双燕秘抄 第33話のあらすじ&感想|“血の契り”を交わす茉喜と陳文徳、運命はいよいよ最終局面へ!

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「双燕秘抄」第33話では、茉喜(まき)と陳文徳(ちん・ぶんとく)の絆がさらに深まり、文字どおり“生死を共にする”覚悟を交わす衝撃展開が描かれます。万嘉桂(まん・かけい)の猛攻に加え、呉吟(ごぎん)の暗躍も激しさを増し、もう引き返せない雰囲気に…。
それでは第33話を一緒に見ていきましょう!

双燕秘抄 第33話のあらすじ

陳文徳の“怪病”と茉喜の気づかい
前回、謎の病が軍内で猛威を振るい始め、陳文徳もその病に倒れ込んでしまいました。茉喜は懸命に看病にあたり、彼の容体を心配。陳文徳は「お前の優しさが嬉しい」と言いながら、病に苦しむ兵たちのことも案じています。
一方、敵陣では万嘉桂が明徳侯・鐘毓麒(しょう・いくき)の後押しを得ており、呉吟は「今が磬州を落とす好機だ」と主張。しかし、万嘉桂は安易な攻撃を避ける方針。鳳瑶(ほうよう)は「茉喜を助けるためには、もっと積極的に動いてほしい」と焦りを募らせるも、彼は“朝廷監軍”の呉吟を敵に回すリスクを恐れている様子です。

鳳瑶としては、いまだ茉喜が陳文徳の軍にいると思うと、やきもきするのも当然ですよね。
“引き換え”の提案、陳文徳は拒否
万嘉桂は、茉喜さえ返してくれれば陳文徳の逃亡を見逃すという“取引”を提案してきますが、陳文徳はあっさり拒否。茉喜も「彼がそうするはず」と悟っており、まったく驚きは見せません。
実は、茉喜は内心で「以前なら迷ったかもしれないが、今の自分は陳文徳を見捨てられない」と気づきつつあります。そのため、彼女自身も「万嘉桂との再会」より“陳文徳を守り抜く”ほうを選んでいる雰囲気なのです。

一時は万嘉桂に救われたいと思っていた茉喜が、いまや変わりつつある…切ないですね。
立春の誘導で“城外に脱出”…なるはずが
夜更け、侍女の立春(りっしゅん)が茉喜を起こし、「内通者の手配で城門が開くから、すぐに将軍を連れて脱出を」と急かします。そこへ万嘉桂が率いる軍が攻め込んでくる形で混戦に突入。病が完治していない陳文徳は、必死に応戦しつつも弱っており、万嘉桂との再度の対決へ。
茉喜は流れのまま万嘉桂と出会いますが、彼女は「私は陳文徳と一緒に行く」と宣言し、万嘉桂の誘いを拒否。戸惑う万嘉桂を尻目に、茉喜は陳文徳にしがみつき、二人はなんとか退却を余儀なくされます。しかし、その最中に呉吟が放った矢で、茉喜もかすり傷を負い、中毒を起こしてしまうのです。

まさに死線を彷徨うハラハラの展開…茉喜の決断が万嘉桂を驚かせましたね。
“血を分かち合う”契り、茉喜と陳文徳の決意
逃げ込んだ仮の陣営(驛站)で、陳文徳は「自分はもう終わりだ。このままじゃ茉喜まで死んでしまう」と嘆きますが、茉喜はなんと自ら腕を咬んで血を出し、それを陳文徳に飲ませ、“まるで合卺酒(がっこんしゅ)のように”二人の絆を誓います。
「私の命はあなたと一心同体、どこまでも一緒に行く」と宣言する茉喜に、陳文徳も深い感動を覚え、二人はまさしく“夫婦”としての覚悟を固めたように見えます。中毒状態の茉喜が倒れかけ、そんな彼女を抱きしめる陳文徳――ここには万嘉桂が入り込む余地は、もはやありません。

血を交わす行為が衝撃的! けれど、二人の想いが鮮明に伝わるシーンですね。
万嘉桂が“解毒薬”を送るも、降伏条件には屈せず
茉喜への想いを断ち切れない万嘉桂は、「二人分だけの解毒薬」を射込み、陳文徳に投降するよう示唆。しかし、陳文徳はこの条件を突っぱねます。茉喜もまた、万嘉桂の友情とも愛情とも言えぬ申し出を受け入れず、あくまで陳文徳のそばに留まるのです。
呉吟は大いに焦り、「茉喜を救えない万嘉桂などいらない」とばかりに暗躍を進めますが、思うように事が運びません。陳文徳の大軍はすでに壊滅に近い状態で、外には万嘉桂や呉吟の刺客が迫る。果たして二人は、これからどう動くのか――戦場の行方がますます混迷を深めます。

いよいよ最終局面に近づいている感が半端ないですね!

双燕秘抄 第33話の感想まとめ

“血の契り”シーンが胸アツすぎる…
今回、一番の衝撃は、茉喜が自分の血を陳文徳に飲ませて“生死を共にする”誓いを立てるシーン。かつては救いを求める側だった茉喜が、今や自ら彼を救おうとする立場に変わっていて、感情の激流を感じます。

万嘉桂と鳳瑶は切ない立場
二人からすれば、茉喜を助けたいのに、自分たちとの再会を頑なに拒む茉喜。しかも呉吟の意向が絡み合って、援軍側も不穏なムードでいっぱい。このまま“表向きは陳文徳が死ぬか負けるか”を待つしかないのか――非常にやるせないです。

戦局は佳境、陳文徳は“退かずに”突き進むのか…
戦力も落ち、兵には毒が回り、陳文徳自身も万全ではない状況。ここでどう打開を図るのか、“背水の陣”で勝負を仕掛けるのか。それとも茉喜の説得が功を奏して二人だけでも逃げ延びるのか…? 次回が楽しみですね。

みんなが自分の信念と大切な人を守ろうとする様が痛々しいけれど、まさに見応え抜群。次回も必見です!

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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