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クルミットです♪
35話は、少商の機転と王妗の静かなラストシーンが頭から離れません。文修君の件が思いがけない方向で決着して、その裏でどれだけの人が動いていたのか。じっくり追いかけてみます。それでは35話を一緒に見ていきましょう!
星漢燦爛 35話のあらすじ
宴の席で、袁慎が少商の夫選びについてこっそり陰口を叩いていました。全部筒抜けで少商の耳に届いていて、「あなたは嫉妬しているだけ」とすんなり言い返します。
反論できなかった袁慎、わかる気がする。正論すぎて返せない。
万松柏が凱旋し、王隆が持ち場を離れた真相を持ち帰ります。父・王淳の軍令に従っただけだった。小越候と太子が互いに言い張る中、廷尉府の紀大人が調査を申し出て、袁慎を呼ぼうとしたその瞬間、凌不疑が証拠を持ち出します。
文修君が遠く寿春の小乾安王を援助するために、自ら軍令を偽造していた。それに乗せられた王淳が危ない橋を渡ることになった、という話でした。
文修君、ここまでやっていたのかと。正直驚きました。
皇帝は激怒し、文修君の封号剥奪と自害命令を下します。凌不疑が「王淳も朝廷に残すべきでない」と言うと、袁慎と三皇子が同調。太子が懸命に庇おうとしましたが届かず、王淳父子は庶民に落とされ、財産も没収されました。
朝会の後、少商は凌不疑に温かいスープを届けます。袁慎の顔色が悪い。
王妗が長秋宮の前でひれ伏していると、五公主が嫌がらせに来そうになりました。少商がうまく五公主を遠ざけて、王妗に「命を守りたければ黙っていなさい」とはっきり言います。
少商はその後、寿春の料理を持って皇帝のもとへ。故・乾安王の話をさりげなく出して、皇帝の昔の記憶を引き出しました。乾安王は霍将軍を救って命を落とした人物で、その功績があったからこそ皇帝は文修君を何度も許してきた。少商がさらに宣皇后と文修君の関係に触れると、皇帝は考えを変えます。自害命令を撤回し、終身幽禁に。
料理を持ってきただけのような顔してたのに、全部計算してた。少商の頭の中、どうなってるんだろう。
王妗が幽禁された文修君を訪ねます。少しでも反省してくれると思っていたのに、文修君は「小乾安王こそが頼みの綱」と信じたまま、王族全員の命がかかっていても考えを変えません。王妗は静かな口調で告げます。「あなたが毎日呪っていた宣皇后が、あなたの命の恩人になったんですよ」と。
王妗が泣かなかったのが重かった。怒鳴るよりずっと重い。
宣皇后の誕生宴が近づき、五公主が私腹を肥やそうとしますが、宣皇后はすべて少商に任せると宣言。五公主は「あんな家柄の娘に」と不満をあらわにします。
少商の部屋からいい香りが漂ってきたので宣皇后と五公主が来てみると、少商がサトウキビから糖蜜を作っていました。宣皇后が喜んでいると、皇帝も外から顔を出して大喜び。少商は皇帝と凌不疑には甘いものを分けましたが、五公主には完全に視野に入れませんでした。
五公主を透明人間扱いする少商、この場面はすっとしました。
皇帝が「こういう技術は国中に広めたい」とため息をつくと、少商は「今の国に必要なのは食料と鉄と馬です。この費用は私の懐から出しています」とさらっと答えます。皇帝は機嫌よく、凌不疑に二百戸の食邑を下賜しました。
少商は「功績は自分なのに賞は凌不疑なのか」と少しもやっとします。宣皇后は遠嫁する洛済通の代わりに後宮の管理を少商に任せると提案。五公主が何度も割り込もうとしましたが、帝后どちらにも無視されて終わりでした。
宮を出た五公主は洛済通と出くわし、「少商が宣皇后の寵愛をすっかり奪っている、あなたが凌不疑と結婚できなかったのも当然だ」と吹き込みます。洛済通は平静を装っていましたが、何かが刺さった様子でした。
五公主、場を去った後もこういうことをするのか。タチが悪い。
夜、少商は宣皇后のそばで珠算を習いながら、「功績は自分なのに賞は凌不疑が受けるのが腑に落ちない」と正直に打ち明けます。宣皇后は穏やかに言います。「歴史の中には、名前も残らないまま帝王のために動き続けた人間がたくさんいる」と。
少商はそこで気づきます。夫が太陽なら、自分は星河になればいい。日も月も星も、どれが高いわけでもない。でも、どれかが欠けてもいけない。
この答えに少商が自分で辿り着いたのがよかった。教わって納得したのとは全然違う。
そして凌不疑が少商の荷物を取りに程府へ行くと、部屋はからっぽ。少商はもう自分で全部持ち出していました。
星漢燦爛 35話の感想まとめ
一番頭に残っているのは、王妗と文修君の面会シーンです。
王妗がどれだけの思いであそこに行ったか。せめて「悪かった」と言ってくれると期待して会いに行ったはずなのに、文修君はまったく変わっていなかった。「あなたが呪っていた宣皇后が命の恩人になった」という台詞を、怒らずに淡々と言った王妗の顔。あれはきつかった。
文修君の終身幽禁は、少商の機転で死刑が回避された結果です。でも文修君本人はその恩も感じていなそうで、ある意味それが一番の罰なのかもしれない。
少商が皇帝の前で甘いものを作ったり料理を持ち込んだりしながら、文修君の件をすっと動かしていたのはさすがでした。全部計算なのか直感なのか、少商本人にも半々くらいなんじゃないかと思います。
宣皇后の「星河」の話は、少商にとって必要なタイミングで来た言葉だったと思います。凌不疑がずっと日の当たる場所にいる人間だからこそ、受け取れた言葉でした。
洛済通はこれからどうするんだろう。五公主に吹き込まれてさらっと流せるほど、あの場面は軽くなかった。
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