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クルミットです♪
24話は、この作品の中でもかなりしんどい回でした。
チョウユウが逝って、カクコウゴウも逝って、それだけでもう胸がいっぱいなのに、最後にハンギョクジュが手にした剪刀(はさみ)の場面で一気に冷えました。
それでは24話を一緒に見ていきましょう!
大宋宮詞 24話のあらすじ
リュウガがチョウユウに薬を飲ませているところから24話は始まります。
チョウユウはようやく目の前にいるのがリュウガだと気づき、それと同時に兄のチョウキツのことも思い出します。
チョウキツのことを語るリュウガの目は、とても優しかったです。
チョウキツがどれだけ勇敢だったかを聞いて、チョウユウが「こわくない」という顔になっていたのが、余計に切なかった。
でも、次の一口を飲ませる前に、チョウユウは息を引き取ってしまいました。
リュウガはカクコウゴウのもとへ走りますが、言葉が出てこない。
すすり泣く声だけで、カクコウゴウにはもう全部伝わっていました。
口に出して聞いた瞬間、カクコウゴウはその場に崩れ落ちます。
ゲンカンも息子の最期に会いに行こうとしましたが、チョウケイソウに止められます。
リュウガとゲンカンはほんの壁一枚の向こうにいて、ゲンカンの叫び声がリュウガにもはっきり届いていました。
壁一枚って、こんなに遠い。
悲しみで体が限界を超えたカクコウゴウは、命の危機に瀕します。
リュウガは太医(宮廷医師)の報告を聞いて、このことをゲンカンには伝えないよう指示しました。
連番で打撃を受けて政務が乱れることを心配してのことです。
カクコウゴウ自身も、自分の時間が残り少ないことを悟っていました。
父のカクケンを呼び、リュウガへの嫌がらせをやめるよう頼みます。
カクケンもリュウガが自ら宮中に来てチョウユウを看病していたと知り、気まずい思いをしていたようです。娘の涙の頼みを断れるはずがなかった。
そしてカクコウゴウはリュウガをベッドのそばに呼び、二人の間にこれまでの回想が浮かびます。
カクコウゴウは、リュウガに手を差し伸べなかったことをずっと悔いていました。
それでもリュウガは「身体を大切にしてください」と言うだけで、責めない。
リュウガが涙をこらえきれなくなった場面より、カクコウゴウが手を握ったまま離さなかった場面のほうが、ずっときつかったです。
カクコウゴウの最後の願いは、リュウガに六宮(後宮全体)の管理を任せること。
皇帝の傍にいてほしい、という遺言でした。
翌日、チョウケイソウがゲンカンに紙切れを渡します。
カクコウゴウが最後の力を振り絞って書いたもので、リュウガに自分の後を継がせてほしい、という内容でした。
ゲンカンは長年連れ添った妻のことを思い、頭痛が再発します。
そこへリュウガが現れ、ゲンカンは彼女を抱きしめたまま泣き崩れます。
リュウガは静かに言葉をかけ続けました。久しぶりの再会でした。
天然痘の流行が収まり、リュウガが村人に草薬を教えて予防に貢献したことが認められます。
ゲンカンはリュウガをトクヒ(徳妃)に冊封し、多くの褒美を贈りました。
しかしリュウガは皇陵に戻ることを選びます。三年の守灵(霊を守る誓い)を最後まで果たすためです。
一方、ハンギョクジュがいよいよ出産を迎えます。
ゲンカンが扉の外でそわそわしていると、泣き声が聞こえてきました。
ところが産婆が気づいたのは、生まれた赤ちゃんが六指の公主(六本指の王女)だということ。
ユエルが急いで抱き取り、産婆を追い払います。
女の子だったことにハンギョクジュはがっかりしましたが、ユエルの顔色でただごとではないと察します。六指を見た瞬間、ハンギョクジュはそばにあった剪刀を手に取り、生まれたばかりの娘へ向けました。
このシーン、本当に息が止まりました。産まれたばかりなのに。
ユエルが公主をゲンカンのもとへ連れてくると、手に包帯が巻かれていました。
ゲンカンが訝しがると、ユエルは「産婆が誤ってけがをさせた。すでに宮外に送り出しました」と答えます。
ゲンカンはそれ以上追いませんでした。
皇子が生まれなかったことで、ゲンカンの頭痛がまた出ます。
チョウケイソウが「あと二日で、リュウガの守灵の期限が明けます」と伝えると、ゲンカンはようやく顔を上げ、皇陵へ迎えに行くよう命じました。
リュウガの帰還を阻もうと、ソウタイシがカクケンを訪ねます。
でもカクケンはすでに娘の遺言で立場を変えていて、ソウタイシはそのまま袖を振って立ち去ります。
チョウケイソウが皇陵に到着し、ゲンカンの口頭での命令を伝えます。
リサイホウには官職が、エンジには婕妤(ショウイ)の称号が贈られる。
そしてリュウガは、息子のチョウユウがようやく正式に太廟(皇族の霊廟)に入ることができると知ります。これまでの苦難が全部、報われた気がしたのかもしれない。
大宋宮詞 24話の感想まとめ
この回で一番頭に残っているのは、カクコウゴウがリュウガの手を握ったまま逝く場面です。
ずっと対立していた二人が、最後にこういう形になるとは思っていなかった。
カクコウゴウが「手を差し伸べなかった」と言ったとき、リュウガは何も言い返しませんでした。
責めることも、慰めることもしないで、ただそこにいた。
あの距離感がなんとも言えなかった。
チョウユウが亡くなる場面も、あっさりしているようで、じわっと来ました。
チョウキツの話を聞いて「こわくない」と思えた直後に逝くという流れが、作られすぎているようで、でもきれいな逝き方でした。きつかったけど。
ハンギョクジュの件は別の意味で重くて、六指というだけで我が子にはさみを向けるのは、当時の価値観がそうさせているとわかっていても、見ていて怖かった。
公主の包帯を見てゲンカンが何も言わなかったのも、色々と察してしまって居心地が悪いです。
リュウガがトクヒになって、守灵の期限も明ける。
ようやく前に進める話のはずなのに、この回はずっと重たかった。
カクコウゴウが、ああいう最期だったから。
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