ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
3話、一気に動いてきました。前の話まで後宮まわりのきな臭い空気があったと思ったら、今回は宮廷全体がぐらぐら揺れ始める回です。エンカンとリュウガがどうなるのか気にしながら見ていたんですが、それだけじゃ済まない展開が続いて、見終わったあとにじわっと重さが残りました。
それでは3話を一緒に見ていきましょう!
大宋宮詞 3話のあらすじ
3話は冒頭から緊張感があります。エンカン(襄王)が大殿に飛び込んできて、皇帝に「なぜデショウ(徳昭)を放っておかないのか」と詰め寄ります。完全に理性が飛んだ状態で。
息子にそこまで疑われるとは思ってなかった皇帝の顔、怒りがじわじわにじんでくるあの表情が怖かったです。
結果、エンカンは牢へ送られます。父と息子なのに、ここまで崩れてしまうのか。
そこへ皇后が動きます。「この機に太子を替えましょう」と進言しようとしたんですが、逆効果でした。皇帝はさらに怒り、「朝廷の事に口を出すな」と釘を刺します。
翌朝の朝議では大臣たちがエンカンへの温情を求め、チョウフ(趙普)が「大理寺のコウジュン(寇準)に調べさせては」と提案します。皇帝もこれを受け入れました。
コウジュンが王府に乗り込んで現場検証を始めると、「酒を用意したのは誰か」という問いに、ハン・ギョクシュ(潘玉姝)が青ざめてその場に崩れ落ちます。
あの倒れ方、ただの怖がりじゃなかった。「バレた」ってやつでした。見てすぐわかった。
エンカンの王妃はすぐ察して刀を抜き、ハン妃に向けます。ギリギリのところでカク大臣(郭大臣)が割って入り、事なきを得ます。「皇帝が王を牢に入れたのは、次に狙われるのが王だとわかっているから、一番安全な場所に置いたのだ」とカク大臣が諭すと、王妃もようやく落ち着きを取り戻しました。
一方、リュウガ(劉娥)はこの件を聞いてソ・ギカン(蘇義簡)と密かに話し合います。「シン王(秦王)が裏で糸を引いているはず」と見当をつけていて、あの日自分を尾行していた人物がまさに皇孫暗殺の実行犯だったと確信していました。ソ・ギカンはようやくそれを信じ、カク大臣への情報提供に同意します。
深夜、コウジュンは宮中に呼び出されます。迎えたのは皇后。「調査の結論をエンカンが犯人としなさい」と暗に命じられます。翌朝の朝議で、コウジュンはその通りにエンカンを陥れました。
コウジュン、言われた通りにやってしまうんだ。あなたそういう人じゃないでしょうって、少しがっかりしました。
皇帝が詔書を出そうとしたそのとき、カク大臣が「命をもって諫言する」と体を張って止めます。皇帝の心が動き、最終的にエンカンへの処分は「庶民に落とし永久追放」に変わりました。死罪ではないけれど、重い処分です。
ロ大人(盧大人)はシン王のもとへ飛脚を飛ばし、謀反を急かします。禁軍に囲まれ追い詰められていたシン王。シン王妃が「私が用意した舞妓の刺客を宴の日に使いましょう」と提案します。ただ自分は脚の怪我で練習に付き合えないため、リュウガに舞妓たちの稽古を手伝わせることにしました。
宴が始まり、舞妓が宮中に入り込みます。シン王の軍勢も乱入し、皇軍と刃を交えます。舞妓のひとりが刃を抜いて皇帝に向けたその瞬間——リュウガがその腕を掴んで止めます。
リュウガ、ここで動くんだ。ここで動くのかってなりました。
剣は近くの侍衛が弾き、シン王も侍衛に抑えられます。皇帝はここで初めて「実はすでに手を打っていた」と明かします。ロ大人は包囲されており、シン王の軍も全滅していました。
真相がひとつひとつ解き明かされます。皇孫の件も郡王の死も、シン王が絡んでいたことが明らかになり、リュウガはようやく無実が晴れます。カク妃(郭妃)はリ・ワンジ(李婉儿)に騙されていたと知りますが、ワンジは「父から預かった令牌は実はリュウガを殺すためのものだった」と打ち明けます。真相を知ったカク妃は、リュウガへの反感を手放しました。
牢を訪れたリュウガにシン王妃が頼んだのは、息子ホウアル(宝儿)の行く末のことだけでした。「宮中が養い、成人すれば俸禄も出ます」と伝えると、王妃はようやく安心した顔をします。リュウガが去った後、王妃は白絹で自ら命を絶ちました。
皇帝がシン王の牢を訪れると、シン王は「あなたが兄を殺し、弟を疑い続けたから自分は追い詰められた。偽善者め」と罵倒します。皇帝は何も言わず、自らシン王を手にかけて静かに立ち去りました。
何も言わずにただ去っていく皇帝、あの退場の仕方がいちばん怖かったです。
皇后はシン王の死で計画の失敗を悟り、別の手を考え始めます。
エンカンの王府に戻ったリュウガは王妃に謝罪しようとしますが、乳母から「王妃は病で伏せている」と告げられ、引き返します。そこへワンジが追いかけてきて「王妃さまがわたしをリュウガさまに下さった」と伝えます。リュウガ、少し表情が緩んでいました。
翌日、チョウシン(趙晋)がエンカンに「リュウガばかり特別扱いするとハン家やカク家の怒りを買う」と忠告します。エンカンは黙って頷くだけ。ソ・ギカンからは「王府の補佐に推薦された」という報告が届き、リュウガは喜びます。
そして最後、病に倒れた皇帝がエンカンを呼び寄せます。「リュウガは疫病神だ、王府から追い出せ」。エンカンが反論しても、皇帝は聞きません。固く、冷たく、固執したまま。
大宋宮詞 3話の感想まとめ
今回いちばん頭に残ったのは、シン王妃の最後です。
息子ホウアルのことだけ確かめて、静かに逝った。謀反に加担したのは確かなんですが、あの人もどこかで別の誰かに使われた側だったような気がして、すっきり割り切れないままです。「ありがとう」を言う間もなかったのが、ずっと引っかかっています。
シン王が皇帝に向かって言った言葉——「あなたが兄を殺しておいて、なぜ弟の自分を責めるのか」というあの部分、聞いていてきつかったです。間違っていないかもしれないから。
皇帝が無言でシン王を手にかけて去っていく場面は、何かしら答えがあるような気がするんですが、その答えを考えると少し怖くて、深追いしたくない気持ちもあります。
コウジュンが皇后の指示通りに動いたのは正直納得いかなかったんですが、カク大臣が体を張って詔書を止めた場面で少し気持ちが戻ってきました。それだけで詔書の内容が変わるというのは、この時代の宮廷の空気をよく表している気がします。
リュウガが舞妓の腕を咄嗟に掴んだあの一瞬、3話でいちばん「良かった」と思えた場面でした。あそこからリュウガの立場がようやく変わり始めた、その手応えがありました。
コメント