後宮の涙 第1話 高演が王位を継承!波乱の幕開けあらすじと感想

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今回は『後宮の涙 第1話』について、あらすじと感想をまとめていきます。物語の序盤から早くも宮廷内の対立や後継者争いが激化し、目が離せない展開が続きますよ。

それでは第1話を一緒に見ていきましょう!

後宮の涙 第1話のあらすじ

南北朝時代、各国の皇室や貴族の争いが絶えない時代。年老いた皇上は昭陽殿で鄭美人と酒を酌み交わしている最中に倒れてしまい、これが大きな波紋を呼ぶことになります。

皇后は皇上が中風を起こしたと聞いて急ぎ駆けつけますが、朱太医によると皇上は多度に渡る警告を無視して楽しみにふけっていたことで体調を崩したとのこと。怒りに任せた皇后は鄭美人を杖刑に処し、朱太医にも暗に指示を与えて“わかっているはず”と圧力をかけるのです。

さらに皇后は、高演を宮殿へ呼び寄せ、父親には兵を集めさせるよう密かに命令。すでに長広王である高湛が帰京の途上であると知るも、皇后は「皇上の登基の儀式に余計な人間は要らない」とばかりに排除を目論みます。

やがて皇上は崩御し、後継者不在による政治的混乱が深まっていきます。そんな中、高湛は周囲の反対を押し切り、父皇の姿をひと目見ようと都へ戻る決意を固めます。一方で皇后は高演に王位継承を勧めますが、高演本人は「自分には務まらない」と難色を示す状況です。それでも皇后の強い意志のもと、登基の準備は着々と進められていきます。

母の力強さが際立つ場面ですよね
皇后は侍女として仕えてきた青蔷に内侍局を任せ、大殿では高演を推す娄大人と高湛を推す張相が対立。皇后はわざと取り乱したフリをし、張相を動揺させたところに“ある文”が届けられ、張相は娄家の兵馬に屋敷を囲まれている事実を知りやむなく高演を推すしかなくなります。

しかし登基の儀式が始まった矢先、身にまとった龍袍が急に燃え出し、張相は「天の不吉な兆しだ」と騒ぎ立てます。調べによると、太陽に照らされた酸のついた龍袍が風にあおられ、穴が空いてしまったというのです。結局、この出来事によって登基の儀式は一旦中断されました。

龍袍が燃えるシーンは、まさに波乱の象徴ですね
一方、船で都へ向かっていた長広王・高湛は突然襲撃を受け、川へ落ちて命を落としてしまいます。高演は皇后に「湛の死にあなたが関与していないか」と問いただしますが、皇后は否定。高演は再び登基を決意し、同時に王后・蕭唤雲を貴妃に冊封して政務を皇后同様に執り行わせるよう命じます。そして高湛の死因を十日以内に調査せよとも指示するのでした。

その頃、娄太后は蕭唤雲が皇后の証である“鳳印”を手中に収めたことを不満に思い、青蔷に新たな妃を広く募るようにと命じます。そして、亡き郁皇后の故郷である柔然の者が都に入る可能性を恐れ、城門を厳しく取り締まるのです。

そんな中、蕭唤雲は「高湛の仇を娄氏に少しずつ返してやる」と不気味に笑い、後宮を我が物にしようと意気込んでいます。

嫉妬や復讐心が渦巻く宮廷の恐ろしさを感じます
一方、皇上登基に合わせて用意していた祝いの黒瓷(喜瓷)が不良品となり、陸家は責任問題に揺れますが、娘の陸貞が原因を突き止め、無事に美しい仕上がりを取り戻すことに成功。喜びも束の間、陸家は内部で不正を働いた親族・趙安の処分を巡って騒動が起きます。最終的に、趙安はすべての帳簿を陸貞に渡し、採買の管理権を手放すことに。ここに陸貞の活躍の第一歩が見え始めます。

後宮の涙 第1話の感想まとめ

第1話から波乱の連続で、目まぐるしく情勢が変わっていく展開がとてもスリリングですね。皇后が際立つ行動力で王位継承を主導する姿や、高湛を推す勢力とのぶつかり合いが早くも激化していて、一瞬たりとも油断できません。

母としての強さと、権力を握る者の怖さが同居しているのが印象的でした
一方、蕭唤雲がいずれ後宮でどのように権力を振るうのか、そしてその野望がどんな波紋を呼ぶのかも楽しみです。また、陸貞の頑張りによって窯の不具合が解消されたシーンは少しほっとする瞬間でした。たとえ宮廷が混沌としていても、こうした前向きな努力のエピソードがあると救われる思いがします。

次回は高演が本格的に王として動き出し、後宮や政争の火種がさらに大きくなる予感がします。今後の展開がとても待ち遠しいですね。それでは、次回も一緒に楽しんでいきましょう!

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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