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クルミットです♪
ついにこの日が来てしまいました。
47話で病床に伏していたゲンカンが、とうとう息を引き取る場面がこの48話に。リュウガは夢の中でゲンカンに別れを告げられるんですが、そのシーンが静かな分だけ、見ていてじわっときます。そして崩御の知らせを受けてからのリュウガの動き、速いんです。泣く暇もなく指示を出し続けるリュウガを見ていると、この人はもう覚悟が決まってる、と思いました。
宮廷政治の緊張感が最高潮に達する回です。
それでは48話を一緒に見ていきましょう!
大宋宮詞 48話のあらすじ
ゲンカンが崩御した翌朝、テイイは「明日の祭祀を中止すれば必ず疑惑を呼ぶ」と判断し、急ぎ誰かを京に戻して皇后へ知らせるべきだと主張します。
一方、遠く離れた都では、リュウガが観星台に立ち、暗い夜空をじっと見上げていました。何か悪いことが起きている——言葉にならない不安が、胸の中に重く積もっていたようです。
ソギカンはゲンカンに別れを告げたあと、自分で京に戻って報告しようとします。でもテイイとオウキンジャクが強く反対しました。
ここのテイイ、「自分の息子テイケンヨウが今夜の守衛を担当している」って、さりげなく言うんですよ。直接的な脅しじゃないんですが、意味ははっきり分かる。本当にやな言い方です。
ソギカンもさすがにその意図を察して怒りを抑えきれない様子。そこへソウリヨウが「自分が代わりに行く」と申し出ます。ソギカンの疑いを払拭するために、ゲンカンの遺体の前でわざわざ誓いを立ててから出発する。このソウリヨウ、この時点では信頼できる人物として描かれています。
その夜、リュウガは夢を見ます。
ゲンカンがリュウガの手を取り、静かに別れを告げて——そして深い闇の中へ落ちていく。
リュウガが目を覚ます場面、「ああ、これはもうだめだ」って思いました。夢の中のゲンカンが穏やかすぎて。
目を覚ましたところに宮女が「ソウリヨウがお目通りを願っています」と告げる。リュウガはその一言で何かを察します。果たして、ソウリヨウは急ぎゲンカン崩御の知らせを伝えました。
リュウガはすぐに動きます。カクスウシン将軍を呼び、キオウを宮中に連れてくるよう命じます。後継争いを封じるため、まず皇族を掌握する。シュクヒにはジュエキとセイゴを任せ、自分はキオウに会いに行きます。
カクスウシンがキオウ府を訪れると、ソウタイフが事情を問いただします。でもカクスウシンは多くを語らず「皇族の屋敷にはすべて禁軍が配置されている」とだけ答えました。
キオウはリュウガと顔を合わせるなり、疑問を一気にぶつけます。リュウガは正直に「ゲンカンは崩御された。しばらく宮中に留まってほしい」と伝えました。キオウは「私が位を狙っていると思っているのか」と苦い顔をしますが、リュウガは「念のための措置です」と静かに説明し、キオウも渋々うなずきます。
このやりとり、リュウガの言葉が正直で、妙に清々しいんですよね。腹の探り合いじゃなくて、「そういうことですから」という感じで。
リュウガはソウリヨウをキオウの監視役に指名します。ソウリヨウは「自分をそこまで信頼してくれるのか」と感動した様子でした。
その後、リュウガはキオウの妃(キオウヒ)が面会を求めていると聞き、入宮を許可します。でもこれが裏目に出ます。キオウヒはキオウと二人になるなり、父親の言葉を伝えて「位を奪え」と迫るんです。
キオウがかわいそうでした。本人はその気がないのに、妃に膝をついて懇願されて、ぐらつき始めて。
そしてキオウヒは「兄のソウリヨウに頼んで、リュウガ母子を抑えてもらえばいい」と言います。ソウリヨウが食事を運んで部屋に入ってきた瞬間、キオウヒは大喜びしますが、ソウリヨウは完全に無視して職務をこなしてさっさと出ていきます。
一方、リュウガはジュエキと食事をしていました。リュウガがほとんど食べられない様子を見て、ジュエキは何か起きていることを感じています。「もう加冠した。大人だ」とジュエキが自分から切り出してやっと、リュウガは事実を打ち明けます。ジュエキは涙をこらえきれなくなります。でも泣きながらも「私がいるから」とリュウガを慰める。
このシーンが一番きつかったです。
ジュエキの涙がこぼれた瞬間、ここまで張り詰めていたものが少しだけゆるむ感じがして。
その頃キオウヒは、ソウリヨウが守衛に立っている寝室で突然腹を押さえて倒れます。ソウリヨウが周りの人を呼びに行くすきを狙って、キオウヒはソウリヨウの手をつかみます。「今あなたは後宮の全守衛を握っている。リュウガ母子を抑えてほしい」と。ソウリヨウははっきり断りますが、キオウヒは「かつての火災の件でいずれ曹家が責められる。何をしても同じだ」と畳み掛けます。ソウリヨウの表情が少し揺れる。
ここ、ソウリヨウの目がちょっとよくない顔になった気がして、嫌な予感がしました。
リュウガはキオウヒのために補品を持って行こうとしたところで太医と鉢合わせし、中の騒ぎを知ります。ソウリヨウがキオウヒを連れ出そうとすると、キオウが刃物を抜いて立ちはだかります。
リュウガは落ち着いて部屋に入り、「あなたを疑ってのことではない。だからこそ縁者のソウリヨウを守衛に選んだ」と語りかけます。キオウはその言葉に少しずつ警戒を解き、リュウガはキオウの手から刃物をそっと取り上げました。
静かで、強い場面でした。
大宋宮詞 48話の感想まとめ
一番頭に残ったのはやっぱり、ジュエキがぼろぼろ泣くシーンです。
あの子はずっと「何かある」と感じながらも、リュウガが言い出すのを待っていた。「もう加冠した。大人だ」と自分から切り出したのも、ちゃんと聞く覚悟ができていたからだと思います。泣いてもすぐ「私がいるから」と言えるジュエキ、この子が太子として育ってきたんだな、と感じました。
リュウガの夢のシーンは短いんですが、あそこだけが唯一「ゲンカンとの別れ」として描かれていた場面で。起き抜けにすぐ走り出すリュウガを見ていると、悲しむ時間を自分に許さない人だなと思います。それがリュウガの強さでもあり、見ているこちらとしては少し息が詰まるところでもある。
キオウヒが動いた件については、正直かなりイライラしました。腹痛を演技に使って兄を引き留めるところとか、キオウを思いのままに動かそうとするところとか。キオウ本人がその気じゃないのに、横から一番リスクのある道へ押し込もうとする。
でもキオウがぐらついたのも確かで、最終的に刃物を抜いたのはキオウ自身です。そこにリュウガが静かに入ってきて、刃物をそっと取り上げる——あの場面のリュウガ、怖くはないんですが、止まれないくらい落ち着いていて、こっちが逆に少し怖かったです。
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