君子盟 第20話 あらすじ 陶周風の正体と太后の影、救えなかった無力さに胸が痛む

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科挙の不正事件をきっかけに、隠されていた恐ろしい真実が一気に吹き出してきました。
張屏が子どもの頃からずっと憧れてきた人物の正体も、ついに明かされます!
20年前に起きた摩蘿村の悲劇に太后が関わっていたなんて、想像するだけで背筋が凍りますね。
張り巡らされた復讐の罠に、蘭珏たちもどんどん巻き込まれていきます。
それでは20話を一緒に見ていきましょう!

君子盟 20話のあらすじ

科挙の試験で起きた不正の真相が、ようやく馬廉の口から語られました。
名門の家に生まれた馬廉は、ただ自分の面目を保つためだけに不正に手を出したのです。
都で船頭のような老人から「試験問題を高値で売ってやる」と持ちかけられ、信じ込んでしまいました。
陳子殤を殺した理由も、本当に身勝手なものでした。
くじ引きで「癸酉」を引いた陳子殤が、急に文章を売るのを嫌がったのです。
カッとなった馬廉は、その場で陳子殤の命を奪ってしまいました。

ひとまず事件は片付いた形になりました。
しかし、蘭珏の手元には黒幕である鏡湖先生の手がかりが全く残っていません。
そこで蘭珏は、答案用紙に浮き出ていたカビの謎を張屏に調べてもらいました。
答案をすり替えた手口が分かれば、何かつながりが見えるかもしれません。

張屏が一晩中じっくり調べると、驚くべき仕掛けが判明しました!
試験問題の文字は、墨にもち米を混ぜて書かれていたのです。
指で触ると少しだけネバネバしていて、時間が経つとカビが生える仕組みでした。
試験官の楊伯は、この指先の感触を頼りに柳太傅の問題を引き当てていたのです。

蘭珏の部下に捕まった楊伯は、あっさりと犯行を認めました。
家が貧しくて困っていたところ、邵志からお金を渡されて不正を手伝ったと白状します。
そして、役人の邵志もすぐに自分の罪を認めます。
かつて邵志の両親は、邵志に勉強をさせるために高利貸しから借金を重ねていたのです。
しかし最後は借金取りに追い詰められ、ふたりとも命を落としてしまいました。
その悪質な高利貸しの黒幕こそが、戸部尚書の楚方同でした。

鏡湖先生は証拠を集めて楚方同を罪に問い、邵志の仇を討ってくれた恩人でした。
だからこそ邵志は、鏡湖先生のためなら命を投げ出しても構わないと言い切ります。
科挙の封印や「癸酉」のくじに細工をしたのも、すべて邵志の仕業でした。
受験生の何宣も、鏡湖先生に心酔するあまり蘭珏を試験官から外す手助けをしていたのです。

親を奪われた邵志の過去を聞くと、鏡湖先生を信じ切ってしまう気持ちも分かって胸が苦しくなりました。

蘭珏と張屏は、事件の背景を冷静に分析します。
鏡湖先生は邵志を駒として使うためだけに、大物である楚方同を罠にはめて消しました。
恐ろしいほどの手間と執念です!
そして蘭珏は、鏡湖先生が次に大理寺卿の陶周風を狙っていると推測しました。
陶周風も20年前の摩蘿村の事件に関わっていたのか、胸騒ぎが止まりませんでした。

張屏が当時の事件記録を調べ直すと、とんでもない事実が分かりました。
摩蘿村の記録を最終確認して承認していたのは、他ならぬ陶周風だったのです。
蘭珏は陶周風を救うため、皇帝に死罪を免除してもらおうと考えました。
陶周風を助ければ、鏡湖先生を再びおびき出せるという計算です。

その日の夜、張屏はどこからか響いてくる土笛の音で目を覚ましました。
同室の陳籌は、仕掛けられた眠り香のせいでぐっすり眠り込んでいます。
暗闇の中、張屏の前に謎の鏡湖先生が静かに姿を現しました。
鏡湖先生は、自分が摩蘿族のために行動している事実をあっさりと認めます。
しかし、20年前の知り合いが誰なのかは絶対に言おうとしません。

張屏は、これまで起きた奇怪な事件の数々を鏡湖先生に突きつけました。
二皮匠に吉天の伝説を教えたのも、鳳凰頭を高値で買い取ったのも鏡湖先生です。
それに、玄機を殺害した刺客を放ったのも、すべて鏡湖先生の仕業だと指摘しました。
悪人たちに同じ苦しみを与えて殺すのが、鏡湖先生の復讐の手口だったのです。
鏡湖先生は自分の計画だと認め、張屏に「これ以上首を突っ込むな」と冷たく言い放ちました。
でも、張屏は一歩も引きません!
「どんな理不尽な冤罪があっても、殺しで復讐を止めるべきではない」
張屏は、無関係な人を巻き込むやり方を真っ向から否定しました。

夜の部屋でふたりが向き合う空気、ピリピリして息をするのも忘れるくらい緊張しました!

翌朝、目を覚ました張屏は自分の手元を見て凍りつきます。
そこには、大人気小説『奇詭夜談』の第50話の原稿が置かれていたのです。
しかし、その筆跡はどう見ても陶周風のものでした。
自分が子どもの頃から憧れ続けてきた作者の慕葉生が、陶周風だったのでしょうか?
不正を見逃した役人と正義のヒーローが同じ人物だなんて、張屏は信じたくありません。
そこで張屏は蘭珏に頼み込み、牢獄に捕らわれている陶周風に会いに行きました。

牢獄の中で、蘭珏が「あなたが慕葉生なのか」と陶周風に問い詰めます。
陶周風は首を横に振り、頑なに認めようとしませんでした。
すると張屏が、抑えきれない思いを陶周風にぶつけました。
「私は慕葉生の物語を読んで育ち、人生の目標にしてきました」
もし慕葉生が嘘ばかり書く卑怯な人間なら、読まなければよかったと言い切ります。
純粋な張屏の言葉に心を打たれ、陶周風はついに自分が慕葉生だと白状しました。

20年前、陶周風は大理寺丞として地方から届く事件の記録を調べていました。
ある日、嶺南道から届いた至急の記録こそが摩蘿村の事件だったのです。
その内容を読んだ陶周風は、都で起きた恵安堂の一家惨殺事件との共通点に気づきました。
恵安堂は、二皮匠が復讐したヤブ医者の一家です。
ふたつの事件につながりを感じた陶周風は、恵安堂の現場をこっそり再捜査しました。
すると現場から特殊な毒薬が見つかり、太医署にいた毒の専門家が失踪していたと判明します。

捜査を進めると、摩蘿村の悲劇の直前に、その太医と司天監の玄機、工部の常魏が南境にいた目撃情報が出てきました。
その後、常魏も姿を消し、玄機以外の関係者は全員行方不明になっていたのです。
とてつもなく危険な事件だと分かっても、陶周風は調べるのをやめられませんでした。
そしてついに、二皮匠が太后のお気に入りで、太后のために毒を作っていた事実を突き止めます。
摩蘿村を全滅させたのは、他でもない太后の命令だったのです!

あまりに巨大な悪の正体を知った陶周風は、完全に心をへし折られてしまいました。
正義を貫く慕葉生として物語を書くことができなくなり、筆を折るしかありません。
鏡湖先生が陶周風を恨んでいるのも、真実を知りながら沈黙を守り続けたからだったのです。
陶周風は「20年間ずっと怯えて生きてきたが、もう死からは逃れられない」と静かに語りました。
太后が第50話の原稿の存在を知れば、絶対に生かしてはおきません。

慕葉生が筆を折った本当の理由、あまりに重すぎて聞いていて言葉が出ませんでした。

その直後、本当に太后の使いである宦官が牢獄へと足を踏み入れてきました。
蘭珏と張屏は慌てて物陰に身を隠します。
宦官は太后からの非情な命令を告げ、陶周風に自害を命じました。
陶周風は静かに運命を受け入れ、その場で首を吊ってしまいます。
物陰に隠れた張屏と蘭珏は、目の前で命が消えていくのをただ見つめることしかできませんでした。
ふたりは自分の無力さを痛感し、深い絶望に打ちのめされたのです。

物陰から見ているしかなかった蘭珏と張屏の悔しそうな表情、胸に突き刺さりました。

君子盟 20話の感想まとめ

陶周風が牢獄で首を吊ってしまう場面が、とにかく一番きつかったです。
太后の宦官がやってきて淡々と自害を迫る姿は、冷酷すぎて本当にゾッとしました!
目の前で人が命を絶とうとしているのに、物陰から息を潜めて見ているしかないなんて残酷すぎませんか?
声を上げたら自分たちまで殺されてしまう状況とはいえ、蘭珏と張屏の無力感を思うと胸が苦しくなります。
悪人を裁くはずの牢獄で、真実を知る者が口封じに消されるなんてあんまりです!

張屏にとって、今回の出来事は本当に立ち直れないくらいのショックだったと思います。
ずっと正義の味方だと信じて憧れてきた慕葉生が、目の前で怯えていた陶周風だったのですから。
「嘘の物語なら読まなければよかった」とぶつけた張屏の言葉は、本当に胸が痛みました。
子どもの頃からの夢を壊された悲しみが、表情に出ていて痛々しかったです。
でも、陶周風を責めきれない気持ちも痛いほど分かります。
相手が一国の太后だと知ってしまったら、普通の役人なら口を閉ざすしかありませんよね。
20年間も罪悪感に苛まれながら怯えて生きてきた陶周風の苦しみも、本当に切ないですね。

一方、鏡湖先生の復讐の手口はどんどん常軌を逸してきました!
邵志の親の仇を討って味方につけたやり口といい、何宣を言葉巧みに操る姿といい、恐ろしすぎます。
摩蘿村の人たちがあまりに理不尽に殺されたのは事実ですし、復讐したくなる怒りは当然です。
でも、関係のない人まで巻き込んで破滅させるのは絶対に間違っています!
張屏が言った「殺しで復讐を止めてはならない」という言葉こそが、まさに真理だと感じます。

それにしても、すべての元凶が太后だったとは驚きを隠せません。
毒薬を作らせて村をまるごと消し去るなんて、あまりに冷酷すぎます!
玄機や太医たちを使い捨てにして、真相に近づいた陶周風まで容赦なく始末する冷たさには心底腹が立ちます!
陶周風の死を目の当たりにした張屏が、これからこの巨大な闇にどう立ち向かっていくのか見届けるしかありません。
冷たくなった陶周風を見つめながら、拳を強く握りしめていた蘭珏の悔しそうな横顔が忘れられません。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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