ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
ついに最終回です。全61話、長かった。
リュウガが宮廷で生き抜いてきた道のりを思うと、最終回というのが信じられない気持ちもあって。でも今日がその日です。
政権返還、そして最後の願い——太廟でゲンカンに会うこと。
それでは最終回を一緒に見ていきましょう!
大宋宮詞 最終回(第61話)のあらすじ
冒頭は、セイゴとソウジョのいざこざから始まります。
セイゴはソウジョの態度にひどく腹を立て、茶杯を叩き割ります。渡されたお茶で火傷させられたと思い込み、ソウジョを平手打ちしようとします。
このセイゴのイライラ、わかるんですけど、突っ走り方がいつも怖い。
そこに割って入ったのがジュエキで、ソウジョをかばって自分がその一打を受けてしまいます。セイゴは驚いて震え上がりました。
三人はリュウガの前に呼ばれます。
リュウガはジュエキに判断を委ねます。ジュエキは皇后の位を廃することは望まず、一方には反省を命じ、もう一方には褒美の布を与えるという落としどころを選びました。
感情で動かず、大局を見ている。さすがです。
リュウガはジュエキの対処に深く満足します。ジュエキはさらに、自分が目をかけている人材についても話し、いつか必ず登用すると伝えました。
このころ、カクスウシンが国境での大勝を収めたという報告が届きます。ジュエキは褒賞を与え、ソウリヨウも昇進させます。
リュウガは二人に仲良くするよう言い聞かせながら、今こそ政権をジュエキに返す時だと話し始めます。しかし言葉の途中、リュウガが椅子の上で倒れてしまいます。
ジュエキはひどく心配しましたが、リュウガはケイソウにジュエキを止めさせ、翌日には宮廷を出て金明池で静養すると告げます。
体が限界だとわかっていても、最後まで自分の意志で物事を決める。リュウガらしい。
しかしリュウガの病は日に日に重くなっていきます。
やがてジュエキが呼ばれます。イキシンから、ジュエキが離宮していた間のリュウガの苦労と疲労をすべて聞かされたジュエキは、涙が止まらなくなり、リュウガの胸に飛び込みます。
リュウガはジュエキをそっと撫でながら、その場にいる全員に向かって宣言しました。
今日をもって、政権はジュエキに返す、と。
病が回復しないと知ったジュエキの悲しみは深く、それでも気持ちを立て直し、リュウガの言葉に耳を傾け、その思いを受け取ります。
そしてリュウガには、最後の願いがありました。
太廟(宋の皇族の祖先を祀る場所)に入り、ゲンカンの牌位(位牌)に語りかけること——それだけでした。
政権でも名誉でもなく、ゲンカンに会いたい。それだけが最後の願い。聞いた時、胸にじわっと来ました。
ジュエキは大臣たちと協議し、リュウガのために方法を考えます。
数日後、ジュエキはリュウガに特別な衣装を用意しました。帝王の装いに近い形ではあるけれど、まったく同じではない——その絶妙な配慮によって、リュウガは太廟に入ることができるようになりました。
いよいよ太廟へ向かう日が来ます。
リュウガはジュエキが丁寧に用意した衣をまとい、ジュエキに支えられながら太廟の中へ進んでいきます。
ゲンカンの画像が少しずつ近づいてくると、リュウガは自然と歩みを速めます。
気づいたら歩みが速くなっていた、という描写が、言葉よりも雄弁でした。
リュウガはゲンカンの前に深く跪きます。隣にはゲンキツの霊位も置かれていて、ジュエキもともに深く頭を下げます。
リュウガの脳裏に、ゲンカンと出会い、恋をした日々がよみがえります。長い一生、多くの困難を乗り越えてきた。それを聞くジュエキの胸にも、様々な感慨が押し寄せます。
やがてジュエキと僧侶たちは場を離れ、リュウガとゲンカンの二人だけの時間が作られます。
リュウガはゲンカンに語りかけます。
この十二年間、ジュエキのために江山を守り、天下を治めてきたこと。怖かった時もあった、不安だった時もあった。でも、ゲンカンとの約束がずっと支えだった——と。
そしてリュウガは冠を外し、ゲンカンの牌位の前に置きます。長袍(長い上着)を脱ぎ、ひとりで太廟の外へ歩み出ます。
廟の入り口には、まぶしいほどの陽光が差し込んでいました。
目が開けられないほどの光の中で、リュウガはゲンカンの姿を見た気がしました。遠くから、自分を呼んでいる——。
そのままリュウガはジュエキの腕の中へ倒れ込みます。目の端から涙がひとすじ伝いますが、口元には満足そうな笑みがありました。
大宋宮詞 最終回の感想・大結局まとめ
一番よく覚えているのは、太廟の外で光の中にゲンカンを見たリュウガの顔です。
まぶしそうな表情で、でも口元は笑っている。あの場面はきつかった。きつくて、でも良かったとも思いました。
リュウガは最後まで、弱さを人前に見せませんでした。倒れる直前まで自分の足で立っていた。冠を脱いで自分で置いた。長袍も自分で脱いだ。それがもう、この人の生き方そのものでした。
ジュエキに思い切り泣いてもらえていたシーンは、リュウガにとっての「それでよかった」だったと思います。政権を返し、泣いてもらえて、太廟でゲンカンに語れた。十分だったんでしょう。
全61話を通じて印象に残っているのは、リュウガという人物の孤独さです。
ゲンカンを失い、ジュエキを育てながら、常に誰かに疑われ、試され、裏切られてきた。感情を表に出せない立場で、どれだけのものを抱えて生きてきたか。それが最終回の太廟のシーンで、ようやく全部解放された感じがしました。
長袍を脱いでひとりで外へ出るリュウガ、あの後ろ姿が好きです。
61話という長丁場でしたが、ここまでついてきて良かったと思っています。またどこかの配信や再放送でリュウガに出会えたら、また見たい。そのくらい、忘れられないドラマになりました。
太廟の外の光の中で、一瞬だけゲンカンが見えた——その場面がずっと頭に残っています。
コメント