほしいと願い出ました。
皇帝は疑うこともなくあっさり承諾してしまいます。
これこそが李柏舟の筋書き通りだと、皇帝はまったく気づいていません。

宮門の前で見張りを続けていた李御史と陳九言は、皇帝の車列が近づいてくるのを目にします。
試験の開始時間が変更されたことに気づいた李御史は、急いで仲間に知らせに戻ろうとしました。
ところが、陳九言が裏で手配していた男に背後から殴り倒されてしまいます。
李御史は意識を失い、その場に倒れ込みました。

宮殿に戻った蕭定権は、外で何が起きているのか知る由もありません。
久しぶりに父との関係が和らぎ、皇帝は蕭定権や顧逢恩(こほうおん)と一緒に食事をしようと声をかけます。
さらに皇帝は機嫌よく、蕭定権に良い知らせがあると告げました。
父の口から陸家の名前が出た瞬間、蕭定権は縁談が進んでいるのだと察します。
まるでご褒美のお菓子をもらった子どものように、顔いっぱいに喜びを浮かべていました。

あんなに嬉しそうにお茶を淹れていたのに、この後の展開を知っていると見ていられません

連絡役の2人が戻らないため、陸英たちは試験の時間が延期された事実を知りません。
御史の一団は堂々と宮中へ足を踏み入れ、周囲の役人たちを驚かせます。
後宮に戻る宮女の群れの中にいた陸文昔(りくぶんせき)は、父が先頭に立って訴えに向かう姿を見かけました。
昨日自分が大切な印章をなくしてしまったせいで、取り返しのつかない事態を招いたと気づきます。
慌てて父を止めに向かおうとしますが、周りの宮女たちに厳しく遮られてしまいました。

何も知らぬ蕭定権は、嬉しそうに皇帝へお茶を差し出します。
その場には穏やかで温かい空気が流れていました。
そこへ李柏舟が慌てた様子で現れ、不穏な知らせを告げます。
陸英率いる御史たちが太子の不当な扱いを訴えて廷試の場に乱入し、顧逢恩までもが騒ぎに加わっていると言い放ちました。

皇帝の表情は一瞬で険しい怒りに染まります。
蕭定権が裏で指図したのではないかと激しく詰問し、さらには恩師である盧世瑜(ろせいゆ)が糸を引いていると疑い始めました。
蕭定権は必死に否定しますが、疑心暗鬼になった皇帝には弁解の声が届きません。
冷酷な声で太子の冠と玉帯を剥ぎ取るよう命じます。
皇帝は蕭定権を窓のない密閉された囚人籠に押し込め、陵墓へ追放する処分を下しました。

少しでも疑われたら一切信じてもらえないなんて、蕭定権が可哀想すぎます

今日こそ故郷へ旅立つはずだった盧世瑜は、太子の危機を聞きつけて御前へ引き返してきます。
命を捨てる覚悟で皇帝の前に進み出ました。
先帝から太子を託された時の重い責任を語りかけます。
太子と御史たちの命を守るため、すべての責任を自分一人で背負う道を選びました。
盧世瑜はその場で自害し、命を賭して皇帝の頑なな心を動かそうとします。

師匠が血を流して倒れた瞬間、蕭定権は狂ったように囚人籠の内側を激しく殴りつけました。
木枠を力任せに打ち破り、髪を振り乱して外へ飛び出します。
目を真っ赤に腫らし、必死に医師を呼ぼうと叫びました。
しかし、倒れた盧世瑜は弱々しく首を振ってそれを止めます。
太子と歩んだ15年の月日を懐かしむように、師匠はかすかに微笑みました。
蕭定権が自ら編み出した独自の書体を、盧世瑜は最後に「金錯刀(きんさくとう)」と名付けます。

先生の最後の笑顔と手の震えに、息をするのを忘れるくらい見入ってしまいました

敬愛する恩師は蕭定権の腕の中で息を引き取りました。
どれほど慈悲の心を持っても、敵は容赦なく牙を剥いて大切な人を奪っていくのだと痛感します。
もうこの世に失うものなど何一つ残っていません。
蕭定権は涙をぬぐい、激しい怒りと哀しみを心の奥底に押し込めました。
李柏舟や蕭定棠、そして自分を追い詰めた者たちの顔を一人ずつ心に刻み込みます。
廃太子にならない限り、自分はまだ尊い皇太子としての力を持っています。
過去の冠礼の事件を掘り起こしてでも、悪人たちに相応の報いを受けさせると冷たく誓いました。

すべてを遠くから見つめていた陸文昔は、取り乱しながら盧夫人の屋敷へと走り去ります。
屋敷に着いた途端、激しい後悔から泣き崩れてしまいました。
自分の不用意な失敗が、盧家や陸家、顧家、そして太子までも破滅へ引きずり込んでしまったと悔やんでも悔やみきれません。

鶴唳華亭 16話の感想まとめ

盧世瑜先生の最期と、籠を壊して飛び出してきた蕭定権の姿が強烈でした。
父と手を取り合えそうだった穏やかな時間から、一気に地獄へ突き落とされる展開があまりにも重いです。
親子の情を少し見せておきながら、一瞬で猜疑心の塊に戻ってしまう皇帝の冷たさには本当に言葉を失います。
息子の顔を愛おしそうに撫でようとしていた手で、冠を奪い取れと命じるなんて信じられません。

李柏舟の悪知恵も本当に底知れなくて嫌気がさします。
ネズミに試験用紙をかじらせたという嘘ひとつで時間をずらし、御史たちを罠にかける手際の良さが憎らしいです!
李御史を殴り倒した陳九言の裏切りも許せません。
真面目に正義を通そうとした人たちばかりが酷い目に遭うのは、見ていてやり切れない気持ちになりますね。

そして、すべてを背負って自害した盧世瑜先生の覚悟。
15年も太子を守り育ててきた先生にとって、蕭定権は単なる教え子以上の存在だったはずです。
最後に蕭定権の書道に「金錯刀」と名付けた時の、あの寂しげな微笑みが忘れられません。
大切な盾を失った蕭定権が、最後に涙を止めて敵を睨み据えたあの冷たい眼差しには、太子の意地を感じました。
あんな目をした蕭定権を見るのは初めてです。
味方を奪われ孤立無援となった太子が、李柏舟や蕭定棠に対してどう牙を剥いていくのか、静かな怒りを抱いた蕭定権の行く末を見守りたいです。

華流ミニクイズストーリー編

『鶴唳華亭』第20話で、蕭定権が陸英父子を処刑から救う奇策として、皇帝に願い出たことは何か?

華流ミニクイズ小道具編

『鶴唳華亭』第23話で、夫婦の契りを結ぶ結髪の儀式の際、指先の震えが止まらなかった陸文昔は何を床に落としてしまったか?

華流ミニクイズ謎解き編

『鶴唳華亭』第26話で、官兵が踏み込んだ現場で陸文昔が拾い上げた契約書において、張紹筠の立場はどのように記載されていたか?

華流ミニクイズストーリー編

『鶴唳華亭』第29話で、大牢の外で陸文昔を待ち構えていた姜尚宮が彼女の手の中に押し込んできたものは何か?

華流ミニクイズ小道具編

『鶴唳華亭』第32話で、陸文昔は蕭定権の部屋を去る際、机の上に何をそっと置いたか?

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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