荊棘の花 第19話 玉佩を返した徐程風「どちらでも離さない」身バレと嫉妬の一発

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19話、色んな方向でものごとが動いた回でした。沈丹青(しんたんせい)の正体が徐程風(じょていふう)の前でほぼ確定してしまったこと、羅雪(らせつ)が杜影(とうえい)を通じて同じ推理に辿り着いたこと、怡親王(いしんのう)が沈自山(しんじざん)の印鑑を盗んで謀略を仕掛けてきたこと。それぞれが別の角度で動いていて、落ち着かない話です。それでは19話を一緒に見ていきましょう!

荊棘の花 19話のあらすじ

欧陽先生を訪ねた沈丹青と徐程風。沈丹青は「月下逢(げっかほう)」という酒の醸造法を欧陽先生に伝えます。お礼として贈られたのは、南朝の名工・周游が描いた絵画でした。この絵の中に、ずっと探している顕影水(けんえいすい)の手がかりが隠されているかもしれないと言います。

欧陽先生が「この人なら信頼できる」と判断した理由が、酒の秘伝を惜しみなく渡してくれたことだからというのが好きです。信頼の積み方がちゃんとしてる。

一方、沈家に滞在している杜影は、沈丹青が羅家の人々の位牌を供養しているのを発見します。沈自山が何かを隠すように彼女を遠ざけようとしている様子にも気づき、不審に感じました。杜影はこの情報を羅雪に伝えます。羅雪はすぐに「羅愛蓮(らあいれん)はまだ生きているのではないか」と考え始めます。祠堂の火災で亡くなったのは羅愛蓮ではなく彬(ひん)だったのかもしれない、と。

羅雪が「沈家に火傷を負った人はいないか」と尋ねると、杜影は以前に沈丹青の首の後ろで見た火傷の痕を思い出します。そこから二人の推理は確信へ向かいます。本物の沈丹青はすでに病死していて、今の沈丹青こそが羅愛蓮本人ではないか、と。羅雪は杜影に「今後は沈家の言葉を信じるな、機会を見て確かめろ」と告げます。

欧陽先生のもとを辞した後、帰り道で徐程風が沈丹青に「なぜ月下逢を醸造できるのか」と再び問いかけます。そして羅愛蓮のものだった玉佩を取り出し、「物を持ち主に返すだけだ」と言いながら渡しました。

首の後ろの火傷の痕を確認して、徐程風はほぼ確信します。問い詰められた沈丹青は否定できませんでした。しかし徐程風の返答は責める方向ではなく、「これまでどれだけ辛かったか」と心を痛める方向でした。自分の前では偽りの姿でいる必要はない、と。

沈丹青が「あなたを巻き込みたくない」と言えば、「だからこそ知って、より良く守りたかった」と返す。

「沈丹青でも羅愛蓮でも、どちらであっても離さない」という言葉、さらっと言うのがずるい。どちらの名前を呼んでも指すのは同じ一人の人だとわかって言ってる。

二人が一緒に戻ってきたのを見た沈自山は、内心複雑な様子です。顕影水の手がかりになる絵のことを報告し終えた後、沈自山は徐程風を一発殴りました。長い時間そばにいたのは自分なのに、という気持ちが出た一発です。徐程風は「感情に公平はない。沈丹青が自分を好きなのも理由があるわけじゃない。殴って気が済んだならまた兄弟でいよう」と言います。

この二人のやりとり、妙にさっぱりしてて良かったです。殴って、言い合って、それで終わり。

沈丹青は沈自山に「徐程風が正体を知ってくれた。全部終わったら迎えに来ると言ってくれた。兄として認めてほしい」と伝えます。沈自山は「したいようにしろ、妹のことはずっと支持する」と答えました。

都から戻ってきた怡親王は、徐程風と沈丹青が二人で行動していたことを知り、三者の関係に目をつけます。失意の沈自山が酒楼で酔っているところを見つけ、隙をついて彼の印鑑を手に入れました。その印鑑を使い、徐程風を弾劾する偽の訴状を皇帝に送りつけます。

徐程風のもとには密告が届きます。聊城(りょうじょう)で重要な証拠を失い、職務を怠ったとして弾劾を受けたとのこと。十日以内に宝の地図の件で重要な手がかりを見つけるよう命じられます。身近な者の裏切りだと疑い始めた頃、怡親王が沈自山のもとへ現れます。「あの訴状はお前の印鑑で書いた。どうせ信頼を失うなら私と組め、沈家の栄光を取り戻してやる」と持ちかけました。

沈自山は断りました。きっぱりと。

帰宅した沈自山は、徐程風と沈丹青がちょうどこの件を話し合っているところに遭遇します。自分から「裏切り者は私だ、怡親王に嵌められた」と打ち明けました。徐程風は「疑っていない、三人の間に裏切りはない」と答えます。

自分から「裏切り者は私です」と言いに行くのは、かなり勇気が要ります。沈自山、ここだけ見るとちゃんといい人です。

一方で杜影は、沈丹青が買ってきた糖葫芦(タンフールー:砂糖がけのサンザシ串)を受け取りながら、内心を悟られないよう普通に振る舞います。「帰る前に酒造りを見てみたい」と言って丹青酒庄についていき、沈丹青が酒を利く仕草を観察しました。その癖が、羅雪の言っていた羅愛蓮のものと完全に一致していることを確認します。

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荊棘の花 19話の感想まとめ

今回一番残ったのは、やはり玉佩を返す場面でした。「物を持ち主に返すだけだ」という一言が、正体を知っているという告白になっていて、しかも責めない。あの渡し方一つで全部言ってしまっている。

そのあと火傷の痕を確認して、問い詰めて、でも出てきたのが「辛かったね」という言葉。責める前に心配が来るんですよね。じわっとしました。

沈自山の一発は、少し切なかったです。ずっとそばにいた人が報われない状況は同情するんですが、殴って「はい終わり」にできる人というのは、ある意味自分の感情の扱いが上手いのかもしれない。引きずらないのが沈自山のいいところだと思います。

怡親王は本当に嫌な人で、酔った人の印鑑を盗んで偽の訴状を作るって相当卑怯です。でも沈自山が自分から白状しに行ったのは、見ていてすっきりしました。

杜影が糖葫芦を受け取りながら内心で観察している場面は、複雑な気持ちで見ていました。悪意があるわけではないのはわかるんですが、沈丹青がわざわざ買ってきた優しさを思うと、少し胸が痛い。杜影自身も、この先どこに向かうのかわかっているのかいないのか。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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