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クルミットです♪
今回は「大奉打更人」第16話です。前回は許七安が投獄されるところで終わりましたが、今回はその後始末というか、周りの人たちがそれぞれのやり方で動く回でした。李玉春の辞任、弟の許新年の必死の行動、そして臨安の予想外すぎる作戦。叔父の許平志の空回りっぷりも気になるところです。それでは16話を一緒に見ていきましょう!
大奉打更人 16話のあらすじ
まず動いたのは李玉春でした。魏淵のところへ行き、自分の身が正しくなければ人を正すことはできない、と辞任を申し出ます。弟子の許七安が大義のためにこんな決着を迎えたことがどうしても許せない、というのが理由でした。
師匠として弟子を守れなかった悔しさ、めちゃくちゃ伝わってきました
李玉春は身にまとっていた官服を置いて、迷いなく去っていきます。魏淵はその間ずっと何も言わず、楼上から様子を見ているだけでした。でも内心では、李玉春は間違った人間ではなかった、だからこそ許七安をこの人のそばに置いたのだ、と静かに納得していたようです。
一方、妹の玲月から知らせを受けた弟の許新年は、家に一大事があると聞いて夜通し駆けつけます。牢獄で許七安に面会するのですが、当の本人はというと、こんな時でも呑気にぐっすり眠っていて、しかも幻の中で武術の稽古をしていました。
牢屋の中でまで修行してるの、この人ちょっと図太すぎませんか
許新年に起こされた許七安は、獄卒から玉石の小さな鏡を受け取るよう伝え、城の東で例の僧侶を探して自分の身に起きたことを伝えてほしいと頼みます。組織の中の「一号」という人物が城内にいて、力になってくれるかもしれないという話でした。
許新年は紹介状を手に、宮中で長公主に会いに行き、許七安の状況を洗いざらい打ち明けます。長公主は許七安が得難い捜査の腕を持っていることを知っていたので、皇帝に取りなしをしようと決めます。
ちょうどそのころ、桑泊近くの永鎮山の廟で異変が起き、侍衛が五人も亡くなっていました。魏淵は現場を確認したあと事件が複雑だと判断し、長公主と会って捜査にもう少し時間をもらえるよう頼みます。
長公主は父である皇帝に会い、許七安の捜査能力を理由に彼を救おうとします。そこへ臨安が割り込んできて、この件は太子に任されることになってしまいました。長公主は表には出しませんでしたが、臨安がまだ許七安のことを知らないと気づき、宮を出たあとにわざと臨安の耳へ噂を流します。
長公主のこの根回し、地味に一番頭いいと思いました
臨安は許七安が上の者に逆らった罪で数日のうちに腰斬りにされると聞いて慌て、すぐに父皇のもとへ駆け込みます。父皇に許してもらうため、臨安は侍女たちが言っていた「面首として召し抱えれば助かる」という話を思い出し、とっさに許七安は自分の面首だと言ってしまいます。面首というのは、身分の高い女性が身の回りに置く男性の愛人のような立場のことです。
この場しのぎの嘘、聞いてるこっちがヒヤヒヤしました
皇帝は驚いて、臨安の母である貴妃を呼びつけます。ようやく「面首」の意味を理解した皇帝の前で、臨安は涙ながらに自分は何も知らなかったと訴えます。最終的に皇帝は、臨安の言葉から許七安が捜査の腕利きだと知り、永鎮山の廟の事件を解決させるために一時的に釈放し、功績で罪を償わせることにしました。
その頃、浩気楼の外では叔父の許平志が牢破りを計画し、丸一日門の前に立ち尽くしていました。普段付き合いのある仲間を頼ろうとしたものの、いざとなると誰も協力してくれません。頼れる人には全部頼み、使える金も使い果たし、結局ひとりぼっちで決行するしかなくなります。自分を奮い立たせるため、布で刀を手に縛りつけるという気合いの入れようでした。
頼れるはずの仲間、肝心な時に全員いなくなるものなんですね
宮中からは許七安の一時釈放と、事件解決後の官職復帰の知らせが下されます。魏淵は楊硯に、李玉春へこのことを伝えて捜査に戻るよう言いつけました。ところが許七安は牢の中で同僚から永鎮山の廟の事情を聞くのに時間をかけてしまい、その間に叔父の許平志は春風堂の前で見回りの打更人に捕まり、こっぴどく殴られて牢に送られてしまいます。
すれ違いざま、許七安は殴られてぐったりした叔父に気づきません。それどころか同僚に、厳しい取り調べで背後の企みを吐かせるよう指示してしまいます。
実の叔父を拷問しろと言っているようなもの、これはさすがに切ない
ようやく家に帰った許七安は、妹や堂弟、叔母までもが自分のことで心を痛めていたと知り、この温かい気持ちに胸がいっぱいになりました。ただ、肝心の叔父がどこにいるのかは誰も知らず、出かける前に「焼き鳥を買いに行く」とだけ言っていたことしか分かりません。許七安、実の叔父がこんな目に遭っているとも知らずに家族団らんに浸っていて大丈夫でしょうか。
大奉打更人 16話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、やっぱり臨安が「面首」だと言い張るくだりです。とっさに出た嘘のはずなのに、それで許七安が救われるというのがなんとも不思議な流れでした。臨安の必死さと後半の涙ながらの言い訳がちぐはぐで、見ていて複雑な気持ちになりましたが、結果としては良かったです。
長公主の動き方も好きでした。表立って口を出さず、噂だけ流して臨安を動かすところ、腹芸というのでしょうか。地味だけど確実に効いています。長公主は本当に賢い人だと思いました。
李玉春の辞任シーンは、静かだからこそ重みがありました。魏淵が何も言わずに見ているだけだったのも、二人の信頼関係を感じました。
一方で、許平志おじさんの空回りっぷりには気の毒すぎて笑えないやら笑えるやらでした。仲間に逃げられ、刀を布で手に縛ってまで気合いを入れたのに、結局捕まって牢に送られる。しかも甥っ子である許七安に気づかれないまま、拷問の対象にされかけているというのが踏んだり蹴ったりです。焼き鳥を買いに行くと言って出たきり戻らないおじさん、こんな肝心なところで行方不明とか本当に間が悪すぎます。
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