後宮の涙 第47話のあらすじ・感想|陸贞が帳簿の不正を暴く!?

ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪

ついに陸貞が司計司の大規模な帳簿検証に取りかかり、娄青蔷(ろうせいじょう)との直接対決が始まる予感が漂います。
それでは第47話を一緒に見ていきましょう!

後宮の涙 第47話のあらすじ

帳簿調べに着手する陸貞(りくてい)。杜衡(とこう)から「娄青蔷はそう簡単に地位を明け渡さない」と忠告されますが、陸貞はあえて本腰を入れて動き出します。そんななか、丹娘(たんじょう)が妙な姿勢でぶら下がっているのを発見。実は丹娘、係留用の“髪飾り”が重すぎて練習していたとのことで、陸貞は思わず唖然。

そこへ公公が走り込んできて、司計司の秦掌計が娄青蔷と長時間密談していたと報告。さらに戸部から「三年に一度の協力監査をするため、5日以内に帳簿をすべて提出せよ」という奏折が上がるという情報も! 陸貞は「囲魏救趙の策で、こちらが翻弄される前に“将計就計”ね」と考え、計画を進めることにします。

ついに皇上から正式に「7日以内に帳簿を提出せよ」との宣旨が出るや否や、沈碧(しん・へき)は「これで陸貞は大恥をかくわ」と嘲笑。しかし、陸貞は内府局や秦掌計をうまく使い、大量の帳簿も細かく整理していく段取りを準備。王尚儀も、娄青蔷の面前で「これで誰も陸尚宮を逆恨みできまい」と笑みを浮かべ、娄青蔷は苛立ちを露わにして場をあとにします。

沈碧は娄青蔷に「まずは欠損を埋め合わせ、太后に助けを求める。そして丹娘を排除し司衣司を奪うのが第二段階」と助言。あの手この手で仕掛けてきますが、丹娘はアドバイスを受けて、こちらの要求をのらりくらりと交わす“作戦”を展開。
この丹娘のとぼけっぷり、ちょっと可愛くて頼もしいですよね

一方、阿织という女官が丹娘を揺さぶろうとするも、丹娘はますますしらばっくれ、結局何も得られず仕舞い。そんななか、陸貞は王尚儀から「阿织を追い出す?」と訊かれますが、「そこまでするほどでもないし、丹娘にだって勝てないようだから放っておきましょう」と余裕を見せます。それに対し王尚儀は「その冷静さは娄青蔷に似てるかも?」と突っ込みますが、陸貞は「そうですかね?」と苦笑。

やがて帳簿の整理が進み、「娄青蔷が2万両以上を使い込んでいる」と判明。あとは証拠固めだけ、というところで、沈碧は陸貞の部下・玲珑(れいろう)を懐柔しようと地契を差し出す作戦に出ます。動揺する玲珑ですが、陸貞に「冬至を迎えれば良い知らせがある」と言われ、心が揺れながらも帳簿を守る決意を固めるのです。すると夜になって“刺客”が潜入し、玲珑は自ら身を挺して守ろうとして負傷。陸貞は刺客撃退こそ成功しますが、最終的に「最後のページに“すべて返済済み”と陸贞名義の署名がある」という改ざんを仕込まれてしまい、唖然。どうやら玲珑が刺された隙に、誰かが巧妙に書き足したらしいのです。

結局、表向きには「すべて埋め合わされて不正なし」という形になり、陸贞は激怒。「誰がこんな手口を?」と疑念を抱きますが、秦掌計は免職・追放にされており真相は不透明。沈碧は嬉々として「結局陸貞は何も証拠を出せなかったわ」と嘲笑する一方、玲珑に対して「せっかく刺される演技をしたのに、これで終わりじゃないわよ」と圧力をかけます。しかし玲珑は「もう二度と手を貸さない」と突っぱね、沈碧は「いったん乗った“船”からは簡単に降りられない」と脅して去るのです。
最後に娄青蔷と陸貞が顔を合わせ、「結局何も証拠が出ずに終わったね」と嘲笑する娄青蔷に対し、陸貞は「あなたは私より一回りも年上ですし、“娄おばさん”と呼ぶべき?」と皮肉たっぷりに応酬。そうして両者の火花はますます強まっていきます。

後宮の涙 第47話の感想まとめ

今回の見せ場は、陸貞率いる司計司が全面的な帳簿の洗い出しを敢行し、娄青蔷の不正をあばこうとする攻防戦でしたね。
「まるで頭脳戦! 陸貞が落ち着いて対処している姿が頼もしかったです」
一方、沈碧が玲珑を巻き込み、最終的には帳簿最終ページを改ざんして負債を消し去るなど、敵も一筋縄ではいきません。刺客登場のドタバタで玲珑が負傷しながら帳簿を守り切ったのに、結局“陸贞の署名入り”の不正処理をされてしまうなんて、油断も隙もありません。

とはいえ玲珑が沈碧の誘いを拒否し、丹娘がしっかり裏を取ろうと動くなど、陸貞の仲間たちが地道に頑張ってくれているのは救いかもしれませんね。ラストの陸貞と娄青蔷の対決は煽り合いが激しく、ここから先またどんな手段を講じてくるのか気になります。
次回以降、改ざんされた帳簿が逆に娄青蔷を追い詰める証拠となるのか、それともさらなる陰謀が待ち受けるのか、見どころがたくさん。次回も楽しみです!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

コメント

コメントする