鶴唳華亭 第49話 あらすじ 蕭定権が陸文昔を救い叔父の足を洗う束の間の安らぎと都に響く不吉な童歌

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前回の拷問の危機から無事に助かって、蕭定権と陸文昔のやり取りには思わず口元が緩んでしまいます。
二人が金木犀の香りに包まれる場面は本当に和みました。
しかし、都の路地裏では子どもたちが歌う不穏な童歌が広まり、蕭定権を激しく動揺させます。
大切な叔父を守りたい蕭定権の切実な思いは、無事に届くのでしょうか?
それでは49話を一緒に見ていきましょう!

鶴唳華亭 49話のあらすじ

蕭定権は王翁の手から陸文昔を救い出します。
王翁がわざと陸文昔を死地に追い詰めて始末しようとしていたことを、蕭定権はしっかり見抜いていた。
それでも長年仕えてくれた王翁のプライドを傷つけないよう、十分に面子を立てて事を収める蕭定権。
太子が何としても陸文昔を守る気だと悟った王翁は、引き下がるしかありません。
危機を脱したあと、蕭定権は悪戯っぽい笑顔を浮かべて陸文昔をからかい始めます。
あんなに嘘をつくのが得意なくせに、王翁相手には誤魔化しきれなかったのかと笑いかける始末。
こんな状況でも憎まれ口を叩き合える二人の関係って、なんだか微笑ましいと思いませんか?


意地悪な言い方をしてますけど、無事でよかったっていう安堵がダダ漏れです!

陸文昔は納得がいかない様子で唇を尖らせ、必死になって言い返します。
そんな彼女の生意気な口答えを見た蕭定権は、打たれたお尻に薬を塗ってやろうかと戯れ言を口にする。
それを聞いた陸文昔は真っ赤になって顔を背けます。
蕭定権は満足そうに笑い声を上げながら、さっさと部屋を出て行く。
一人残された陸文昔は、恥ずかしさに耐えきれなくなって布団を頭から被り、ベッドの中で身悶えする。


お尻に薬を塗るって言われて真っ赤になる陸文昔、可愛すぎませんか?

そこへ許昌平から極秘の密書が届けられます。
文を読んだ蕭定権は、すぐに宮中の外へ出る準備を始める。
陸文昔が前にも危険な目に遭ったことを思い出し、一人宮中に残しておくのは不安だったのです。
蕭定権は陸文昔を一緒に連れて行くことに決め、早く支度をするように急かす。
太子が陸文昔をあからさまに特別扱いする姿を見て、王翁は面白くない様子です。
王翁はこっそり従者に言いつけて、わざと小さくて座面の硬い居心地の悪い輿を用意させる。
やがて身支度を整えて現れた陸文昔の美しさに、蕭定権は思わず息を呑んで見惚れてしまいます。
胸が高鳴っているくせに、これ以上もたもたして出発を遅らせたら杖刑にして打ち殺してしまうぞと脅す始末でした。

蕭定権が向かった先は、叔父である顧思林の屋敷だった。
持病の足の痛みに苦しむ顧思林のもとへ、下人が足湯用の薬湯を運んでくる。
お湯に足を浸そうとした顧思林は、自分の足を洗おうと控えていたのが蕭定権本人だと気づいて驚愕の表情を浮かべる。


皇太子自らお湯を運んで足を洗うなんて、叔父上への情の深さにジーンと来ます!

顧思林は、危険を冒してまで屋敷を訪ねてきた甥を心配して叱責します。
蕭定権は、雨や曇りの日に激しく痛む叔父の足の古傷を見つめていた。
どうして自分を避けて会ってくれなかったのですか?
蕭定権がそう尋ねると、皇帝が自分を警戒しているのに太子と会うのを許すはずがないと顧思林は深いため息をつく。
しかし蕭定権は、今の自分は万人の上に立つ太子などではなく、ただ叔父を慕う甥なのだと伝える。

蕭定権は自ら手を伸ばし、顧思林の足を丁寧に湯で洗ってあげます。
前線にいる従兄弟の顧逢恩が元気にしているかを尋ねる蕭定権。
叔父の膝の上に顔をうずめて、束の間の家族の温もりに浸る。
実の母も、可愛い妹も、そして愛する妻も、すべて先立たれてしまった。
大切な家族を次々と失ってきた蕭定権にとって、今目の前にいる叔父は唯一残された肉親です。
蕭定権は、今度こそこの叔父を絶対に守り抜いてみせると心の中で固く誓う。


膝に顔をうずめて甘える姿、孤独に耐えてきた彼を思うと切ないですね。

その頃、屋敷の外では陸文昔がずっと門の前で太子の帰りを待っている。
そこへ許昌平が近づいてきて、一体どうやって太子のそばに残ることができたのかと問いかける。
しかし陸文昔は頑なに口を閉ざし、本当の経緯を語ろうとはしない。
許昌平に対しても心を許さないのは、太子を守るためなのでしょうか?
夜になり、蕭定権は陸文昔を連れて宮中への帰路につきます。
蕭定権は陸文昔が外の人の目に触れないよう、輿から顔を出すことを禁じました。
そのかわり民間の屋台で買ってきた温かい食べ物を、輿の外から手渡してあげる。
秋の夜風に乗って、ふわりと金木犀の甘い香りが漂ってくる。
陸文昔はその香りに気づき、川で行われている灯籠流しを見に行きたいとおねだりします。
しかし蕭定権は、外に出ては駄目だとあっさりと断ってしまう。

ところがそれから間もなくして、蕭定権は大きな金木犀の枝を豪快に一枝折り取ってくる。
そして輿の窓から、抱えきれないほどの枝を陸文昔に差し入れました。
蕭定権は得意げな表情を浮かべながら、あのウズラの刺繍の匂い袋を絶対に他の男に渡してはならないぞと釘を刺す。
不器用で真っ直ぐな優しさに包まれて、二人は顔を見合わせながら楽しそうに笑い声を上げる。


口では駄目って言ったのに、大きな金木犀を折ってくるなんて最高すぎます!

二人が和やかに笑い合っていたその瞬間、町の子どもたちが歌う童歌が耳に飛び込んできます。
その歌声を耳にした途端、蕭定権の表情から笑みが完全に消え去る。
まるで薄い氷の上を裸足で歩いているかのような恐怖と緊張が、一瞬にして彼を包み込みます。

同じ頃、宮中では皇帝が悪夢にうなされて飛び起きる。
新皇后が慌てて駆け寄り世話をしようとするが、皇帝の機嫌の悪さを察して宋貴人に世話を代わらせる。
都に戻った蕭定権は、民間に広がる童歌の出所を急いで調べさせました。
しかしその歌はすでに都中の大通りから狭い路地裏にまで歌い継がれており、もはや隠し通すことなど不可能な状態です。
激しい怒りと焦りから、蕭定権は机を叩いて自らの手を怪我してしまう。
心配した陸文昔が駆け寄り、傷口に布を巻いて手当てを施します。
陸文昔は、町で子どもたちが無邪気に口ずさんでいた童歌の詩句を口にする。
「金の鈴が懸かり、銅の鏡が鋳られ、玄鉄が溶けて鳳凰が出現する。佳人は振り返るのか、顧みるのか」
大敵を前にしたかのように極限まで張り詰めた顔で、蕭定権はこれからとんでもない大事が巻き起こると陸文昔に告げる。


机を叩いて怪我をするほどの取り乱し方、ただ事じゃないのが分かって背筋が寒くなりました!

その頃、宮中の奥深くでは新皇后が姜尚宮と密談を交わす。
二人の口から、この不吉な童歌に隠された恐ろしい意味が明かされる。
皇帝がまだ粛王だった時代、顧思林とは極めて深い盟友関係にあった。
顧家は自らの娘を粛王に嫁がせ、さらに粛王を全力で支援して、本来の皇位継承者であった愍太子を排除し、天下を奪い取らせたのです。
愍太子の名にある「鐸」は大鈴を意味し、現皇帝の諱である「鑑」は銅鏡を意味していた。
愍太子は白い絹の綾を梁にかけられて首を吊らされ、命を奪われた。
そうして現皇帝は玉座に君臨したものの、その皇帝の座は顧家の力に依存して手に入れたものだと、天下の人々の知るところとなっていた。
だからこそ、この童歌が世に出回れば、皇帝は顧思林が過去の恩を蒸し返し、昔の出来事を盾にして自分に圧力をかけてきたと受け取ってしまう。
それは皇帝にとって最も触れられたくない、最大の大罪であり逆鱗でした。
蕭定権は叔父の身を激しく案じる。
明日の中秋節は、顧思林が都を離れて任地へ旅立つことになっている運命の日を迎える。
叔父は本当に無事に、平穏のまま都を立ち去ることができるのでしょうか?
蕭定権の胸には、拭いきれない暗い不安が重くのしかかっていた。

鶴唳華亭 49話の感想まとめ

今回一番グッときてしまったのは、蕭定権が顧思林の足を洗う場面です。
太子の重圧を全部脱ぎ捨てて、ただの甥っ子として叔父の膝にすがりつく姿には胸を打たれました。
母も妹も妻も失って、蕭定権にとって顧思林は本当に最後の砦なんですよね。
雨の日に痛む叔父の足をさすりながら、今度こそ守りたいと願う姿が切なくてたまりません。
天下の皇太子が自らお湯を運んで足を洗ってあげるなんて、どれほど叔父を大切に思っているか胸に迫ります!

それにしても、前半と後半の落差が激しすぎます!
前半の蕭定権と陸文昔のやり取りは、思わずニヤニヤしてしまうくらい微笑ましかったですね。
お尻に薬を塗ってやるってからかわれて、恥ずかしさのあまり布団に潜る陸文昔が本当に可愛い!
外に出てからも、駄目って言ったくせに大きな金木犀の枝を折って輿に入れてあげるツンデレぶりに笑ってしまいます。
ウズラの匂い袋を他人にやるなって威張る蕭定権の姿に、見ているこちらも温かい気持ちになりました。

でも、あの子どもたちの童歌で一気に空気が凍りつきました!
蕭定権の顔色が一瞬で変わった瞬間、何が起きたのかと息を呑みませんでしたか?
新皇后と姜尚宮の密談で童歌の種明かしがされましたが、内容がえげつなさすぎます!
愍太子を死に追いやった過去や、皇帝が顧家の力で即位した事実を当てこするなんて、完全に皇帝の逆鱗を撫でに行っている。
皇帝が顧思林を疑うように仕向けられた罠なのは間違いありません。
こんな恐ろしい歌を一体誰が流行らせたのでしょうか?
明日は中秋節で顧思林が都を出発する日なのに、無事に都を出られるのか心配でたまりません。
激怒して手を怪我するほど取り乱した蕭定権が、陸文昔の手当てを受けながら怯えていたのが痛々しい。
叔父を必死に守ろうとする蕭定権の姿を見ていると、これ以上追い詰めないでほしいと願わずにいられません。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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