鶴唳華亭 第42話 あらすじ 蕭定権が新皇后に土下座して陸文昔を救い出す苦渋の選択

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前回の結末があまりに不穏で、ずっと胸がざわざわしていました。
皇太子である蕭定権の身に、あまりに過酷すぎる試練が降りかかります。
愛する陸文昔の命を救うためとはいえ、あんな屈辱に耐えなければならないなんて見ていて本当に苦しくなりました。
それでは42話を一緒に見ていきましょう!

鶴唳華亭 42話のあらすじ

蕭定権は、皇帝たちと同じ宴席で酒を酌み交わしていました。
その席で、伯父の顧思林は蕭定権の異変にすぐ気づきます。
甥の手のひらが真っ赤に腫れ上がっていたのです。
顧思林は胸を痛めて、その傷はどうしたのかと尋ねました。
しかし、横から皇帝が冷淡な声で口を挟みます。
全部あいつが自分で殴られたくてやったことだ、と皮肉を浴びせました。
顧思林が皇帝に激怒するのを防ぐため、蕭定権は慌てて口を開きます。
自分の学業が足りなかったから打たれただけです、と作り笑いで言い訳をしました。
伯父を巻き込みたくない一心で、必死に場を収めようとしたのです。

せっかくの宴会なのに、伯父さんの前でこんな嫌味を言うなんて本当に意地が悪い父親です。

一方、捕らえられた陸文昔は侍衛たちに連行されていました。
行く手には何が待っているのか分かりません。
陸文昔は立ち止まり、遠い空を自由に飛ぶ鳥を見つめます。
胸の中には、言葉にできない無数の思いが去来していました。

家宴が進むにつれて、蕭定権は酒をあおり、ひどく酔い潰れてしまいます。
やがて他の参列者たちが全員席を立ち、広間には皇帝だけが残りました。
足元もおぼつかない蕭定権は、ふらふらと父の前まで歩いていきます。
そして、どうか陸文昔の命を助けてほしい、と惨めな姿で必死に頼み込みました。
皇帝は冷たい笑みを浮かべます。
助けてやるに値する理由を言ってみろ、と息子を試すように迫りました。
蕭定権の目には、じわっと涙が浮かびます。
陸文昔を愛しているのです、と震える声で本心を告白しました。
すると皇帝は大笑いします。
そして蕭定権を完膚なきまでに辱める命令を下しました。
新しく皇后となった趙貴妃の前に跪いて頼み込め、と言い放ちます。
あの女がお前を許して陸文昔を放せと言うなら、助けてやるという条件でした。

実の母を苦しめ、自分を追い詰めてきた仇のような趙貴妃です。
そんな相手を母后と呼んで頭を下げることなど、蕭定権には到底受け入れられません。
耐え難い侮辱を受けた蕭定権は、魂が抜けたような足取りで歩き出しました。
一度も振り返ることなく、その場から立ち去ります。

息子の弱みを握った途端に、一番嫌がる土下座を強要するなんて見ていて本当に胸糞が悪くなります!

部屋の出口までたどり着いたとき、蕭定権の足がぴたりと止まりました。
いくら侮辱されても、自分のプライドなど陸文昔の命には代えられません。
今ここで自分が逃げ出せば、彼女は確実に首をくくられて死んでしまいます。
蕭定権はぎりりと歯を食いしばりました。
そして踵を返し、皇帝と新皇后の足元まで戻ってきます。
皇太子としての尊厳も誇りもすべて捨てて、床に両手をついて土下座しました。
どうか陸文昔をお許しください、と頭を下げて哀願します。
新皇后もこの異様な空気に圧倒されたのか、皇帝は蕭定権の願いを聞き入れました。

ちょうどその頃、陸文昔は冷たい侍衛たちに首を絞められかけていました。
首縄が食い込み、陸文昔の意識がまさに途切れようとしています。
そこへ息を切らした蕭定楷が飛び込んできました。
蕭定楷は必死に侍衛たちを怒鳴りつけ、処刑の手を力ずくで止めさせます。
それから間もなく、蕭定権も現場へ駆けつけてきました。
蕭定権は青ざめた顔で陸文昔のそばへ駆け寄り、震える指を彼女の鼻先に当てます。
まだ微かに温かい呼吸が残っているのを確かめると、深く息を吐き出して安堵しました。

首を絞められる直前で定楷が間に合ってくれて、本当に心臓が冷やりとしました。

蕭定権はぐったりとした陸文昔を抱きかかえてその場を去ります。
胸の中には、亡くなった太子妃の最後の言葉が響いていました。
あの心優しい太子妃は、息を引き取る直前、決して陸文昔を傷つけないでほしいと言い残していたのです。
蕭定権の手厚い看病のおかげで、陸文昔は静かに目を覚ましました。
意識を取り戻した彼女を見て、蕭定権はずっと胸に刺さっていた疑問をぶつけます。
太子妃は死ぬ前、なぜお前に向かって跪いたのか?
お前は一体、何者なんだ?
まっすぐ見つめられても、陸文昔は頑なに口を閉ざしたままでした。
私はただの顧内人です、とだけ答えて視線を落とします。
自分の本当の素性も、太子妃との間にあった真実も、何一つ明かそうとしません。
命がけで救った相手がどこまでも心を閉ざしていることに、蕭定権は深く失望しました。
結局、蕭定権はそれ以上何も言えず、寂しそうに背を向けて一人で立ち去ります。
残された陸文昔が部屋を見回すと、そこは宮中の洗濯を一手に引き受ける浣衣所でした。

本当の名前を言えない陸文昔の苦しさも痛いほど分かるけれど、定権のあの寂しそうな背中は見ていられません。

蕭定権が失意のまま自室へ戻ると、そこには許昌平が静かに待っていました。
許昌平の腕には、宮女たちが使う色とりどりの小物がたくさん抱えられています。
宮中の者たちの間では、皇太子が一人の女のために命がけで情を尽くしたという噂が広がっていました。
皇太子はなんと情の深いお方なのだろうと感動した宮女たちが、許昌平を頼って想い文や贈り物を託してきたのです。
思いがけない品々の山を前にして、蕭定権は苦笑いするしかありませんでした。

しかし、許昌平の本当の目的はそんな冗談のような贈り物ではありません。
許昌平は蕭定権の表情からすべてを察したように、皇帝と顧思林の間で交わされた密談を詳細に語り始めました。
そして、朝廷で近々執り行われる献俘礼の儀式が、次の「中書令」の座を誰にするかという政治闘争に直結していると明かします。
中書令といえば、かつて李柏舟が座っていた朝廷の要職でした。
儀式の裏にそんな巨大な策略が潜んでいると知り、蕭定権は強い衝撃を受けます。

許昌平は一体どこまで宮中の動きを把握しているのか、味方とはいえ底知れぬ気味の悪さがありますね。

一方、朝廷を追われた李柏舟の一派にも波乱が起きていました。
張陸正が斉王である蕭定棠の屋敷を訪れます。
張陸正が屋敷に来ていると知った斉王妃は、激しい怒りに我を忘れてしまいました。
汚れた水の入った桶を抱えて駆け寄ると、張陸正の頭上から一気に浴びせかけます!
お前が裏切って父を陥れたくせに、よくもここへ顔を出せたものだ、と狂ったように叫びました。
頭からずぶ濡れになった張陸正は、慌てて逃げ回ります。
蕭定棠は取り乱して泣きじゃくる妻の肩を抱き寄せ、必死になって宥めました。

その頃、浣衣所に送られた陸文昔は、冷たい水に手を浸して洗濯に追われていました。
しかし、そこでも安息は訪れません。
他の宮女たちが、新入りの陸文昔に陰湿ないじめを仕掛けてきます。
宮女たちは洗濯で濁った汚水を、わざと陸文昔の頭から勢いよく浴びせました。
泥水をかぶっても、陸文昔は身をよけることさえしません。
叫びもせず、怒りもせず、ただされるがままに冷たい水を受け止めていました。

斉王妃の怒り狂う姿も凄まじかったですが、浣衣所の陰湿ないじめには心底イライラします!

翌朝の朝廷で、皇帝は突然、蕭定権に献俘礼を取り仕切るよう命じました。
蕭定権はすぐに頭を下げて辞退を申し出ます。
自分はこれまでにそのような重大な儀式を差配した経験がなく、とても務まりません、と断りました。
しかし皇帝は聞く耳を持ちません。
皇太子の務めであると言い張り、早く儀式の草案を書いて提出するよう厳しく命じました。
数日後、皇帝は蕭定権を呼び出し、草案を見せるよう求めます。
ところが、蕭定権の手元には何の書類も用意されていませんでした。
蕭定権は何も提出できず、ただ黙り込んでしまいます。

同じ頃、浣衣所では蕭定楷の配下がひそかに陸文昔の様子を見に来ていました。
重労働で弱り切った陸文昔を気遣い、あれこれと世話を焼きます。
しかし、その特別な扱いが周囲の宮女たちの嫉妬に火をつけてしまいました。
あの女だけどうして男たちに特別扱いされるのか、と宮女たちは憎悪の視線を向けます。

陸文昔は、そんな周りの敵意に目を向ける余裕もありませんでした。
懐から、肌身離さず大切に隠し持っていた小さな私章を取り出します。
それは、蕭定権がかつて彼女に託した大切な印章でした。
冷たくかじかんだ指先でその印章をそっと撫でながら、陸文昔は愛しい蕭定権の面影を思い浮かべます。
家族を失い、身分を偽り、これほど過酷な運命に翻弄されている我が身が悔しくてなりません。
胸の奥から押し寄せるやるせなさに耐えかねて、陸文昔の目から大粒の涙がこぼれ落ちました。

鶴唳華亭 42話の感想まとめ

一番胸が締めつけられたのは、やっぱり蕭定権が新皇后の足元に土下座した場面です。
実の母を死に追いやった元凶でもある相手に頭を下げるなんて、どれほどの屈辱だったでしょうか。
あそこで蕭定権を徹底的に痛めつける父親の冷酷さには、本当に寒気がしました。
自分の息子がそこまでして守りたい女がいると分かったら、普通は少しでも情が湧くものではないですか?
それなのに、あえて一番傷つく方法を選んで踏みにじるあたり、本当に救いようがない親だと思います。

でも、あそこで意地を捨てて引き返した蕭定権の決断は立派でした。
自分のプライドよりも陸文昔の命を選んだ彼の愛は、本物だったと感じます。
間一髪で駆けつけてくれた蕭定楷の行動も大きかったですね。
あのまま数秒遅れていたら、陸文昔は本当に絞殺されていました。
蕭定権が駆けつけて、彼女の鼻に指を当てて息を確認したとき、見ているこちらもほっと息を吐きました。

それだけに、命が助かったあとの二人のすれ違いが本当にもどかしいです。
太子妃がなぜ跪いたのか、お前は何者なのかと問われて、顧内人としか答えられない陸文昔。
自分の正体を明かせば、蕭定権にさらなる災いが及ぶかもしれないと恐れているのでしょうか?
蕭定権からすれば、自分のプライドを全部捨ててまで救った相手に、最後まで壁を作られた形になります。
あの失望しきった蕭定権の背中を見ていると、胸が苦しくてたまりませんでした。

そして送られた先が、あの過酷な浣衣所です。
斉王妃が張陸正に水をぶっかけた場面は、李柏舟の因果応報という気もして少し胸がすく思いもありました。
でも、浣衣所の宮女たちが陸文昔に洗濯水をぶっかける場面は、ただただ不愉快でイライラします!
何も言い返さず、避けることもしない陸文昔の姿が痛々しくて見ていられません。

蕭定楷の配下が親切にしてくれたことが、かえって周りの反感を買ってしまうのも皮肉な展開です。
悪気はないのでしょうけれど、女社会の嫉妬ほど恐ろしいものはありませんよね。
そんな中で、陸文昔が蕭定権の私章を取り出して涙を流す姿には、じわっと心に込み上げるものがありました。
どんなに過酷な目に遭っても、彼女の心の中にはずっと蕭定権がいるのです。
ボロボロになりながら私章を握りしめる陸文昔の冷え切った指先が、いつか温まる日は来るのでしょうか。

華流ミニクイズ謎解き編

『鶴唳華亭』第38話で、蕭定権が皇帝を脅すために示した印章の箱の蓋を陸文昔が開けたところ、中身はどうなっていたか?

華流ミニクイズ名場面編

『鶴唳華亭』第41話で、皇帝の命を受けた許昌平は、蕭定権の手のひらを戒尺で何回叩いたか?

華流ミニクイズストーリー編

『鶴唳華亭』第44話で、王翁が蕭定権の寝所の床から拾い上げ、のちに蔻珠の目の前へ叩きつけた手紙には何が記されていたか?

華流ミニクイズ料理編

『鶴唳華亭』第48話で、皇帝が李重夔に託して蕭定権の元へ届けさせた果物は何か?

華流ミニクイズ人物関係編

『鶴唳華亭』第51話で、父親が蕭定権を裏切るような真似をするのかと問い詰めてきた息子の張紹筠に対し、張陸正はどのように対応したか?

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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