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クルミットです♪
36話は宣皇后の寿宴(誕生の宴)が中心の話なのですが、序盤から程少商が本当にひどい目に遭います。池に突き落とされ、石を投げられ、蛇まで入れられ。それでも宴では凌不疑と並んで最高の贈り物を届ける。感情の浮き沈みが激しくて、見ているのがきつい場面もありました。
それでは36話を一緒に見ていきましょう!
星漢燦爛 36話のあらすじ
宣皇后の寿宴を任された程少商は、文帝も納得するような献立を仕上げます。でも、気づいてしまいます。あまりに豪華にすると、文帝が推し進めている「質素倹約」の姿勢と矛盾してしまう。
慌てて方向を修正しつつ、宣皇后に「奥様として、優しい口調で、文帝を慕う目で相談してみてください」とアドバイスします。
「慕う目で」という部分に宣皇后が顔を赤くしてたの、なんかかわいかった。自小矜持を保ってきた方が、そんな表情するんだなって。
そこへ五公主が長秋宮を訪ね、寿宴で披露する舞を練習中だと言います。宣皇后が土地の不正占拠について問いただすと、五公主は逆ギレ。「母上は凌不疑と程少商ばかりを贔屓にして、私には何かとうるさい」と。宣皇后は表情を変えて叱責し、程少商に五公主たちを越妃の宮殿へ案内するよう言いつけます。
後花園を通っているとき、五公主の合図で左娘子が突然程少商を池に突き落とします。そばにいた女官たちは助けるどころか、石を投げてくる。
洛済通が「やりすぎると命に関わります」と止めているのに、五公主は「どうせ賤しい命」と笑って流す。このセリフ、本当にイライラしました。貴族の感覚がこういうところに出る。
程少商が岸に向かって泳ごうとすると、今度は池に蛇が投げ込まれます。逃げても追いかけてきて、とうとう噛まれてしまいます。毒ではなかったので命は助かりますが、ぐったりしながら岸に上がったところで五公主たちは立ち去りました。
ひとりになったところへ凌不疑が現れますが、会えた喜びを一方的に話し続けるばかりで、しばらく程少商の様子に気づきません。程少商が背を向けて声を殺して泣き始めてようやく、何かあったと察します。
気づくのが遅い、とは思ったんですが、気づいた瞬間に笑顔が消えて真剣な顔になる速さはさすがでした。
程少商は凌不疑にしがみついて泣き崩れます。落ち着いてから「家族が恋しくなっただけ」と取り繕いますが、凌不疑は信じていない様子。ツボの場所を教えたり、護身術をいくつか伝授したり。数回組み合ううちに凌不疑が程少商を床に押し倒す形になり、じっと見て「本当は何があったのか」と問います。程少商はしばらく黙って、やがて「一つお願いがある」とだけ言いました。
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数日後、いよいよ寿宴当日。
皇子や公主が次々と贈り物を持参するなか、程少商と凌不疑の出番が始まります。程少商が考えた「高山流水」をテーマにした趣向に、凌不疑が自ら琴の演奏で応えます。その場にいた誰もが驚いて、帝后もたいそう喜びました。
三皇子は鉄鉱山の地図を、太子は西域から持ち帰った翡翠の麒麟一対を贈ります。文帝が「用意が行き届いている」と褒めたその瞬間、太子妃がその麒麟の値段を口にしてしまい、場が静まり返ります。
その一言で場が固まるやつ、あるんですよね。程少商がとっさにフォローしていなかったら、もっと気まずくなっていた。
程少商に感謝した太子ですが、席に戻ったとき向かいに曲泠君が座っているのに気づきます。かつての想い人はすでに人妻でした。太子がずっと目で追っていることに、太子妃は気づいています。
そんな重苦しい一角がある一方で、程少商と凌不疑は盃を交わして穏やかな様子で、帝后もそれを見て安堵します。
五公主の舞が失敗に終わったあと、程少商と凌不疑が最後の贈り物を出します。宣侯(宣皇后の父)直筆の詩でした。宣皇后は父の筆跡を見て目に涙をためます。文帝は「二人こそ本当に心を込めて準備した」と言いました。
程少商は凌不疑の手指が傷ついているのに気づきます。琴の演奏を頼んだのは自分なのに、という気持ちのまま、大殿の人々の前で凌不疑の頬にキスをします。殿内が一瞬静まり返りました。袁慎と洛済通は顔色が悪くなっています。
恥ずかしくなった程少商は大殿を飛び出し、後花園の鏡心湖へ向かいます。五公主は酔った五皇子をそこへ向かわせますが、軽口を叩いてきた五皇子を逆に程少商が湖へ引き込みます。
少し話してみると、五皇子は奇妙な知識をたくさん持っていて、世間からなかなか理解されない人物だとわかります。それが自分と似ていると感じた程少商は、五皇子と友達になります。
その頃、大殿では洛済通が凌不疑のそばに来て「間もなく西域へ嫁ぐ」と話しかけますが、凌不疑は相変わらず冷たい。そこへ侍女が飛び込んできて「程少商が鏡心湖で五皇子と密会している」と言い広め、宴の場が騒然となりました。
星漢燦爛 36話の感想まとめ
この話でいちばん頭に残っているのは、宣皇后が父の筆跡を見て涙をこらえていた場面です。
豪華な麒麟より、西域の珍品より、父の字一枚のほうがずっと重かった。程少商と凌不疑はそれをわかっていてこの贈り物を選んだ。あの涙の意味が全部そこにありました。
序盤に池で泥まみれになっていた程少商が、宴ではその宣皇后を泣かせるほどの贈り物を届ける。この落差がきつかった分、終盤は少し楽になりました。
池のシーンはやっぱりきつかったです。直接手を下さずに追い詰めてくる五公主のやり口が嫌な意味でうまい。石、蛇、見物するだけの女官たち。程少商は怒りをぶつける相手もなくて、凌不疑の前でしか泣けなかった。
「家族が恋しいだけ」という言い訳を、凌不疑は信じていない。でも責めない。護身術を教えながらさりげなく寄り添う、その距離感が今回の凌不疑の一番いいところでした。
太子と曲泠君の場面は短いのに後を引きます。彼女はとっくに誰かの妻で、太子には太子妃がいる。宴の場でそれを確認する太子の横顔、しんどかった。
大殿で頬にキスして真っ赤な顔で走って逃げた程少商、その瞬間だけは池で泥だらけになっていたことを忘れていました。
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