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クルミットです♪
27話は、中秋節の宴での狸猫(りびょう)騒動がメインでした。ギョクジュが仕掛けたと思われる罠が、まんまと自分に返ってきて。あの顔、見てて少しざまあみろって思ってしまった。
でも、それよりワンジのことが気になって仕方なかったです。モクイが去っていって、しかもリュウガから直接伝えてきたのがまた……。
それでは27話を一緒に見ていきましょう!
大宋宮詞 27話のあらすじ
リュウガは寝宮でワンジに、大遼の使臣が帰国した際にモクイも一緒に去っていったことを伝えます。
ワンジの表情が、すっと止まります。
リュウガが「自分の意志であればいいのだけれど」という言葉を添えていたのが、気遣いというか……ワンジへの配慮がにじんでいてちょっとつらくなりました。
一方で、キオウが曹妃の出産を廊下で待ちわびていました。産声が聞こえ、接生婆が男の子を抱えて出てきます。でもキオウの顔は喜ばず、「不该(ふさわしくない)」とひとりごちる。
この場面、何があったんだろうってずっと気になっています。息子が生まれて喜ばない理由が、まだわかりません。
ゲンカンは亡くなった二人の皇子を想い、僧侶を呼んでジーアルのために供養を行います。短い場面でしたが、ゲンカンが静かに悲しんでいるのが伝わりました。
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政治の場面では、オウキンジャクがテイイから婚儀の書を受け取ります。妻は乗り気じゃないですが、オウキンジャクはテイイの息子・テイケンヨウが将来的に駙馬(公主の夫)の候補になりうることを見越していて。娘の縁談としてはむしろいい話だと妻を納得させます。
宮廷の打算的な縁談って、見てるとため息が出ます。
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中秋節の宴が始まりますが、ゲンカンとリュウガはなかなか現れません。実は、ゲンカンの頭痛が再発していたんです。
黄色い鏡に映るゲンカンの苦しそうな顔、リュウガにとってはたまらなかったはず。宴を中止にしたかったリュウガに、ゲンカンは「リュウガが宮廷に来てから初めての中秋節だから」と告げます。
その言葉が、しみじみと良くて。大げさじゃなくて、ただ一緒に過ごしたかっただけっていう、その素直さがゲンカンらしい。
リュウガがゲンカンの頭を木の櫛でほぐしてあげると、ゲンカンは二人が恋に落ちた頃を思い出して微笑みます。頭痛も和らいでいきました。
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ようやく宴に顔を出した二人。ゲンカンがリュウガの手を引いて隣に座らせると、ギョクジュはその光景を見てじりっとしています。
ゲツジに耳打ちされたギョクジュがゲンカンに「リュウガに舞を披露させましょう」と提案すると、今度はエイラクがさらりと切り返す。「琴の腕が優れたギョクジュ様に伴奏をお願いして、リュウガは太鼓を」と。
ギョクジュの顔がぱっと変わって、でも断れなくて。あそこ、エイラクうまかったです。
琴と太鼓の演奏が始まり、宴は盛り上がります。しかしそこへ、屋根から一匹の狸猫が飛び降りてきて。リュウガの前に着地し、驚いたリュウガが悲鳴を上げます。狸猫はそのままギョクジュの膝に乗り移って、ひと爪ひっかいていった。
ソギカンがすぐに刀を抜いて仕留めます。
狸猫は宮廷では不吉の象徴で、ゲンカンはすぐに捜索を命じます。でも何も出てきませんでした。
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ギョクジュの部屋では、侍女が傷の手当てをしています。落ち着かないギョクジュの様子に、何か隠しているものがあるのは明らかで。ゲツジが「チョウケイソウたちの捜索は空振りだった、狸猫は宮外に埋めた」と報告すると、ギョクジュはそれでもまだ不安そうでした。
あの表情、自分で仕掛けておいて怖くなってるやつじゃないですか。狸猫がリュウガじゃなく自分にくっついてくるとは思ってなかったんでしょうね。
ソギカンはリュウガに、今回の狸猫騒動はギョクジュの罠だったと見ています。狸猫がリュウガに飛びかかれば不吉のレッテルを貼りやすい。でもギョクジュ自身が引っかかれたことで、かえって嫌疑がかかりにくくなった面もある。
リュウガには心当たりがありました。以前、皇后の宮にチョウユウの治療で訪れたとき、狸猫を抱えた老宮女を見かけていたんです。でも今朝その宮女に会ったら、舌を切られていた。
舌を切られた宮女の話、さらっと出てきたけど背筋が寒くなりました。誰かが口封じをしたということで、宮廷の闇がまた一枚めくれた感じ。
リュウガは自分がもう深い渦の中にいると気づいています。逃げ場もない、という実感が重い。
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翌日、狸猫の話は宮中の侍女たちの間に広まり、「リュウガが不吉を呼んだ」という噂になっていきます。ワンジはその噂を聞きつけて、宮女たちをぴしゃりと叱ります。噂の渦中にいるリュウガ本人は、「そっちより気になることがある」と動じません。
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ワンジは窓の外を眺めながら、モクイへの想いを整理できずにいました。そこへ、かつての王府の乳母が訪ねてきます。リュウガの言いつけで、体を温める食事を持ってきたという。
乳母はワンジにこっそり教えてくれます。モクイが離れたのはリュウガの命令じゃない。鉄鏡を手放せなくて、自分の意思で行ったんだと。
ワンジはリュウガがずっと自分を気にかけてくれていたことを知っていました。でも乳母から、リュウガが直接言わなかった心遣いの話を聞かされて、また一段と胸に来たようで。
ワンジは乳母を見送ってから、侍女に「リュウガのもとへ行く」と告げます。
大宋宮詞 27話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、エイラクがギョクジュの提案をひとつの言葉でひっくり返した場面です。「琴の腕が優れたギョクジュ様に伴奏をお願いして」って、嫌味でもなく褒め言葉でもなく、ただ理由として使う。このさらっとした切り返し、しばらくそのことを考えていました。
ギョクジュの狸猫の罠は、自分に返ってきた形になりました。仕掛けておきながら、自分が引っかかれて、しかも捜索で証拠も出なかった。痛い目を見ても懲りてなさそうなのがギョクジュで、気が抜けないです。
それより重かったのは、舌を切られた宮女の話。狸猫を抱いていた老宮女が口封じされていて、それをさらっと話すリュウガも、すでに宮廷の論理に慣れてきているのかもしれない。それが少し切なかったです。
ワンジのところは、乳母がモクイの真相を伝える場面が静かに良くて。リュウガが気にかけていたと知って、ワンジがリュウガのもとへ歩き出すラスト、後半の人間関係の中でほっとできる一場面でした。
リュウガ自身が「深い渦の中にいる」と言ったこと。この一言が、27話全体の重さをまとめていた気がします。
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