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クルミットです♪
今回は本当に見ているのが辛い出来事が立て続けに起きてしまいました。
太子妃がお腹の子を失ってしまい、東宮の中が一気に暗闇に包まれます。
しかもその原因とされた毒の疑いが、よりによって陸文昔に向けられてしまうのです。
信じたい気持ちと疑う気持ちの間で、蕭定権もどんどん冷酷になっていきます。
誰が味方で誰が敵なのか、宮中の罠が恐ろしすぎます!
それでは30話を一緒に見ていきましょう!
鶴唳華亭 30話のあらすじ
蕭定権がすぐに太医を呼びましたが、太子妃のお腹の子は助かりませんでした。
太子妃は深い絶望に沈みます。
我が子を失った苦しみだけではありません。
蕭定権に騙されていたという思いが、彼女の心を激しく切り裂いていました。
部屋の扉の外からは、父である張陸正が娘の体を気遣う声をかけ続けます。
しかし太子妃の涙は止まりません。
皇孫が無事に生まれなければ、天下への恩赦も出ないのです。
それはつまり、投獄されている弟の張紹筠を救う道が消えたことを意味していました。
子どもを失ったばかりの太子妃に、弟の命まで背負わせるなんて残酷すぎます。
太医が太子妃の飲んだ煎じ薬を確認したところ、異物が混入されていたことが判明します。
前日に薬を煎じる作業に関わったのは、数人の雑役と陸文昔だけでした。
蕭定権は厳しい表情を崩さず、すぐに陸文昔たちを捕らえて尋問するよう命じます。
突然の命令に、陸文昔はただ驚くしかありませんでした。
一方、蕭定権は張陸正を連れて大牢へ向かいます。
牢の中では趙壅が意識を取り戻し、傷も少しずつ落ち着いてきていました。
蕭定権は趙壅の前に立ち、黒幕を白状すれば死罪は免除してやると持ちかけます。
ところが趙壅は両耳を手で塞ぎ、まったく取り合おうとしません。
その態度を見た蕭定権は、冷ややかに再び拷問を加える構えを見せました。
痛みに耐えかねた趙壅は、あっけなく態度を軟化させます。
蕭定権は取り乱すこともなく、静かに趙壅へ語りかけました。
自分は無暗に痛めつけたいわけではないと伝えます。
趙壅は誰かに都合よく使われているだけなのだと言い聞かせました。
たとえ蕭定棠を守るために口を割らなくても、蕭定棠の生死を握っているのは蕭定権です。
処分を決める権利を持つのは自分一人だけなのだと告げました。
趙壅の顔に、はっきりとした動揺が浮かびます。
蕭定権はさらに言葉を続けました。
捕らえてある驍騎営の者たちに、すべて蕭定棠の差し金だと証言させることもできる。
そうなれば李柏舟も趙壅も逃げられず、蕭定棠も道連れになるのだと追い詰めます。
もはや逃げ場がないことを悟った趙壅は、すっかり怯えて泣きそうな表情を浮かべました。
軍馬が全部で何頭いるのか、どこへ隠したのかは本当に知らないと訴え出ます。
蕭定権は、趙壅が嘘をついていないことを見抜きました。
求めたのはただ一つ、次の取り調べの場で李柏舟の名前を告発することだけです。
そして趙壅に罪を認める供述書を書かせ、その場で署名と指印を押させました。
趙壅の保身ばかり考える姿には心底イライラします!
同じ牢の片隅では、張陸正の息子である張紹筠が傷だらけで倒れていました。
息子の悲惨な姿を目の当たりにした張陸正は、たまらず蕭定権の前にひざまずきます。
巻き添えを食らった息子をどうか見逃してほしいと、必死に情けを乞いました。
しかし蕭定権は眉一つ動かさず、きっぱりと拒絶します。
私情を挟まない冷徹な態度に、張陸正は深い絶望を味わうことになりました。
その頃、王翁が蕭定権のもとへ報告に現れます。
陸文昔に対して二刻ものあいだ厳しい拷問を続けたものの、何一つ口を割らないと言います。
蕭定権は自ら陸文昔の捕らえられている場所へと足を運びました。
そこにいた陸文昔は髪が乱れ、全身の皮膚が裂けて血がにじみ出ています。
足元の地面には、生々しい血の跡が点々と広がっていました。
それでも彼女の眼差しには、決して折れない強さが残っています。
蕭定権が静かに腰を下ろすと、陸文昔はやっと口を開きました。
太子妃を害してやろうと考えたことは事実だと認めたのです。
しかし手は下さず、手元にあった薬草は火の中に投げ入れて焼き捨てたと訴えます。
その火で腕に火傷を負ったことまで示しました。
しかし蕭定権の疑いは晴れません。
そこへコウ珠が一包みの薬草を手に持ち、部屋へ入ってきました。
陸文昔の部屋を捜索したところ、この薬草が見つかったと差し出します。
陸文昔は呆然として言葉を失いました。
何者かに罠を仕掛けられたのだと察します。
しかし今の蕭定権に何を言っても信じてもらえないと悟り、それ以上の弁明をやめました。
蕭定権は冷たく背を向け、部屋を出ていきます。
真実を白状するまで水も食事も与えるなと命じました。
血だらけになっても折れない陸文昔の目に胸が痛みます。
その夜、弱り切った太子妃が蕭定権のもとへ足を運びました。
陸文昔が自分に毒を盛るはずがないと涙ながらにかばい、許しを求めます。
それでも蕭定権の心は頑なでした。
陸文昔を決して許そうとはしません。
一方、我が子を救いたい張陸正は、取り返しのつかない道を選んでしまいます。
息子を守るため、李柏舟と手を組む密約を交わしました。
手元にあった趙壅の供述書を李柏舟へ密かに渡し、息子の身の安全を買い取ります。
張陸正が立ち去ると、李柏舟は杜蘅を呼び寄せて悪だくみを始めました。
取り調べの場で趙壅に手を下し、命を奪うよう命じます。
趙壅が法廷で死ねば証拠は消え失せ、蕭定権は皇族の親族を拷問で殺した重罪に問われます。
杜蘅は深いため息をつくしかありませんでした。
李柏舟から賄賂を受け取ってしまったあの日に戻りたいと悔やみます。
しかし一度踏み込んだ泥沼から、もう抜け出すことはできませんでした。
息子のために敵の手を取ってしまう張陸正の弱さがやるせないですね。
翌日、趙壅が法廷へ引き出されます。
ところが趙壅は突然証言を覆し、すべての罪は自分一人にあると言い張りました。
裏切りに激怒した蕭定権は、さらに激しい拷問を命じます。
すると趙壅は口から大量の血を吐き、そのまま法廷の床で絶命してしまいました。
法廷で趙壅が血を吐いて倒れた瞬間、息が止まりました!
その頃、過酷な処遇に耐える陸文昔のもとへ、蕭定楷が密かに人を送っていました。
差し入れの食べ物が届けられます。
ここから逃がしてやるとの言伝も添えられていました。
しかし陸文昔はその申し出を拒みます。
今ここから逃げ出してしまえば、太子妃を毒殺しようとした汚名を二度と雪げなくなるからでした。
そこへ蕭定権が扉を開けて入ってきます。
陸文昔は手に持っていた食べ物を隠し切ることができません。
蕭定権は自嘲気味に小さく笑うだけで、食べ物の出どころを追及しませんでした。
手にした酒瓶から自ら酒をあおり、つぶやきます。
最後にはすべて失敗に終わり、妻も我が子も巻き込んでしまったと嘆きました。
蕭定権は、陸文昔がなぜ自分のそばへやって来たのか、その理由を知りたがります。
陸文昔は頑なに口を閉ざし、答えようとしません。
ただ太子妃に毒など盛っていないとだけ告げました。
蕭定権は力なくため息を落とします。
父である皇帝に自らの罪を申し出るため、これから離宮へ向かうと告げました。
自分が帰ってくる頃には、もうお前には会えないだろうと言い残します。
鶴唳華亭 30話の感想まとめ
一番胸に突き刺さったのは、牢の中で傷だらけになった陸文昔と蕭定権が向き合う場面でした。
衣服が破れて血がにじんでいるのに、陸文昔の視線だけはずっと澄んだままです。
薬草を火に投げ入れたときの火傷を見せても、蕭定権の疑いは晴れませんでした。
さらにコウ珠が持ち込んできた薬草の包みを見た瞬間、完全に仕組まれたと悟った陸文昔の表情がきつかったです。
信じてもらえないと分かった瞬間に弁明を飲み込んでしまう姿が、あまりにも切ないですね。
そして趙壅のあっけない最期には言葉を失いました。
前の日にあんなに怯えて供述書に指印を押していたのに、法廷で急に態度を変えるなんて誰が見ても怪しいです。
李柏舟の差し金だと分かっていても、目の前で血を吐いて死なれてしまっては蕭定権の立場がありません。
証拠を握りつぶされただけでなく、皇族を拷問で死なせた罪まで背負わされる展開は見ていて胃が痛くなります。
李柏舟の悪賢さには本当に腹が立ちます!
張陸正の選択も見ていて辛いものがありました。
息子を助けたい一心なのは分かりますが、敵である李柏舟に趙壅の供述書を差し出すなんて悪手すぎます。
太子妃が命がけで保とうとしていたものを、父親が自ら壊してしまった形ですよね。
杜蘅も賄賂を受け取った過去を悔やんでいましたが、後悔しても遅いのです。
太子妃が流産してしまった悲しみも癒えないまま、東宮の空気がどんどん冷え切っていくのが伝わってきます。
陸文昔を疑いながらも、どこかで真実を知りたがっている蕭定権の迷いも苦しいです。
蕭定楷からの差し入れを見つけても怒る気力すらなく、酒をあおる姿にはやりきれなさが募りました。
離宮へ向かう前に背中を向けた蕭定権の寂しげな立ち姿が、頭から離れません。
『鶴唳華亭』第1話で、尚服局の張尚服が太子の儀礼服を点検していた際、足りないことに気づいた装飾品は何か?
『鶴唳華亭』第4話で、蕭定権は盧世瑜の机の上で見つけた辞表をどのように処分したか?
『鶴唳華亭』第7話で、盧世瑜は部屋を訪れた蕭定権の体を何を使って激しく打ち据えたか?
『鶴唳華亭』第10話で、趙貴妃は父の命と息子の名誉を守るためと叫び、懐から何を取り出して見せたか?
『鶴唳華亭』第13話で、射柳の決勝戦において、皇帝自らが放った矢は何を正確に貫いたか?
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