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クルミットです♪
今回の4話、冒頭から黄河の決壊で大変な状況で始まります。でもそれより気になるのは、ゲンカンとリュウガの別れがどう動くかで。リュウガはすでに京から逃げてしまったし、ゲンカンは治水のために滑州まで行かされることになったし、ふたりはすれ違いのまま。しかも今回の後半、衝撃の再会の予感がちらついて、最後まで気が抜けませんでした。
それでは4話を一緒に見ていきましょう!
大宋宮詞 4話のあらすじ
黄河が決壊し、洪水が広がっています。この緊急事態に、宰相のチョウフが皇帝に進言します。ゲンカン(襄王・三皇子)を赈災に送れば、皇太子候補としての器を試す機会にもなると。
ところがゲンカンはその場でリュウガへの赦免を求めてしまいます。皇帝は激怒。結果、三人の皇子全員が滑州へ向かうことになりました。
リュウガのためにその場で食い下がるゲンカン、気持ちはわかるけどタイミングが悪すぎる。
府に帰ったゲンカンは、リュウガの姿がないことに気づきます。リュウガは自分がゲンカンの足を引っ張ることを恐れ、すでに京を離れていました。そして旅の途中、自分がゲンカンの子を身籠っていると知ります。
ゲンカンはリュウガが見つからないまま憔悴し、友人のソギカンを連れて滑州へ向かいます。道すがらリュウガの行方を探すつもりでした。
滑州に着くと、状況は本当にひどいものです。一皇子のソオウは食料を勝手に配り始め、民が奪い合う騒ぎを起こします。二皇子のゲンキは水官が横領したと決めつけ、処刑しようとします。そこへ追い打ちをかけるように、河官の息子オウカが川に身を投げて亡くなってしまいました。
オウカが入水するシーン、あの静けさがきつかったです。
民の怒りは爆発寸前です。ゲンカンが急いで止めに入り、処刑を食い止めますが、ゲンキは面白くない様子でその場を去ります。
問題の根本は、救済用の資材が横領されて粗悪品に替えられていたことでした。ゲンカンとソギカンは滑州の官吏リュウキのもとへ向かおうとします。しかし一方でゲンキは、配下の者を通じてリュウキにゲンカンの動きを警告する密書を送っていました。
夜、ゲンカンは一人で災害の状況を徹夜で調べ続けます。他の二人の兄はその気さえありません。
翌朝、オウカの死に怒った民がゲンキの陣幕を取り囲みます。一皇子の側近が「大皇子に民を宥めてほしい」と頼みますが、大皇子は聞く耳を持ちません。代わりにゲンキが出てきますが、「オウカは汚職官吏だ」と言い放ち、民の怒りをさらに煽るだけでした。
そこへゲンカンが出てきます。
ここからの展開、ちょっと信じられなかったです。
ゲンカンは「負荊請罪」を行います。荊の枝を背負って自ら罪を乞う、古来からの謝罪の作法です。そしてソギカンに命じ、衆人の前で自分をその荊で打たせました。民はそれを見て、むしろゲンカンを止めようと跪いていきます。
二人の皇子は何も言えず、黙って引き下がりました。
ゲンカンの所作に王者の覚悟みたいなものを感じたのですが、同時に、これをやりきれる人間がどれだけいるかと思いました。他の兄たちと比べると、もう比較にならない。
帳篷に戻ったソギカンとゲンカン、ふたりはまたリュウガの話をします。ゲンカンはこの滑州でかならず見つかると信じていました。
一方そのリュウガ。彼女がいる地域も洪水の被害を受けていました。それでもリュウガは、倒れた老婆を看護したり、飢えた子どもに食べ物を分けたりして、周りの人を一生懸命助けています。
妊娠中なのに自分より他人を先に気にするリュウガ、見ていて心配になります。
官府から「滑州城へ移動せよ」という通達が来て、リュウガも移動することになります。ところが大雨が降り始め、水位が一気に上がります。ゲンカンたちも急いで滑州城に入りました。
老婆を安全な場所に避難させたリュウガでしたが、城の外は大水が迫っています。城門が決壊しそうな状況になり、ゲンカンは自ら陣頭に立って民と一緒に土嚢を積み上げ続けました。全員で必死に運び、ようやく水の侵入を食い止めます。
ゲンカンが土嚢を担ぐ姿、皇子というより現場の人間そのものでした。
洪水が引いた後、民の生活は依然として苦しいままです。そんな中、官吏のリュウキがゲンキに大量の金銀を届けているのをゲンカンが目撃します。止めようとしますが、ゲンキはリュウキを庇います。ちょうどそこへ、皇帝の命を受けたコウジュンとオウキンジャクが尚方宝剣(天子から授かった剣で、罪人を斬る権限を持つもの)を持って到着し、リュウキを連行しました。
ゲンキは焦ります。謀士の助言を聞き入れ、先手を打って皇帝へ上奏文を書き、すべての責任をゲンカンに押し付けようとし始めました。
後宮では、皇后とカクオウヒが顔を合わせています。乳母が、皇帝の病が重いこの時期に皇后が真っ赤な刺繍の靴を履いていることに気づきます。カクオウヒはその話を聞いて何かを考え込み、ギョクシュに「ハンピは皇后にゲンカンの治水の近況を漏らさないよう」釘を刺しました。
後宮の女たちも、それぞれの思惑で動いています。
そして終盤、ソギカンが滑州城内を見回ると、すでに疫病の兆候が出始めていました。人々が建物を見上げているそのとき、ソギカンは二階の廊下にいる女の姿を目にします。
それはリュウガでした。
大宋宮詞 4話の感想まとめ
今話で一番頭に残っているのは、やっぱり負荊請罪の場面です。
民が怒り狂っている中、ゲンカンが自分から荊を背負ってきて、「打て」と言う。ソギカンもそれを受け入れてゲンカンを打つ。見ていて「これ本当にやるの?」と思ったら本当にやりました。
ゲンキが「あいつは汚職官吏だ」と言って場を悪化させた直後だったので、ゲンカンの行動との落差がすごかったです。言葉で押さえ込もうとした兄と、体を張った弟。民が跪いていく流れは、理屈じゃなく感情で納得させていました。
一方で気になるのがゲンキです。リュウキから賄賂を受け取りかけて、それをコウジュンたちに見られて、今度は上奏文でゲンカンに責任転嫁しようとしている。頭は回るのかもしれないけど、やってることが全部後ろ向きです。
リュウガのパートは、毎回じわじわします。妊娠しているのに老婆や子どもを世話して、大水が来ても動じない。強いというより、他のことを先に考える性格なんだと思います。
そしてラスト、ソギカンがリュウガを見つけます。あの「見つけた」瞬間の静止感、次の展開がどうなるか気になってたまらないまま話が終わりました。ゲンカンにはまだ伝わっていないわけで、リュウガとゲンカンが会う前に何かが起きそうな嫌な予感もあります。疫病まで出てきてしまったし。
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