花間令 第22話 炎の中で逝った卓父と、雨の岸辺で消えていく船

ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪

22話、正直かなりきつかったです。

銀雨楼でのあの夜、卓父がどう動くかはなんとなく予感していたんですが、実際に見るとやっぱり違いました。それに後半の、卓蘭江が静かにいなくなっていくくだり。派手な展開じゃないのに、ずっと頭に残る回でした。

それでは22話を一緒に見ていきましょう!

花間令 22話のあらすじ

白小笙(バイ・シャオシェン)が楊采薇(ヤン・ツァイウェイ)のもとへ駆け込んできます。卓蘭江(ジュオ・ランジャン)に何かあったのではないかと疑い、その日起きたことを打ち明けました。楊采薇は潘樾(パン・ユエ)との間に秘密はないと伝え、三人で銀雨楼の裏山へ向かいます。布袋に書かれた「卓」の文字を発見し、新鄭書院と銀雨楼のつながりが確実になりました。

潘樾と楊采薇がすぐに水波紋組織の構造を分析し始めると、白小笙は「今すぐ助けに行く」と焦ります。楊采薇が止めに入ると、白小笙は「あなたは私のために危険を冒そうとしない」と責め立てました。

この言葉、刺さりました。焦ってる気持ちはわかるんですが、八つ当たりの矛先が楊采薇なのが……

楊采薇が丁寧に説明すると、白小笙もようやく落ち着きます。

卓父は卓蘭江の名義で潘樾を銀雨楼の宴に招きました。潘樾は「向こうが腹を割るつもりなら行くしかない」と判断します。一方の卓蘭江は、何も食べず飲まずに閉じこもっていました。卓父は息子の状態を気にかけず、「潘樾が死ななければ自分たちが死ぬ」と殺すことを決めていました。

白小笙は楊采薇たちについて行くと言い張ります。以前の彼女なら割に合わないとわかっていたら動かなかった。楊采薇はその変化に気づき、白小笙が卓蘭江を好きなのだと読みます。

でもその恋に未来はない、と楊采薇にはわかっていて……この目線が静かにつらかったです

楊采薇は白小笙に言います。「気持ちを伝えなさい。やって後悔するほうが、逃して後悔するよりずっといい」と。

宴の当日、楊采薇は不安でいっぱいです。潘樾はひとりで銀雨楼へ向かい、楊采薇と白小笙は別動で行動します。一方は鍵を盗みに、一方は厨房へ。

牢に閉じ込められた卓蘭江のもとへは、阿福(アフク)が食事を運んできました。卓蘭江は「みんなが自分を裏切っている」と心を閉じています。ふと気づくと、食事が「四方通順」の形に並べられていました。楊采薇がかつて話していた言葉です。食事の中に牢の鍵が隠されていて、卓蘭江は脱出に成功しました。

銀雨楼では潘樾が卓父と対峙しています。「なぜ黒幕に従うのか、卓蘭江のためだろう」と見抜き、そのまま口にします。

潘樾のこういう直接さ、嫌みに聞こえないのが不思議です。度胸があるというか

しかし卓父は「一緒に死ぬ」と決意していました。大広間に炎が広がる中、潘樾は慌てず卓父に杯を差し出します。郡主の免死令牌(死を免れることを保証する許可証)を見せ、「真実を話せばまだ間に合う」と説得を続けました。

そこへ卓蘭江たちが大広間の外に到着します。孫震(スン・ジェン)に剣を向けられながらも、卓蘭江は一歩一歩前へ進みました。卓蘭江の呼ぶ声が届いて、卓父が揺らぎます。「もう県衙とは争わない。でも黒幕の名前だけは言えない。潘樾、卓蘭江を守ってくれるか」と。

潘樾は「彼は友人だ、守る」とはっきり答えます。一緒に出ようとした次の瞬間、卓父は潘樾を突き飛ばしました。炎の中に残ったまま、卓蘭江に向けて最後の言葉を残します。

「京の人間は恨みを忘れない。自分が死ねばお前は安全だ」

卓蘭江が父を呼ぶ声、見ていてきつかった。卓父のしてきたことへの怒りより、息子への気持ちが先に来てしまって

卓父は炎の中で息を引き取り、すべての証拠も一緒に燃えてしまいました。

その後、卓蘭江は部屋に引きこもり、ひたすら酒を飲み続けます。誰の言葉も届きません。潘樾はわざと怒らせる作戦に出ました。「お父上はあなたを守り続けた。今の姿を見たら怒るだろう」と。それで卓蘭江はようやく酒をやめます。ただ、目の光が消えていました。

白小笙が手作りのスープを持ってきます。卓蘭江は彼女の手の傷跡を見て、黙ってスープを飲みました。

卓蘭江は父のための衣冠塚(遺品を収めた象徴的な墓)を作り、楊采薇を呼び出してそこで謝ります。「父のしてきたことへの罪は一生かけても返せない、許してくれとも言わない」と。楊采薇は、卓父のしたことを忘れることはできないし許すこともできない、でも彼はもう亡くなったから恨みは持たないと伝えました。卓蘭江は「自分には卓家の血が流れている、関係ないとは言えない」と答えます。

この感覚、わかってしまうのが余計つらくて。卓蘭江が自分を責め続けるのがもどかしかったです

翌月の約束の日、卓蘭江は来ませんでした。小間使いが酒を一壺と白小笙への包みを届けに来ます。二人はこれが別れの挨拶だと気づいて慌てて探しに行きました。白小笙は雨の中を一日中探し回り、夕方になって岸辺で遠ざかる船の姿を見つけます。

潘樾が楊采薇を探して来た頃には、白小笙も手紙を残して姿を消していました。「卓蘭江の行き先を知っている」と書かれていました。

その後、潘樾は大々的に銀雨楼を封鎖します。京の人々を安心させるためです。楊采薇と潘樾が、顧雍(グー・ヨン)が死の際に口にした「楊」の字について話していると、誰かが聞き耳を立てているのに気づきました。新たな手がかりになるかもしれません。

スポンサーリンク

花間令 22話の感想まとめ

一番頭に残っているのは、卓父が炎の中に残るシーンです。

潘樾を突き飛ばして、息子の声を聞きながら、一人で燃える大広間に立っている。「息子を守るための選択」だったことは頭でわかります。でも見ていてしんどかった。

卓父のやってきたことはひどかった。楊采薇を何度も傷つけたし、組織の一員として動いていたことも事実です。それでも炎の中であの表情をするから、単純に「悪役で終わり」と言えなくなってしまいます。卓蘭江が「自分には卓家の血が流れている」と言うシーン、その複雑さを全部引き受けている感じがして、胸に来ました。

白小笙が楊采薇に「あなたは私のために危険を冒そうとしない」と言うシーン、正直最初はイラッとしたんですが、楊采薇がその後に言った「やって後悔するほうがいい」の言葉がじわっと響きました。自分の感情をちゃんと整理してから人に言える人ですね、楊采薇。

そして白小笙が雨の中を一日探し回って、最後に岸辺で遠ざかる船を見つけるシーン。あそこが静かで、一番きつかったかもしれません。追いつけない船を見ている白小笙の気持ちを思うと、少し呆然としてしまいました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
運営者情報・編集ポリシー

コメント

コメントする