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クルミットです♪
8話は前半の爆発・逃走から後半の静かな場面へと、がらっと雰囲気が変わる回でした。
公式タイトルは「楊采薇、過去を手放す」。
見終わったあと、そのタイトルの意味がじわじわ分かってきます。
それでは8話を一緒に見ていきましょう!
花間令 8話のあらすじ
前話で楊采薇(ヤン・ツァイウェイ)は矢で狙われました。
ひやりとしましたが、腹に隠していた令牌が矢を受けてくれたおかげで無事です。
令牌がなかったら普通に死んでましたよね。ちゃんと身につけておいてよかったです。
潘樾(パン・ユエ)は蔡升(ツァイ・シェン)と直接交渉します。
「俺が負けたら命をくれてやる。勝ったら、生死坊は人の命を賭け金にするのをやめろ」
自分の命を賭け金に出す、というこの判断。
冷静に考えると相当なことをしています。
蔡升は受けました。
賭けが成立すると、潘樾は生死坊の地図を楊采薇に渡し「一刻後にここを出ろ」と告げます。
その間に蔡升の刺客たちが押し寄せますが、潘樾は全員を一人で片付けます。
しかし楊采薇の姿がなく、潘樾は慌てて探しに向かいます。
楊采薇は船の奥に入り込み、証拠を探していました。
二人が辿り着いたのは五石散(ごせきさん)の精製場所です。
五石散は古代中国の薬物のようなもので、ドラマの中では違法な製品として扱われています。
蔡升が扉を破って追いかけてきます。
そこで潘樾がやったことは何かというと、即席で爆薬を作ることです。
爆薬を即席で作るって、その発想が出てくること自体がもうすごいです。
引火して爆発。
潘樾は楊采薇を抱えたまま船から飛び降ります。
蔡升はそれ以上追いません。
勝ったら勝ち、負けたなら負け。生死坊のルールとして、彼は潔く認めます。
—
二人は助かりました。
でも楊采薇には引っかかりが残っています。
潘樾を殺人犯と思っていたけれど、今のやり取りを見る限り違う気がする。
誤解していたのかもしれない、と。
少し内疚しそうにしている楊采薇が切ないです。
一方の潘樾は、楊采薇の顔を見るたびに上官芷(シャンカン・ジー)の面影を感じます。
上官芷は潘樾にとって大切な人物のようです。
楊采薇と何か関係があるとは思われますが、この時点ではまだ詳細が明かされていません。
—
翌朝、楊采薇は体中が痛くて目が覚めます。
爆発と飛び込みのダメージでしょうか。
横になりながら10年前のことを考えます。
父母は水波紋(すいはもん)という組織に密告されて殺された。
10年後、その組織は「上官芷を殺して口を塞ごう」と動いたが、間違えて別の人を手にかけた。
つまり水波紋は、楊采薇がまだ生きていることを知らない。
身分を隠し続けなくてもいいかもしれない、という考えが頭に浮かびます。
そのとき、潘樾の背中の傷が悪化しているという話が耳に入ります。
上官芷の紅(口紅)の中に生肌散という傷の回復を助ける薬が入っていたことを思い出し、楊采薇はそっと潘樾の部屋へ向かいます。
部屋に入ると、潘樾は上半身裸でした。
阿澤(アジェ)が来たと思い込んでいるため「ちょっと薬を塗ってくれ」と気楽に言います。
楊采薇は一言も声を出さず、黙ったまま薬を塗り始めます。
この場面、好きです。言葉がない分、何かがぎゅっとしてくる感じ。
しばらくして潘樾が振り返り、気づきます。
阿澤じゃない。楊采薇だ。
あわてて服を羽織ろうとして、転んでしまいます。
楊采薇は自分の本当の素性を話したかったはずです。
でもそのタイミングで阿澤が飛び込んできます。郡主から手紙が届いた、と。
楊采薇はそっと部屋を後にします。
廊下を歩いていると、阿澤と凌兒(リンアル)の話し声が聞こえてきます。
潘樾には婚約者がいる。その婚約を守るために潘家とも縁を切ったほどだ、と。
楊采薇の足が止まります。
郡主からの手紙と、婚約者の話。重なりましたね、タイミングが。
そのあと、楊采薇は玉佩を土の中に埋めました。
「自分は死んだ。きれいさっぱり死んだことにする」と言うように。
これが、このエピソードタイトル「楊采薇が過去を手放す」の意味だと思います。
—
話は他にも動いています。
阿江(アジャン)が楊采薇と白小笙(バイ・シャオション)の仲を不審に思い、白小笙に「上官芷のことを知らないか」と問いかけます。
白小笙は「蘭花結(らんかけつ)は楊采薇に教わった。あの日も彼女が代わりに結んで阿江に渡した」と答えます。
銀雨楼(ぎんうろう)との七日の約束が切れるころ、四大宗族が乗り込んできます。
潘樾を問い詰めますが、彼は落ち着き払って真犯人を連れてきます。
陳香主(ちんこうしゅ)の部下で、「楊采薇が陳香主を殺した、その報復だ」と話します。
そして最後。
銀雨楼の若頭・卓瀾江(ジュオ・ランジャン)が現れます。
阿江が銀雨楼の若頭だったとは。楊采薇がどんな顔をしたか、想像するだけで胃が痛いです。
花間令 8話の感想まとめ
一番頭から離れないのは、薬を塗る場面です。
無言のまま、後ろから潘樾の傷に薬を塗る楊采薇。
潘樾は阿澤だと思っているから普通に話しかけたり、礼を言ったりしている。
その空気のなんとも言えないこと。
言えなかったのか、言わなかったのか。どちらとも取れます。
そして玉佩を埋める場面。
婚約者の話を廊下で聞いてしまったあと、楊采薇は泣くでもなく、怒るでもなく、ただ埋めた。
きつかったです、見ていて。
前半は爆発あり逃走ありの派手な展開で、後半はこの静けさです。
この落差が、この回を印象強くしています。
阿江の正体というおおきな衝撃を最後に置いて終わる構成なのに、私の気持ちはずっと土の中の玉佩のそばにあります。
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