双燕秘抄 第27話のあらすじ&感想|“新婚”の茉喜と陳文徳が街へ外出、微妙に距離が縮まる…?

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今回は「双燕秘抄」第27話。前回、陳文徳(ちん・ぶんとく)と“やむを得ない形”で結婚した茉喜(まき)ですが、ひとまず夫婦として外を出歩くシーンも登場します。とはいえ、万嘉桂(まん・かけい)との再会や“危険な刺客”の噂も絡み、まだまだ波乱が続きそうな気配です。
それでは第27話を一緒に見ていきましょう!

双燕秘抄 第27話のあらすじ

街へ外出する二人|茉喜が目撃した“民に慕われる”陳文徳
「新婚生活」といってもギクシャク続きの茉喜と陳文徳。そんな二人でしたが、陳文徳は「屋敷にばかりいては退屈だろう」と気を利かせ、茉喜を連れて街へ出かけることを提案します。
ところが、ふとした場面で、市井の人々が口々に「陳文徳の施政は庶民想いだ」「軍隊も民衆を痛めつけず、むしろ炊き出しや家屋の修繕を手配してくれた」と称賛。茉喜は「これ、陳文徳が金で雇ったサクラでは?」と疑心を抱きますが、そうではなく、実際に避難した人々が戻ってきているという状況に驚きを隠せません。

“乱臣贼子”扱いの陳文徳も、実は民衆から慕われている……複雑な気持ちになる茉喜です。
茉喜、成衣店で思わぬ再会——万嘉桂がこっそり潜入
街の成衣店で茉喜が新しい服を見ている最中、なんと万嘉桂が現れます。久々の対面に戸惑う茉喜。一方、万嘉桂は「無理矢理嫁がされただけで、本当の夫婦にはなっていないはずだ」と信じ、すぐにでも茉喜を連れ出したい様子。
彼は「もし茉喜が離脱しても、陳文徳は鳳瑶を人質に取っているから、そうそう悪戯にはできないはず」と考えているようで、さらに「いつか京州に戻ったら改めて盛大な婚礼をする」と宣言。茉喜はその提案に心揺らぎつつも、今の状況では決断を下せないでいます。そこへ見張りの小武(しょう・ぶ)が近づいてきたため、万嘉桂は去っていき、茉喜は複雑な表情を浮かべるのでした。

久々の“心の拠りどころ”である万嘉桂に会えた茉喜ですが、表情は晴れませんね…。
陳文徳が語る“悲しき過去”|茉喜も共感?
成衣店を出て茶屋へ寄ったあと、陳文徳は茉喜の様子がおかしいと察知し、なだめようと自分の過去を語り始めます。幼い頃、伯父が冤罪を着せられ、親族が勢力争いに巻き込まれて離散。少年だった陳文徳は一度は家を失い、旅の途中で養父も亡くし、大道芸人の手伝いをして食いつないだ…という苦しい経験があったそうです。
茉喜もまた、自分と白鳳瑶が白家で受けてきた迫害や、やむを得ず磬州へ流れ着いた経緯を思い起こし、思わず陳文徳に同情の念を抱きます。陳文徳も「俺はお前にだけは心を許せる。お前を守るし、ずっと一緒にいたい」と言いかけるものの、茉喜は返事を濁すばかり。突然の“近さ”に戸惑いが募ります。

一瞬、二人が気まずいながらも心を通わすシーンに胸キュンですが、すぐにまた複雑な空気が漂いはじめるんですね。
一方、各州の思惑が暗躍|“隗州刺史の娘”との縁談も?
その頃、隗州(かいしゅう)の特使たちは、茉喜と陳文徳の“仲睦まじい様子”を目撃し、「これでは万嘉桂への対抗心が薄れるのでは」「まさか、本当に今の妻を大事にする気か?」と懸念を抱き始めます。隗州刺史の娘との縁組を画策していたため、状況が変わりそうだと内心焦っている模様。
さらに、呉吟(ごぎん)が率いる朝廷軍や明徳侯(めいとくこう)の動きも活発化。磬州の鉄鉱を狙う勢力が続々と集結し、いつ再び戦火が起こるか分からない雰囲気が漂います。

周囲の政治的思惑が、茉喜と陳文徳の“夫婦関係”に影響しそうでハラハラしますね。
茉喜、謎の密書を受け取る…“万嘉桂が救出計画中”!?
茉喜が屋敷に戻ると、小武から「刺客が潜んでいるから絶対に外出するな」と警告されます。茉喜は「ここに閉じこめられるなんて御免だ」と反発。すると侍女・立春(りっしゅん)が「もし刺客が襲ってくれば、その隙に逃げ出せるかもしれません」と耳打ちし、どうやら万嘉桂からの連絡を受けている様子。
さらに茉喜は、立春を介して山長・沈書墨(しん・しょぼく)を邸に招き、“女学の窮状”を救うために陳文徳から援助を取り付けようと考えます。一方で、茉喜はその機会を狙って自分が磬州を脱出する算段も立て始めているらしい…。

「女学を救う」と「自分が抜け出す」の両面を狙う茉喜、なかなか機転が利きますね。
しかし小武が厳重に見張っている上、いつ“刺客”が現れるかも分からない状況。茉喜は果たして無事に抜け出すことができるのか…そこで第27話は幕を下ろします。

双燕秘抄 第27話の感想まとめ

第27話のポイントは、茉喜と陳文徳が外出して“そこそこ”良い雰囲気になる場面でしょうか。これまで何かとぶつかり合ってきましたが、お互いに苦しい過去があったことを打ち明け合い、ちょっとだけ距離が近づく感じに胸がキュンとなりました。 とはいえ、万嘉桂もひそかに行動を続けており、茉喜の心は一枚岩ではありません。政治的にも軍事的にも、磬州が再び戦場になりかねない緊迫感があり、何がきっかけで火蓋が切られるか分からない状況。 茉喜が“刺客騒ぎ”を逆手にとって逃げようとする作戦も、どう展開するのか…目が離せません。
これから茉喜と陳文徳の夫婦関係はどう変わっていくのか、白鳳瑶や万嘉桂の意志はどこに向かうのか。次回以降も波乱続きの展開が予想されます。楽しみに続きのストーリーを追っていきましょう♪

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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