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クルミットです♪
23話、かなりきつい回です。ギョクシュとショウキョウの恋がどんな終わり方をするか、薄々わかってはいたんですが……それでもやっぱりきつかった。そしてリュウガのことを、また切ない気持ちで見ていました。天然痘の恐怖が宮廷を包み始める中、敵も味方も関係なく動き始める人たちのせいで、感情があちこちに引っ張られる話でした。
それでは23話を一緒に見ていきましょう!
大宋宮詞 23話のあらすじ
新しい称号をもらったギョクシュですが、気持ちは少しも晴れません。頭の中はショウキョウのことでいっぱいで、宮殿の中にいることが耐えられない状態です。天然痘の感染を防ぐために皇帝が命じたことで、成平殿(せいへいでん)の出入り口には木の板が打ちつけられ、文字通り外から塞がれていました。
夜、侍女のユエルがショウキョウを連れて宮殿の外を歩いていると、カク皇后の侍女・セイギに鉢合わせしてしまいます。ユエルはとっさに「ギョクシュ様の診察に来た新任の御医です」と嘘をつきました。セイギはとりあえず引き下がりましたが、宮に戻ってすぐカク皇后に報告します。
疑いを持ったカク皇后が成平殿に踏み込んでくると、ユエルは大声で騒いで時間を稼ぎます。
皇后が入ってきたとき、ギョクシュが落ち着いて刺繍をしていたあの場面、ユエルのアドリブ力すごかった。
しかしカク皇后が木の板を外そうとした瞬間、ギョクシュは焦りのあまり裾を踏んで転倒。出血してしまい、場が大騒ぎになります。
太医が確認した結果、赤ちゃんへの影響はなかったとのことで、ほっとしました。でもゲンカン(元侃)はカク皇后の根拠のない疑いにかなり怒っていて、セイギをその場で宮廷から追放してしまいます。そして「リュウガへの暗殺を企てたのはカクケンの仕業だとわかっているが、今は皇后の顔を立てて黙っている。次はない」とまで言い放ちました。
ゲンカンのこの言い方、怒ってるけどぎりぎり抑えてるのが伝わってきて、重かったです。
カク皇后は黙って頭を下げるしかありませんでした。
翌朝、ショウキョウが自ら命を絶ったという知らせが届きます。
昨夜ユエルと一緒に宮殿の外を歩いていた人が、翌朝にはもういない。時間の流れが急すぎて、一瞬止まりました。
ギョクシュはショウキョウが贈ってくれた耳飾りを見つめながら、かつてふたりが交わした誓いを思い出します。声を上げて泣くわけでもなく、ただ悲しそうで、そっちのほうがきつかった。
カク皇后がゲンカンの前でショウキョウの死に触れようとすると、ゲンカンは厳しく制止しました。何を知っているのか、何を隠しているのか。それ以上は語られません。
一方で宮廷には天然痘の問題が広がっています。大臣たちが連れてきた「名医」がいたのですが、実はただの山師で、自分が天然痘にかかってしまうというあんまりな結末でした。
それはさすがに……もうちょっと調べてから連れてきてほしかった。
そんな中、二皇子のチョウユウが全身に発疹を出して倒れます。天花(天然痘)でした。カクケンはその知らせを聞いて椅子の上でよろめくほどのショックを受けます。
側にいたソウリョウ(曹利用)が「天然痘を治せる女の名医を知っている」と申し出て、カクケンはすぐに動かせます。しかしその名医の正体はリュウガでした。
カクケンの顔、想像しただけで笑えない。自分が追い落とした相手に孫の命を預けるしかない状況って、こういうことか、と思いました。
リュウガはちょうど山で薬草を採りながら、村人の天然痘の治療に当たっていました。ソウリョウが事情を説明しましたが、リュウガはまだ喪に服している期間中で、すぐには動けないとして、薬草と薬酒だけを渡します。でも実はリュウガはもう戻る準備を始めていたようで、断ったのは薬の準備に時間を稼ぐためだったと後でわかります。
その後、ソイカン(苏义简)が改めて迎えに行くと、リュウガは静かに宮廷へ戻ることを承諾しました。「チョウユウを救えたら、また戻って喪に服する」という条件で。
チョウユウのそばで診察したリュウガは、正直に「難しい状態です」とカク皇后に告げました。カク皇后が必死に頼むので、リュウガは「できる限りやります」と答えます。
そしてギョクシュもまた、天然痘の発疹が出ていました。
ユエルが気づいて袖をめくると、肌に疹子が広がっています。怖がりのギョクシュは「お腹の赤ちゃんのため」という口実でリュウガを呼ばせます。
「龍胎(お腹の子)のため」って言い方、自分のためとは口が裂けても言えないギョクシュのプライドが滲んでいる。
リュウガが来ると、ギョクシュはもう泣いていました。リュウガが丁寧に薬草を塗ってくれるのを見ながら、ギョクシュは「もし助かったら、必ずお礼をする」と口にします。
大宋宮詞 23話の感想まとめ
一番頭に残っているのは、やっぱりショウキョウのことです。あの夜、ユエルと一緒に宮殿の外を歩いていたのに。翌朝にはもういない。ギョクシュが耳飾りを見つめるシーン、悲しいというより呆然としてしまいました。声を上げて泣かないギョクシュが、余計きつかった。
カクケンがリュウガに頼るしかない状況になったのは、正直複雑な気持ちで見ていました。カクケンが「娘の言った通りだった。リュウガは確かに徳のある人だ」と認めるところ、小さいけど大きな変化でした。
リュウガは喪の途中なのに動いた。しかも薬草をあらかじめ準備していた。誰かのために動くとき、リュウガはいつも静かなんですよね。騒がない。それがかえって印象に残ります。
ギョクシュが泣きながらリュウガに薬を塗ってもらうシーン、これまでずっとリュウガを邪魔してきた人が、今は頼るしかない立場になっています。でもリュウガは普通に治療している。その普通さが、じわっと来ました。「もし助かったら必ずお礼をする」というギョクシュの言葉、あれが本心だったとしたら、この人もこの状況でやっと少し変わってきているのかもしれない。
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