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クルミットです♪
今回は、許七安が思いもよらない形で長公主とご対面する回です。忠誠を誓う相手を変えろと迫られても頑として譲らない意地っ張りぶりと、素顔も知らない相手に一目で心を奪われる単純さ。このギャップがなんだかおかしくて、見ていて飽きませんでした。職場でも急に立場が変わって振り回される場面があり、盛りだくさんの10話です。それでは10話を一緒に見ていきましょう!
大奉打更人 10話のあらすじ
臨安は優秀な人材を自分の陣営に引き入れたいと考えていました。ところが許七安は「誓死追随懐慶」と繰り返すばかりで、懐慶長公主への忠誠を曲げません。これに臨安は面白くない気持ちを抱きます。
そこで臨安は侍女に命じ、拷問の道具で許七安を脅させることにしました。本気で痛めつけるというより、少し脅して心変わりさせようという狙いだったようです。
道具を並べて脅すあたり、けっこう本気度高くて怖いです!
しかし許七安はもともと打更人としてしばらく働いていた身。あらゆる刑具は見慣れていて、脅されたくらいではまったく動じません。何をされても「誓死追随長公主」の一点張りでした。侍女たちもさすがに手詰まりになり、結局は許七安を解放するしかありませんでした。
一晩中痛めつけられたのに、肝心の長公主の顔さえ見ないまま帰されるのは納得がいきません。許七安は臨安の屋敷の門の前に座り込み、長公主に会うまで絶対に帰らないと言い張ります。
一晩拷問されておいて、次にとる行動が座り込みって発想がもう普通じゃないです。
この様子を聞いた臨安は、宮中の人間とはまるで違う許七安の図太さに興味を持ちます。そして望み通り顔を見せてやろうと、自ら出向くことにしました。
初めて臨安の顔を見た瞬間、許七安の胸は早鐘のように打ち、目は釘付けになります。こんな美しい人がこの世にいたのかと、昨夜の苦労がすべて報われた気持ちになったようです。
一晩痛めつけられた相手に一目惚れって、切り替え早すぎませんか?
許七安はその場に跪き、引き立ててくれた恩に感謝を告げ、これからは忠犬のように仕えると誓います。ところが本人は臨安のことを「長公主」だと思い込んでいるだけで、本物の懐慶長公主の顔さえ知らなかったのです。臨安はこれに気づき、詩会で勝つために都合がいいと踏んで、あえて訂正せず長公主のふりを続けることにしました。
打更府に戻ると、上司の李玉春は許七安を室内に閉じ込めて書類仕事をさせるどころか、同僚と一緒に「遊街」に行かせます。中身はただの雀荘通い、つまり麻雀でした。急に待遇が良くなったことに、許七安は長公主が裏で口添えしてくれたのではと勘繰ります。
仕事のはずが麻雀って、この役所ゆるすぎます。
気になった許七安は臨安のもとへ確認しに行きます。臨安はちょうど詩の上の句を手に入れたばかりで、許七安を引き留めておきたい事情もあり、魏淵にこっそり頼んでおいたと調子を合わせました。許七安はすっかり信じ込み、長公主という後ろ盾を得たことに気を良くします。
ところが春風堂に戻ると李玉春の態度は一変。どこで油を売っていたのかと問い詰め、職務怠慢だと言わんばかりに銀鑼まで呼んで罰しようとします。
さっきまで麻雀に行かせといて、今度は怒るってどっちなんですか?
許七安は自分の柔な体では拷問なんて耐えられないと内心焦ります。でも長公主という盾があることを思い出し、開き直って李玉春に食ってかかりました。打更人の仕事の決まりごとには不備がたくさんあると言い放ち、同僚に自室から「白書」を取ってこさせます。
中身を見た李玉春は、指摘された不備が実際に的を射ていたため、しゅんと勢いをなくしてしまいます。この白書、李玉春はそのまま魏淵に持っていきました。魏淵は改良版の制服案まで書かれていることに感心し、さっさと自分の手柄として取り込んでしまいます。
許七安の頑張り、まるっと横取りされてます。
長公主のための詩に集中したい許七安は、数日の休みを願い出ます。家では覚えている限りの知識を必死にひねり出す毎日でした。おまけに従弟の許新年の頼み事まで抱え、体がいくつあっても足りません。叔父の許平志は許七安が長公主に取り入ったと聞きつけ、自分もそこで働けるよう口添えしてほしいと頼み込んできました。五十を過ぎてもそんな夢を見る叔父の姿に、許七安は呆れて首を振るしかありませんでした。
一方、姉の代わりを務めているだけの臨安は、許七安の詩に的確な評をつけて博学なふりを続けるため、家でこっそり詩を猛勉強し始めます。ある日、許七安が司天監(占いや天文を司る役所です)に出向いたと聞いて臨安は青ざめます。よりによってその日、本物の長公主である姉も司天監にいたからです。
この綱渡り感、見てるこっちもそわそわしました。
大奉打更人 10話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、やっぱり許七安が臨安の屋敷の前に座り込む場面です。一晩拷問された後にとる行動が「会うまで帰らない」なのが、もうこの人らしくて笑ってしまいました。普通なら怖くて二度と関わりたくないと思うところなのに、意地でも顔を見るまで動かないという発想がすごいです。
そして実際に顔を合わせた瞬間の変わりようも面白かったです。あれだけ痛めつけられたのに、一目見た途端に心を奪われて忠誠まで誓ってしまうところ、切り替えの早さに驚きました。本人は本物の長公主の顔すら知らなかったというオチには、思わず笑ってしまいます。臨安の側も、面倒事から逃げるどころか都合よく利用しようと開き直る強かさがあって、この二人の噛み合わなさがなんとも言えません。
打更府の場面はコロコロ態度を変える李玉春にイライラしました。麻雀に行かせておいて、帰ってきたら怠慢だと責めるのは理不尽です。許七安が「白書」を盾に反撃したところは胸がすきましたが、その手柄をあっさり魏淵に取られてしまったのは気の毒でした。頑張った分がそのまま誰かのものになるの、切ないですね。
叔父の許平志が自分も長公主のところで働きたいと言い出す場面は、年甲斐もないと分かっていても憎めませんでした。家族総出で長公主人脈に群がろうとする空気、なんだか身につまされます。
そして最後、臨安が司天監で本物の長公主と鉢合わせしそうになる場面には、こちらまで冷や冷やしました。バレたら全部おしまいなのに、涼しい顔を保とうと必死な臨安の顔が目に浮かんで、思わず心の中で「顔に出てるよ」と突っ込んでしまいました。
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