君子盟 第21話 あらすじ 太后が舞台から忽然と消え去り火の海となった呪禁科で張屏と蘭珏が毒に倒れる

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陶周風の悲しい結末から、物語はさらに不穏な空気へと包まれていきます。
宮廷の奥底に隠された過去の闇が、いよいよ表舞台へと姿を現し始めました。
傷心の張屏と、復讐を胸に秘めた蘭珏の進む道から目が離せそうにありません。
それでは21話を一緒に見ていきましょう!

君子盟 21話のあらすじ

陶周風を失った張屏は、悲しみのあまり夜も眠れずにいました。
寝床で何度も寝返りを打ち、部屋に大切に置かれた慕葉生の話本を見つめます。
かつて都へ科挙を受けにやって来た日の光景が、鮮やかによみがえってきました。
寒さをしのぐ綿入れを減らしてまで、荷物に詰め込んだ大切な本たち。
そもそも彼が科挙を目指したのは、憧れの慕葉生の背中を追い、大理寺に入るためでした。

陶周風を失って一人で本を見つめる張屏の後ろ姿、胸がきゅっと締め付けられます

一方、蘭珏も立ち止まってはいませんでした。
従者の旭東を使い、宮中の含元殿に自身の密偵を潜り込ませます。
父の無実を晴らすため、蘭珏は危険を承知で宮中の動きを探る腹を固めていました。
そこへ張屏が蘭府を訪ねてきます。
心の迷いを断ち切った張屏は、摩羅村の虐殺事件の真相を調べ続けると真っ直ぐに告げました。

その頃、朝廷には緊迫した戦報が飛び込んできます。
南棟が嶺南東道へ侵入し、三つの州を略奪したという知らせでした。
民の死傷者は1万人近くに達し、3万人以上の人々が住む場所を失って逃げ惑っています。
あまりに非道な暴挙に、朝廷内は激しい怒りと動揺に包まれました。
本来なら兵を率いるべき王太尉は病に伏しており、朝議に出席できません。
そこで息子の王硯が前に進み出ます。
父の代わりに自分を出征させ、南棟を討たせてほしいと力強く志願しました。

しかし、朝廷の一部からは和談を推す声が上がります。
目の前の危機を避けるため、領土を差し出してでも和睦を結ぶべきだという主張でした。
若き皇帝は民の苦難を思いやり、領土を割譲するような安易な和談を拒みます。
ところが、ここで太后が冷たく口を挟みました。
和談は上策ではないけれど、現状で選べる唯一の策だと太后は言い切ります。
太后の威圧感に押された皇帝は、悔しさを飲み込んで妥協を受け入れるしかありませんでした。

民を思う皇帝の言葉を冷酷にねじ伏せる太后の態度、ものすごく腹が立ちます!

蘭府に戻った蘭珏へ、旭東から新たな知らせが届きます。
含元殿の密偵によると、太監の応熹が馬車を用意し、身の回りの世話係を配置しているとのこと。
蘭珏はその報告を聞き、太后が宮殿の外へ出るつもりだと直感します。
そこへ、朝議のやり取りに怒りを募らせた王硯がやって来ました。
太尉の家に生まれながら国のために戦えない悔しさに、王硯はひどく苛立っています。
気晴らしに蘭珏を伴月楼の酒席へ誘おうとしますが、部屋はすでに予約で埋まっていました。
王硯は落胆し、また次の機会に飲もうと言って屋敷を去っていきます。

蘭珏の脳裏に、ふと記憶がよぎりました。
太后は昔から伴月楼の芝居を好んでいたはずです。
鏡湖先生が現れて以来ずっと宮殿に引きこもっていた太后が、なぜ今わざわざ芝居を見に行くのか?
蘭珏は張屏と共に、伴月楼へ向かって真相を確かめることに決めます。

その夜の伴月楼は、芝居を観に来た多くの客でごった返していました。
蘭珏が楼内を探ると、予想通り牡丹閣と呼ばれる部屋に太后が身を潜めています。
張屏と旭東は手分けして建物の中の警戒状況を調べ始めました。
すると張屏は、太后の周囲に金吾衛が一人もいない異変に気づきます。
金吾衛は一般の観客に変装し、客席の中に紛れ込ませてありました。
太后は自分に危険が迫っているのを承知の上で、あえて無防備を装っていたのです。
危険を冒してまで太后がおびき出そうとしている相手は、鏡湖先生に違いありません。

自分をエサにして罠を仕掛ける太后の度胸、敵ながら背筋が寒くなります

その時、舞台の上で予期せぬ出来事が起こりました。
舞台に立っていた男伶がくじ引きを行い、牡丹閣の貴客を引き当てます。
役者は芝居の台詞に紛れ込ませ、太后を舞台の上へと誘い出しました。
周囲の観客たちも事情を知らずに大声で囃し立てます。
太后は扇で顔を隠しながら、観念したように舞台へと歩みを進めました。
男伶は太后を舞台裏の幕の奥へと導きます。
次の瞬間、客たちの目の前から太后の姿が完全に消え去りました。

劇団の座長は舞台の演出だと慌てて取り繕いますが、太后も役者も戻ってきません。
事態の異常さに気づいた応熹公公は血相を変え、配下に太后を捜すよう怒鳴り散らします。
一部始終を見ていた蘭珏と張屏も、すぐさま捜索へと加わりました。
張屏は周囲を観察し、太后はすでに楼内にはいないと推理します。
楽屋へ踏み込むと、本物の男伶が頭を殴られて気絶していました。
犯人が役者に成り代わり、太后を連れ去ったのです。

二人が伴月楼の外へ飛び出すと、止めてあったはずの太后の馬車が消え失せていました。
馬車の行方を追った二人は、街外れで乗り捨てられた車体を発見します。
しかし馬車の中はすでにもぬけの殻でした。
座席の上には、ぽつんと一羽の紙鶴だけが残されています。
広げた紙鶴には「呪禁科」の文字が記されていました。

暗闇の馬車に残された紙鶴を見た瞬間、犯人の不気味な気配にゾッとしました

蘭珏と張屏は馬を走らせ、呪禁科の屋敷へと急行します。
廃墟と化した敷地にたどり着くと、奥から太后の助けを呼ぶ悲鳴が響き渡りました。
建物は激しい火の海に包まれ、太后は炎の中で孤立しています。
そこへ駆けつけた熊将軍が、迷うことなく猛火の中へと飛び込みました。
熊将軍は身を挺して太后を抱え上げ、間一髪のところで外へ救出します。
燃え盛る現場には、鏡湖先生が残した水器が転がっていました。
壁には太后への怨嗟と、自分は摩羅族の復讐のために現れたという文字が刻まれています。

蘭珏は火災現場の床に残された奇妙な法陣を紙に書き写しました。
その夜、蘭珏は張屏を伴って再び呪禁科の書庫へ足を踏み入れます。
呪禁科は二十年前、儀式の最中に蠱毒が漏れ出して関係者全員が命を落とし、封鎖された禁断の場所でした。
古い書物を捜索していた張屏は、埃にまみれた陣法図を見つけ出します。
その図面は、火の海に残されていた法陣の形と完全に一致していました。
しかし図の周囲に記された文字は難解で、二人には意味が読み解けません。
詳しい調査をするため、二人はその紙片を屋敷に持ち帰ろうとします。
ところが、法陣が描かれた紙片には恐ろしい毒が塗られていました。
呪禁科の門を出て数歩も歩かないうちに、張屏と蘭珏は足元から崩れ落ちます。
二人は地面に倒れ込み、暗闇の中で意識を失ってしまいました。

せっかく手がかりを掴んだのに二人まとめて毒で倒れるなんて、油断も隙もありません!

君子盟 21話の感想まとめ

伴月楼の舞台裏で太后が煙のように消え失せた場面には、本当に度肝を抜かれました!
満員の観客が見守る中で堂々と連れ去るなんて、犯人の手口が大胆すぎます。
太后も護衛を潜ませて罠を張っていたのに、一枚も二枚も上手を行かれてしまいました。

朝廷での王硯の悔しがり方にも、胸が痛くなりましたね。
国が略奪されて民が苦しんでいるのに、出征すら許されないなんてやり切れません。
お父さんの太尉も倒れていて、王硯一人で歯を食いしばっている姿が痛々しかったです。
それなのに太后はあっさりと和談を選んで、皇帝の訴えすら切り捨ててしまいました。
民の命をなんだと思っているのか、あの冷淡さには本気で憤りを覚えます。

鏡湖先生の仕掛ける復讐劇は、回を追うごとに容赦がなくなってきました。
呪禁科をわざわざ選んで太后を火祭りにしようとしたあたり、二十年前の出来事への執念を感じます。
熊将軍が火の中に飛び込んで太后を助け出した瞬間は、思わず息を呑みました。
あの熊将軍の行動力には感心したけれど、太后への恨みはこれで消えるはずもありません。

一番衝撃的だったのは、やっぱり最後の場面です!
法陣の図面を見つけて一件落着かと思いきや、紙に毒を仕込んであるなんて卑怯すぎます。
張屏も蘭珏もあれだけ頭が切れるのに、二人揃って足元から崩れ落ちてしまいました。
倒れた二人が冷たい地面の上でピクリとも動かなくなった姿を見て、嫌な汗が止まりません。
あんな猛毒を吸い込んでしまって二人の体が本当に無事なのか、倒れた蘭珏の青白い顔が脳裏から離れません。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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